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大好きな幼馴染が兄貴と結婚の約束をしているんですけどそれがまさかの…

作者: 猫の集会

 オレには、二つ年上の真輝斗まきとという兄貴がいる。

 

 背が高くてカッコよくて、頭もいい。

 

 おまけにスポーツも万能だ。

 

 兄貴は、いったい前世でどんなおこないをしてきたのでありましょうかね?

 

 …

 

 そんな真輝斗をいち早くゲットしたのは、オレの同級生、かつ幼馴染のアカネだ。

 

 アカネは兄貴と将来結婚をする約束をしている。

 

 それも一度ばかりじゃなく、何度も

「真輝斗兄、将来結婚しようねー」

「ねー」

 ってさ…。

 

 おままごとみたいにみえているのは、オレだけだろうか…。

 

 いや、むしろアカネは安心したいのかもしれない。

 

 モテモテの兄貴が、いつか離れてしまうんじゃないかって不安だから、常に確認をしているのかもしれない。

 

 でさ…

 

 兄貴は、大学生だからサークルとかで帰りが遅いんだよねー。

 

 だからってアカネは、いつも兄貴が帰るまでオレの部屋でくつろいでいる。

 

「ねぇ、真那也まなやーゲームしよー」

 ってな感じでさ。

 

 でも、それがオレはイヤではない!

 

 なんなら…少し、いや…ほんとはめっちゃうれしいのです。

 

 だって…オレ、アカネといるとすっごく楽しいし、癒されるんよねー。

 

 まぁ、簡単に言ってしまえば好きなんです。

 

 オレ、アカネが好きなんだよ。って、夢では何度も告白してございます。

 

 夢では…ね。

 

 しかし、夢じゃない時に告白なんてするわけがない。

 

 だって…ね?

 

 ひゃくぱーフラれるのに、わざわざ自らズタボロになる必要ないもんね。

 

 てことで、オレは大好きな幼馴染のアカネとほぼほぼ毎日夕方は、一緒にゲームをして過ごすのです。

 

 で…なんだか最近アカネが、かわいい服を着てオレの部屋に来ることが多くなった。

 

 モコモコの部屋着なんですけど、それがまた…かわいい毛皮を背負った動物みたいでさ…なんとも言えない可愛さなんよ。

 

 ウサ耳がついたパーカーとか着てたりすると、もう…もうさ……。

 

 ただでさえかわいいのが、倍増するんだからね…。

 

 ヤバいですって…。

 

 だから、オレはつい…ゲームの合間のおやつ休憩のときにさ、

「その服、似合ってるね」

 って言ってしまいました。

 

 そしたら、

「えっ♡うれしい♡」

 って言われたんです。

 

 その反応…オレもうれしい♡ってなりましたね。

 

 まぁ、なっただけで…なっただけなんですけどね…。

 

 そんなオレたちは、実は高校生なのですがアカネとオレは別々の高校です。

 

 

 

「あー、真那也今のずるー」

「へへーん」

 ってな感じでいつも通り遊んでおります。

 

 で、オレはトイレに行きたくなったのでおトイレにまいろうといたしました。

 

 するとそこに、桃がどんぶらこーってくるわけなくて、オレの携帯に友達からメッセージが届いた。

 

 友達のあいみから、

(明日は、デートだから忘れないでねー)

 と。

 

 オレたちの目の前に携帯があったから、アカネも思わずオレの携帯を覗き込んでいた。

 

「あー、今見たなー?」

「え、あ…ごめん」

「うそだよ。みても構わないよ」

「あ…うん。てか、ゲーム終わりでいいし、返信してくれて大丈夫だよ」

 と、オレに気をつかうアカネ。

 

「あー…あとでな」

 返信の前におトイレ直行。

 

「えっ、返信しないの?」

「あー、とりあえずトイレ」

「とりあえずビールみたいにいうね」

 ってアカネは、笑った。

 

 

 トイレから帰るとアカネが、

「早く返信しなよ?てか、明日って…出かけるんだ?」

 と、なんだか寂しそうに聞いてきた。

 

「あー、明日出かけるからゲームできないけど…兄貴いるから大丈夫だよ。」

 って教えてあげた。

 

 だって、オレはただの暇つぶし要員ですからね。

 

 するとちょうどタイミングよく兄貴がご帰宅した。

 

 

「あ、じゃあ…わたし行くね。明日…晴れるといいね」

 

 とアカネは、笑ったかと思うとすぐ真顔に戻ったのをオレは見逃さなかった。

 

 どうしたのだろう?

