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第百二十一話  水面下の動静

 文字だけだと、ちょっとした緊迫感の表現が思う様にできないのが悩ましい。

 ボルゴノドルフ大陸  メイジアⅧ



 東西から両艦隊が帰還し、早速報告会が開かれた。

 セレンとルードが、順番に報告を行う

「我が方が接触した勢力は、暁帝国と名乗っていました。残念ながら、我が方の傘下へ入る事を拒否しました。」

「こっちも同じですね。俺が担当した勢力は、センテル帝国とか名乗ってました。しかし、帰り掛けに此処から一番近い島を傘下に入れる事に成功しました。その連中は、エイグロス帝国と言います。原住民の身の安全の保障を条件に、我々の拠点としてその島を使う事に合意しています。戦力や労働力としても、その原住民を起用出来ます。」

 サハタインは、ファレスへ目を向ける。

「予想通りの反応ですね。しかし、ルードさんの担当で成功例が出るとは思いませんでした。」

「ファレスよォ、さり気無くルードを扱き下ろすのはいただけねェぞ。」

 ファレスの容赦の無い言葉に、ゼルベードが抗議する。

「ゼルベードの言う通りだ。ルードは、出来得る限り最良の結果を残した。称賛こそすれ、無駄に罵倒するのは見過ごせん。」

「申し訳ありません。」

 サハタインにも叱られ、ファレスは頭を下げる。

「まァ、それはともかく、そのエイグロス帝国とやらの拠点化が済めば、東半分は手に入れたも同じだろうなァ?」

 サハタインは、セレンとルードへ向き直る。

「との事だが、お前達から見て何か気になった事はあるか?」

「見た限りでは、事前情報以上の事は何もありませんでしたね。強いて言うなら、俺を出迎えた艦隊に空母がいなかった事が気になった位ですか。」

 ルードは、気楽そうに答える。

「私は、暁帝国は事前情報以上の能力があると見ております。」

「ほう・・・根拠は?」

 全員が、興味の視線を向ける。

「まず気になったのが、彼等の対応力です。案内された島まで、まだ300キロ以上も離れた海域で発見され、検問を受けました。実に洗練され、素早い対応でした。その後も増援が刻々と集まり、隙の無い布陣で此方を囲っておりました。武装は、事前情報通り貧弱ではありましたが、あの対応力を発揮された場合、奇襲等によって苦戦は免れないと考えます。」

「具体的には、どの程度の能力があるのですか?」

「索敵能力に関しましては、レーダーを使用した此方の能力を明らかに上回っています。また、事前情報にありました空中静止可能な航空機が常時上空に張り付いており、優れた監視体制を築いておりました。」

「索敵で劣っているとなると、確かに後手に回り易くなる。苦戦は免れんか・・・」

「見間違いじゃ無ェのか?俺達が散々苦労して構築した索敵網をそう簡単に上回るモンが、この世に存在するとは思えねェぞ?」

 サハタインは納得するが、ゼルベードは食い下がる。

「間違いありません。接触して来た艦は、狙った様に当艦隊へと接近して来ました。陸から300キロ以上も離れた何も無い海域で狙って接触するなど、相当に高度な索敵網を保有していなければ不可能です。」

 尚も断言され、ゼルベードは唸り声を上げる。

「他には何かあるか?」

「あります。先程も申し上げた通り、彼等の航空機運用は独特なものがありますが、高度なのも確かです。であるならば、航空機への対応策も相応に発達していると考えるべきでは無いかと判断します。」

「つまり、航空索敵や対空能力が当初の予想よりも上回っていると言う事か?」

「あくまで推測ですが、その通りです。」

「有り得ない話ではありません。高度な装備を保有している以上、最も恐ろしいのは同等の装備を保有した勢力の出現です。であるならば、対応策も相応に発達していると見るべきでしょう。」

「待てよ、て事は損害が予想よりも増えるって事じゃ無ェか!」

 ファレスが結論を出し、ゼルベードは鼻息を荒くする。

「どうやら、少々厄介な相手である事は認めざるを得ん様だ。」

 サハタインは、深く息を吐く。

「味方へ引き込めなかった事は残念だが、こうなっては致し方無い。全てを制圧するのみだ。いくらか強力なだけでは、入念に準備を重ねて来た我々には到底敵わん。多少の損害が増す事には、この際目を瞑るしかあるまい。」

