第十話半 報告事項
《番外編は基本、地の文無し、会話のみで進みます、通話、もしくはチャットの様な認識で読んでいただけると幸いです》
A「何があった?」
B「白薔薇が討伐されました」
A「白薔薇が?嘘は辞めろ、あいつは五章辺りのボスの予定だろ」
B「いえ、討伐されました」
A「……何があった」
B「こちらを」
A「……こいつ、前魔王の素材を使わなかった?馬鹿なのか?」
B「本来、自分が指揮官の様な立場で遊ぶゲームが普通にアクションゲームになってますね」
A「猶予1Fってどこの格ゲーだよ、これじゃベータテストにならないじゃないか、どうするんだ」
B「これは一種の例外としていいんじゃないですか、ある程度なんでもできるのがこのゲームの売りですし」
A「ストーリーが狂うぞ」
B「自立型AIを搭載してるんですから、ある程度は当たり前じゃないですか」
A「ある程度は、だ」
A「これはそのレベルを超えている、やはり、もう少し精神操作システムを強く……」
B「まぁこれからダンジョン運営が始まるようですし、大丈夫何じゃないですか」
A「次のボスは金の魔王、強欲「フレディ・ゴールド」だぞ!白薔薇なんて比にならない、あいつに前魔王の遺品を使わずに勝てるのなら、バグ以外の何物でもない」
B「そこで詰んだら、そこまででしょう、私はなんとなく感じますけどね」
A「何をだ」
B「なんでしょうね、分かりません」
A「馬鹿馬鹿しい、やはり、少し精神に手を加えろ、話はこれで終わりだ」
どうも、孤宵です
この話は時系列的には、十話の途中の話です
ここまで読んでいただきありがとうございました、もしよろしければ
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