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最初の目覚め3
1メートルほど隣で竦み上がっている女性。小さく掠れたような声は彼女から発せられたようだ。
スマートなボブヘアーに色白な肌、薄いメガネをかけた彼女は真新しいスーツを土で汚している。
「大丈夫ですか?」
駆け寄ろうとしたが手足に力が入らない。どうやら自分も震えているみたいだ
「あ、ありがとうございます。」
「あの、お名前聞いてもいいですか?」
「は、はい!私はショウコです。貴方は?」
「ショウコさんですね。俺は」
待て、俺の名前って…何だ。
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不知火美月