 

 少し違和感をもちつつ…でも、気のせいかな?とも考えた。

 

 だって、大好きな兄貴がご帰宅だもんな。

 

 

 アカネは、兄貴が帰ると必ず兄貴の部屋に行くけど、結構すぐに家に帰るんだよねー。

 

 なんなら、オレの部屋にいる方がなげーよって思う。

 

 

 しかし…長さじゃないのじゃろう。

 

 ワシは、知っておる。

 

 部屋できっと、チュってしておるんじゃってのぅ。

 

 オレの部屋では、数時間ゲーム。

 

 兄貴の部屋では、数分の滞在。

 

 

 しかし‼︎

 

 その数分の間に濃厚なキスやハグが行われているのだとすれば、そっちの方がよっぽど激アツタイムだろう。

 

 イチャイチャタイムは、オレの部屋じゃない‼︎

 兄貴の部屋で起きているんだ‼︎

 

 ってことですね。

 

 まぁ、アカネになにかあったらオレが責任をとる‼︎って息巻いておりますが、たぶん何もないです。

 

 

 って思っていたら、やっぱりアカネの様子が変なんです。

 

 オレが友達と遊んだ次の日、アカネはオレの部屋にやってきました。

 

 そして、元気がないんです。

 

 だから、オレは栄養をあげたく

「どうした?ハグでもしてやろうか?」

 って冗談で言ってみた。

 

 すると…

 

「うん」

 って返ってきた。

 

 えっ?

 うん⁇

 

「えっ…いや、冗談だよ」

「あ、そうなんだ…そうだよね」

 と、力なく笑うアカネ。

 

「なんかあった?」

「あったよ。ついにフラれた」

 

 と、いきなり爆弾発言するアカネ。

 

 

 兄貴…

 

「オレ、兄貴に電話してやるよ」

「ううん…大…丈夫」

 そう言いながらもポロポロ涙を流すアカネ。

 

 全然大丈夫そうじゃない。

 

 

 ずっと結婚しようって言ってたのに…いきなりフラれるって…

 

 だから、最近兄貴の部屋にいる滞在時間が短かったのかな…?

 

 イチャイチャタイムじゃなかったってこと?

 

 てか、今はそんなことどうでもいい。

 

 とにかく泣きじゃくるアカネにティッシュを渡して、落ち着くまでじっと側に寄り添った。

 

 泣いている時に色々聞いてもね…辛い傷をさらにえぐるようなものだし…。

 

 

 …

 

 しばらくするとアカネは、自ら話をしだした。

 

「あのね、実は…ずっとわたしのこと脈無しって知ってたよ」

 と。

 

 え…

 

 そうなん?

 

 兄貴め‼︎許さん‼︎

 

 ずっと結婚しようってアカネに言ってたくせにっ‼︎

 

「オレ、やっぱり兄貴に…」

 

 オレは兄貴に電話してやろうと携帯を握りしめた。

 

「違うの…真輝斗兄を責めないで。」

 

 …アカネ。

 

「じゃあ、このまま泣き寝入りかよ?」

「うん…仕方ないよ。だって真那也が悪いんだからね?」

 

 

 ん?

 

 いきなりのオレのせい…

 

 オレがちゃんと兄貴をガードしてなかったってこと?

 

 全力で阻止しろ‼︎ってこと?無理っすよ…そんな…

 

 だって兄貴からすべての女子をシャットアウトとか…

 

 四六時中一緒ってわけにもいかないもんでね…。

 

 

 

 

 …

 

「アカネ…ごめん」

 

 …

 

「謝られると……辛いし…余計切なくなるよ……」

 

 と、またも号泣。

 

 そんなアカネを慰めるべく、オレはそっとアカネを抱きしめた。

 

 そして…

 

「アカネ…オレじゃダメ…だよね…」

 

 って、ダメ元で言ってみた。

 

 すると…

 

「オレがダメなんじゃん」

 って返されました。

 

 ん?

 

 オレがダメって言った?