「なら、早速おっ始めるか?」

 ゼルベードが立ち上がる。

「待て、お前は先にエイグロス帝国とやらの拠点化を急げ。本格的な軍事行動はその後だ。」

「チッ・・・ハイハイ分かりましたよ。」

 不満を漏らしつつも、方針には従った。

「しかし、今回の接触によって我々の存在が公になりました。呑気に拠点化に集中している場合では無いかと。」

 ファレスは懸念を表明するが、サハタインは意に介さない。

「幸いな事に、我等の置き土産はまだ残っている様だ。それ等を起動し、混乱を引き起こす。そうなれば、我々に構う余裕など無くなるだろう。」

「なるほど。では早速、起動に取り掛かります。」

 当面の方針が決定され、新大陸の動きが活発化し始める。




 ・・・ ・・・ ・・・




 暁帝国  東京



「これは、決まりだな。」

 東郷は、原を介して送られて来たセンテル帝国からの情報を確認し、確信する。

(奴等の説明が事実なら、この星を創ったのはハルーラで決まりだ。やっと、依頼の元凶が判明したぞ!)

 ハーベストを創り上げた存在の抹殺

 それが、東郷に課せられたそもそもの仕事である。

「早く、あの大陸を制圧しないとだな。」

 既に予備役の動員が開始されており、暁勢力圏全土が戦時体制へと移行しつつあった。

 セイルモン諸島、レック諸島方面の部隊はそのままだが、それ以外では多くの部隊を東へと集結させ始めている。

 しかし、未だに敵の具体的な戦力が殆ど判明していない為、軍部では慎重論が大半を占めている。

 今出来る事は、戦力の集結と弾薬の備蓄、各国への判明した情報の開示程度である。

「もどかしいな・・・」

 敵対が明確になっているにも関わらず、現状での打てる手の少なさにそう漏らす。



 南部諸島  帝国航空宇宙開発機構



 此処では、継続的にボルゴノドルフ大陸の観測を行っていた。

「東西の島は、出城的な役割だな。」

「強固な要塞線が、いくつも確認されています。」

「生産拠点もです。恐らく、島一つで100万人以上の兵力を駐屯出来ます。」

「過剰戦力だが、対外進出を前提としてるなら有り得ない数字では無いな。」

 極めて濃密な魔力による光によって隠されていた大陸は、その魔力の拡散によって急激に正体を露わにし始めていた。

 大陸自体は、未だにそれなりに強い光によって詳細な観測は不可能だが、周囲の島々は既に光の範囲外にある所が多く、軍との共同で観測が進められている。

 結果、特に大陸の東西に存在するグリーンランド級の島は、大陸防衛の為の壁であると同時に、外洋進出の為の重要な拠点としても機能している事が判明した。

 配備されている艦隊も、1941年当時の米太平洋艦隊に迫る規模である可能性が指摘されており、軍部で詳細な観測が継続されている。

「連中は、どんな兵器を繰り出すんだろうね?」

「それは、軍の仕事だ。俺達は、詳細な地形を調べなきゃならん。」

 現時点で最重要となっているのは、戦力の把握以上に地図の作成である。

 敵地の詳細な地形が分からなければ、作戦の立てようが無い。

 敵の攻撃に対する警戒が強まる一方で、敵状の把握も同時に進んで行く。




 ・・・ ・・・ ・・・




 センテル帝国  モアガル帝国大使館



「では、我が国も危ないのですか!?」

「貴国どころか、全世界の危機です。早急に態勢を整える事をお勧めします。」

 メイジャーの目論見が判明した事で、暁、センテル両国は各国の意思統一を進め始めていた。

 東部地域は、位置的にも暁帝国が防波堤として十分機能出来るが、西部地域はそうも行かない。

 その為、センテル帝国が日夜駆け回る事となっていた。

 特に、列強国が制圧される事態は何としても回避したい事もあり、最優先で情報を開示しているところであった。

「しかし、我が国は大陸の意思統一で手一杯なのです。この状況では、とても手が回りません。」

 大使の言葉には、モアガル帝国の苦労が滲み出ていた。

 強硬な国々を降したモアガル帝国は、事前の取り決め通りに早速国家再編へと乗り出した。

 暁帝国の協力も取り付けており、スムーズに進むかと思われた。

 しかし、強い反発や意見の食い違いが多発してしまい、外交官は揃って事態の鎮静化に駆け回る日々を送っているのである。

