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第二十話 ダーはダンジョンのダー

「ドーはドラゴンのドー、レーはレンコンのレー」


一人の赤髪の少女?がダンジョンの中をぶんぶん剣を振り回しながら歩く


「おい、アキラ、ダンジョン内だぞ、ふざけるな」


「そうだぞ、いくら国営のダンジョンだからって油断するな」


「大丈夫だよ、あーマオウでも出てくればちょっとはひりつくんだけどな~」


アキラと呼ばれる赤髪の少女と、魔術師の様な恰好の青年、盾を持った鎧の男


どうやらこの三人はパーティ―を組んでいるようだ


かなり仲が良さそうに見える


「まぁ確かに難易度が低くはあるよな」


「そうだよ!いかにも生まれたてって感じ、張り合いがないよね」


「張り合いがないくらいの方がいいじゃないか」


「えーけどつまんないじゃん、報酬も少なそうだし」


「報酬……宝箱にはランダムで雷切が入ってるって話だろ?」


「ライキリ?ってあの、第三階級の?」


「入る前に言ってただろ、聞いてなかったのか?」


「え、めっちゃいいじゃん、このレベルで第三階級あるんだったら」


「まぁけどあたしはもう武器持ってるから要らないしな~」


「つまんないし、もうここは良いや」


今日、俺のダンジョンには5つのパーティーが入った


適当に名をつけると


初心者三人組、ベテランおじさん二人組、中級者四人組、ケモ耳一人


そして、今見ている「レッド・デッド・アウト」というパーティーだ


今日、俺は宝箱に第四階級の武器を追加して、何の考えも無しにダンジョンを開こうとしていたが


騎士の剣(第四階級)×1、五万G


騎士の鎧(第四階級)×1、五万G


狩人の弓(第四階級)×1、五万G


祈りの宝玉(第四階級)×1、五万G


合計20万G


70万G-20万G=50万G、残金50万G


普通に止められた、ダンジョンは俺が思っているよりも貴重らしい


まぁダンジョンを作れる魔王が七人しかいないのだからそりゃそうか


で、とりあえず今日は5パーティーだけを入れる事にした


というかこれが限界


その5パーティ―はダンジョンに入りたい人を募り、抽選という名の出来レースで決めた


幅広い層から意見を得るために、初心者(第五階級)、ベテラン(第四階級)、中級者(第四階級)、ソロ(第三階級)、上級者(第二階級)って感じで良さそうなパーティーを選んだ、第二階級以外は


幸い、ユーラテリア王国で新たな魔王が誕生し、同盟を結び、国営ダンジョンとして開放するという旨がかなり前から周知されていたらしく、選び放題だった、第二階級以外は


ちなみに、国営ダンジョンって言うのは国によって管理されたダンジョンの事、この国は人間の国という意味で、例えば魔王が作った国ゴルゴンが運営するダンジョンは国営ダンジョンとは言わないらしい


で、今、色んなパーティーが攻略している様子を見ている、迷宮支配の応用だ


各々の戦闘状況としては


初心者三人組「骸骨はギリギリ倒せる、騎士狩人にはかなり苦戦」


ベテランおじさん二人組「戦闘無し」


中級者四人組「骸骨余裕、騎士狩人は余裕ではないが倒せる」


ケモ耳一人「楽勝」


レッド・デッド・アウト「余裕」


といった感じだ


そして各々感想は


初心者三人組「死ぬかと思ったけど、第四階級の武器が出た嬉しい!」


ベテランおじさん二人組「鉱山があるのが嬉しい」


中級者四人組「雷切欲しい」


ケモ耳一人「?」


レッド・デッド・アウト「つまらない」


今の所、中級者(第四階級)以下は満足しているようだ、ケモ耳は分からない


二人以上だと会話とかで感想が分かるが、一人だと喋らないから感想が分からないという事に気づかなかった俺は馬鹿なのかもしれない


そして上級者、レッドデッドアウトはつまらないという評価だ


まぁ初心者用ダンジョンとして設計しているのだからそりゃあそうなんだが


つまらないという評価が出るのは意外だった


そんな娯楽みたいにダンジョンに潜る奴もいるんだな、と


まぁ上級者まで行くと、金とかそういう物じゃない物を求めているんだろう


つまらない、か、第二階級の人間を満足させれる魔物なんて召喚できないしな


うーん、うーん



俺がいけばいいじゃん―――



名前 フロスト


職業 白の魔王


二つ名 無し


持ち物 50万G


眷属 シロ、骸骨420体、エルフ、骸骨騎士3体、骸骨狩人6体


能力 召喚、迷宮支配


適性魔術 氷を生み出し、操る(名称不明)



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