 

 …オレじゃダメって言いたかったんよね。

 

「そっか…ごめんな」

 オレが離れるとアカネは、

「彼女いるなら優しくしてほしくなかった!優しく抱きしめたりしないで‼︎」

 って怒るアカネ。

 

 ⁉︎

 

 兄貴彼女出来てたんだ⁉︎

 てか、やっぱりハグしてたやん…

 

「うん…そうだよね。中途半端な態度は良くないよね。」

「そうだよ。毎日一緒にゲームしてさ、いっつもわたしと一緒にいたくせに…彼女とデートって…。なら、もう部屋来ないでって言えばいいじゃない‼︎彼女出来たら言えばいいじゃない‼︎」

 

「うん…そうだよね。」

 

 兄貴とは、夜通信ゲームしてたんだな。

 知らんかったわ…

 

「なんで抱きしめたりしたの⁉︎」

 

 …

 

 知らないっす…

 

 てか、オレにみえない兄貴にアカネは話しかけてるん?

 

 生き霊に話しかけてるん?

 

 なんか…さっきからオレのほうみてアカネが話しかけてるように思うんだけど…

 

 オレの背後に兄貴の生き霊いるん?

 

 てか、オレって…もしかしてスケルトン…⁇

 

 オレの背後の生き霊と話してる?

 

 …

 

「あの…だれか…いるんですか?」

「ふざけないで‼︎逃げるんだ?」

 

 …

 

 ん?

 

 生き霊逃げたん?

 オレが問いかけたから?

 

「あのー…やっぱり直接話した方がいいんじゃ…」

「だれと?その女?」

 

 えっ⁉︎

 

 待って‼︎

 

 兄貴の彼女の生き霊がここにいたりしないよね⁈

 

 この部屋にだれが何人おるん⁇

 

 こわっ…

 

「まぁ、彼女は…状況知らなかったんじゃないかな…。だからやっぱり当の本人と…」

「なに話すの?いまさらどうすればいいのよ?なら、教えてよ」

「えと…なんで今まで黙ってたとか…まぁ、言い出せなかったとは思うけど…」

「言わないのが悪くない?あんなに楽しそうに遊んでたくせに…好きじゃなかったくせに…毎日毎日さ…真那也のバカ‼︎」

 

 オレに言うなし…

 

 てか、オレかよ‼︎

 

 完全な八つ当たりやん…

 

「あー…まぁさ、いまさら言えなかったんじゃない?ずっと前からの約束だし…」

「約束?」

「うん…でもさ、昔はほんとうに好きだったから約束したんじゃない?今は…あれだけど…」

 

 幼い頃からずっと同じ人を好きってのも、難しいのかなぁ…

 

 オレはずっとアカネを好きだけどさ…。

 

「約束ってなに?今はあれってなに?」

「え、だから結婚の約束」

 

 …

 

「してない‼︎してくれなかったよね⁉︎一回もしてくれなかったよ‼︎なんなのよ、さっきからさ…昔は、好きだったとか…今はあれとかさ…もう、気持ちありませんって言ってるようなものじゃない。ならはっきり言ってくれていいよ‼︎アカネは、好きになれないってさ‼︎」

 と、またもオレに言うアカネ。

 

 兄貴に言うやつやん…

 

「あのさ、オレは…代弁できないけど…でもさ、今…言うのもあれだけど…オレはアカネのことずっと好きだったよ。今も、これからもずっと。」

 

「意味わからないよ…。いまさらそんなこと言ってどうなるのよ⁉︎あんたにそんなこと言う資格ないじゃない‼︎」

 

 ん?

 

 なぜ⁇

 

 あれ?オレとアカネって…話してるよね⁇

 

 オレはフリーだし…告白の権利ある…よね?

 

 アカネ…だれと話してる?

 

 もしかして、話噛み合わないけど…生き霊と話してたり⁇

 

 オレには、聞こえない生き霊の声…

 

 てか、オレって…頑張って今告白したけど…独り言だった?

 

 アカネ…オレの話聞いてるんかな⁇

 

「あのー…」

「なによ?」

「今、この部屋って…何人いる?」

「はぁ?もしかしてわたしのこといない存在にしようとしてる?遠回しに二度と顔見せるなって言ってるの?そ…そんなに…わたしって…わたしって…邪魔だったんだ…?ごめん…うっ…ひっ…」

 

 大泣きするアカネ。

 

「いや…邪魔なわけないじゃん。なんならずっとオレの部屋にいろよって思ってたよ。兄貴の部屋行くなよって…ずっと思ってたよ」

「え?」

 

 …

 

 オレをじっと見つめるアカネ。

 

 ん?こわいこわい…

 

 オレをみてるの?それとも…?

 

 しばらくこちらを凝視するアカネ。

 

 

 そしてオレをみて、

「なら、その女と別れてよ。今すぐに‼︎今すぐ縁切ってよ‼︎そしてわたしに、キスしてよ‼︎」

 って携帯を渡された。

 

 

 ん?