 実績のある方法が思う様に行かない事に困惑する上層部だが、それも当然の結果である。

 インシエント大陸での国家再編が上手く行った背景には、一度目に行った再編事業が上手く行かずに不和が残ったと言う前例があり、尚且つ戦乱を助長しようと裏で暗躍した存在によって、強引に不満を黙らせる事が出来る環境が整っていた事が大きい。

 その様な下地が一切存在しない今回の再編事業は、荒れて然るべしであった。

 一応、暁帝国によってベストな再編案は提示されてはいるが、それを受け入れるかどうかは別問題である。

 自身の所属する地域が、忠誠を誓っている国とは別な国へ突然編入されれば、合理的な判断があろうとも断固拒否する事は間違い無い。

 国だけでは無く、そうした各国に存在する各地の領主の反発も手伝い、大陸外へ目を向ける余裕は皆無であった。

「今回は、全世界が協力して挑まねばなりません。我が国も、貴国の問題解決へ協力する用意があります。ですので、早急に準備を進めて欲しいのです。」

 大使は、驚愕で目を見開く。

「貴国がそこまで仰るとは、余程の事態とお見受けしますが・・・」

「我が国と言えども、今回ばかりは滅亡の危険すらあります。海外への戦力の派遣も検討しており、貴国の防衛にも手を貸すつもりです。」

 此処までの積極行動は、世界大戦以来である。

 センテル帝国の本気度を察した大使は、本国へ連絡を取った。




 ・・・ ・・・ ・・・




 レック諸島海域



 レック諸島沖海戦以降、安定を取り戻したレック諸島であるが、安定して安心した所を付け狙うハイエナが少数ながら存在していた。

 センテル帝国が関心を向けた事でレック諸島沖海戦の発生は広く知られており、各地で活動を行う海賊にすら認知されていた。

 一部の強かな海賊は、今こそが好機とばかりにレック諸島へと向かったのである。

 そして、彼等にとって幸運な事に、ボルゴノドルフ大陸の出現によって暁帝国関係者の大半が引き上げを行っており、治安維持の観点から見ると、海賊にとっての脅威度は大幅に低減していた。

 しかし、一帯を担当している大陸同盟艦隊も間抜けでは無い。

 正式にレック諸島方面を担当する艦隊を編成し、航路哨戒、船団護衛を行っているのである。

 また、暁帝国からの情報提供も受けており、既に10隻程度の海賊船を海の藻屑としていた。

 尚、その中の一部にはセイキュリー大陸より脱出した船舶も含まれている。

 しかし、強かな決断をした者達が跋扈するだけあり、対応策も強かであった。

 この海域へとやって来た船の多くが、北方海域へと居座っているのである。

 そこは、海獣の生息する海域であり、センテル帝国であっても好き好んで侵入する事の無い海域である。

 この対応策は、レック諸島沖海戦で海獣による被害を受けた大陸同盟にとって、効果覿面であった。

 暁帝国から、不審船が北方海域に多く潜伏しているとの報告を受けてはいるものの、最早トラウマと言っても良い程に海獣を恐れている彼等は、進んで北方海域へ出向こうとはしなかった。

 海賊側は、海獣に襲われさえしなければ身の安全を図る事は出来ているのだが、大陸同盟艦隊の警戒態勢には隙が無く、結果として膠着状態に陥っていた。



 北方海域  とある海賊船



「うー、寒ィ・・・」

 甲板の見張りは、手を擦り合わせながら遠方を眺める。

「・・・チッ、また霧が出て来やがった・・・!」

 アリューシャン並みに頻発する濃霧に、見張りは悪態を吐く。

「異常は?」

「アン?・・・船長、見ての通り霧が出て来ましたぜ!」

「本当に、この海域は霧が多いな・・・」

 片目に黒い眼帯を掛けた如何にも海賊船の船長な男は、驚き混じりに呟く。

「まぁ、お陰で見付かる危険も小さくて済む。」

「そうは言いますが、そろそろ備蓄がヤバくなってきましたぜ?」

「連中、一向に隙を見せない。提携している他の船も、同じ様な状況らしいな。」

 大陸同盟が強固な警戒網を敷いていると看過したこの海域の船は、一定数が協力関係を結んで対応しようとしていた。

「そろそろ、他の海域に移動した方が良くはありませんかね?聞いた話じゃぁ、既に2隻海獣に食われたとか。此処に居座っても、割に合わんでしょうよ。それよりも、セイキュリー大陸の方がやり易くはありませんかね?」