 

 キスしていいん?

 てか…

 

 その女…とは?

 

 オレに取り憑いてるの⁉︎

 

 携帯で悪霊退散できんの⁇

 

 てか、オレ彼女いないし…アカネって、さっきからオレを兄貴だと思ってたり⁇

 

 …なわけないよね⁇

 

 オレたち兄弟似てないし…

 

 

 でも、一応確認してみようかな…⁇

 

「あのさ、アカネ…オレの名前って…」

「は?話変えるんだ⁇やっぱり別れないんじゃん。わたしのことやっぱり好きじゃないんじゃん」

 

 …

 

「オレさ、真那也だぞ?兄貴じゃないよ?」

「知ってるし。」

 

 …

 

 勘違いしてなかった。

 

 

 てかさ…キスしていいん?

 

 悪霊退散したらキスしていいん⁇

 

「アカネ…どうやったらその女と縁切りできる?」

「電話すればいいじゃない」

「どうやって?」

 

 …

 

 アカネは、オレをキッと睨んだ。

 

「やっぱりバカにしてるよね?電話したくないんだよね?」

 

 …

 

 お化けに電話って…どうやるんよ?

 

 あ、ライト当てるとか?

 

 …でも、電話しろって言ってるよね…⁇

 

「番号…わからんのよ…」

「は?なんで?この前メッセージ来てたじゃない」

 

 えっ…

 

 お化けからメッセージとか…こわっ

 

 そんで、なんでそれをアカネが知ってるんよ…

 

 どういうことー⁇

 

「あいみさんに…電話番号知らないならメッセージしたらいいじゃない」

「あいみに?なんで?あいつ霊媒師なん?」

「はぁ?また意味わからないこというんだ?そうやって逃げるんじゃん。別れたくないなら、もういいよ」

 

 …

 

 あいみになぜ…

 

 そしてなにをメッセージすりゃいいん⁇

 

「あいみになんて言えばいいの?」

「そりゃ、、別れようって…」

「え?付き合ってもないのに?」

「えっ?でも昨日…デートしたよね?」

「うん、遊んだけど…」

「付き合ってないけどデートしたの?」

「あー、てかあいみって男だよ?」

「えっ⁉︎」

 

 オレは昨日のふざけ写真を見せた。

 

「これが、あいみだよ」

「えっ…あいみって名前なの…?」

「うん、苗字が会見あいみだよ?」

「え…あー…なるほどねー…」

 

 もしかしてアカネって…オレとあいみが付き合ってるって思ったのかな?

 

 でも、兄貴を好きなんだよね⁇

 

「アカネって…兄貴と結婚の約束してたんだよね?」

「うん、フリね。」

「えっ?どういうこと⁉︎」

 

 …

 

「実は…わたしずっと真那也が好きだったのに、真那也がわたしに振り向いてくれないから、真輝斗兄がヤキモチ妬かせればよくない?って言ってくれて、それで…お互い合言葉みたいに言ってただけっていうか…」

 

 …なるほどなー。

 

 ⁉︎

 

 納得している場合じゃない‼︎

 

 てことは…オレたちは、両片おもいってやつ⁉︎

 

「アカネ…まずはオレは幸せです。そして今まで鈍感でごめんなさい。ずっとアカネの気持ちに気づかなかった…。そして今、すべてを知って、オレはアカネが改めて大好きだって思いました。アカネ、オレと結婚しよう」

「えっ?付き合おうとかじゃなく?」

「付き合うのもそうだけど、結婚するならアカネがいいってずっと思ってた。でもずっと兄貴と結婚するんだって諦めてた…」

「なんか…ごめんね?わたしも大好き。結婚もしたい。」

「うん、オレもアカネが大好きだよ。養えるようになったら、またプロポーズするからね♡」

「うん♡」

 

 

 

 

 こうして、やっと両思いになれました♡

 婚約もね♡

 

 

 

 

 

 おしまい♡

 

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― 新着の感想 ―
地の文の口調がコロコロ変わって読みづらい それに加えて登場人物に魅力がない
何でこんな試し行動構ってちゃんを好きになるのかさぱらん
いや、兄貴もこの女も頭おかしいわ。 まともな人間は結婚の約束して普段からイチャついてるの見せられたら間に入るようなマネしないから。 ましてや自分の兄弟なら尚更ね。 まあ、ネタバラシまで普通に部屋に入り…
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