「ふーむ・・・」

 見張りの尤もな言い分に、船長は長考に入る。

「・・・・・・そうしよう。他の連中には悪いが、濃霧が収まり次第西へ向かう。」

「ちょうどいいタイミングですぜ。風が吹いて来た。もうじき、霧が晴れます。」

 見張りの言葉通り、数百メートル先を見通すのがやっとであった濃霧が、急激に収まりを見せ始めていた。

「本当にいいタイミングだな。よし、野郎共!このアブない海域からさっさとおさらばして、西へ行くぞ!」

「「「「「オォーーーー!!」」」」」

 この海域に居座る事に戦々恐々としていた乗員は多く、船長の指示に喜びを露わにした。



 ザバァァーーーーーー・・・・



 準備を進めていると、突然周囲から水を掻き分ける大きな音が聞こえる。

「何だァ?」

 多くの乗員が騒つくが、船長が制する。

「船長、1キロ位先に、デカい影が見えますぜ。」

 見張りは、船首の先を指差す。

 そちらを見ると、霧で影しか見えないが、巨大な構造物がハッキリと確認出来た。

「海獣の可能性が高いな。よりにもよってこんな時に・・・」

 霧が晴れ始めているタイミングで鉢合わせるなど、運が悪いとしか言いようが無い。

「どうします?」

「とにかく、戦闘用意だ。ただし、静かにやれ。出来れば、やり合いたくは無いからな。」

 海獣と思しき影を刺激しない様、静かに戦闘準備を整える。

 装備されているバリスタへ矢を装填し、その全てを正面へ向ける。

 作業が終了した頃には霧は更に晴れ、影しか見えなかった物体はその姿を曝け出していた

「やはり海獣か。だが・・・」

 海獣は、船とは正反対の方向を向いており、まだ此方に気付いていなかった。

 希望が見え始めた事で、極度の緊張状態の中で笑顔を見せる者も出始める。



 グオォォォォォォォーーーー・・・



 突如、別の方向から雄叫びの様な大音響が響き渡った。

 全員が体を震わせ、音のした方向を見る。

「せ・・・船長!」

 そこには、3体の海獣が鎮座していた。

 更にその奥に、霧に隠れた影が複数散見される。

「な、何だこの数は!?」

 そうこうしている内に霧は更に晴れて行き、遂にその全貌が明らかとなった。

「ッ!」

 息を呑むのが精一杯であった。

 いつの間にか、合計20体にもなる海獣に囲まれているのである。

「うわあああああああ!」

 恐慌状態となった乗員が、独断でバリスタを発射する。

 しかし、射程外の海獣に当たる事は無く、空しく波間に吸い込まれて行くばかりであった。



 グオォォォォォォォォーーーー・・・



 再度、海獣は雄叫びを上げると、一気に船へと突っ込んだ。

 舷側装甲100ミリに達する装甲コルベット艦をドック入りへと追い込んだ体当たりは、貧弱な木造船を一撃で粉砕した。

「「「ギャァァァァァァ・・・・・」」」

 同時に、吹き飛ばされた乗員の悲鳴が木霊するが、それもすぐに波間へ消えた。

 目障りな障害を排除した海獣は、南へと進路を取る。




 ・・・ ・・・ ・・・




 セイキュリー大陸  ケミの大森林



「森の北部で異常だと?」

 ライトウは、見回りから齎された報告に首を傾げていた。

 曰く、森の北部の至る所で、不自然な破壊痕が確認されていると言うのである。

 木々は薙ぎ倒されるどころか吹き飛ばされ、多数の危険生物がバラバラに打ち捨てられていると報告されていた。

 その規模もかなり大きなものであり、破壊の様子から災害の類とは思えず、人為的とも思えない。

 では何かと問われても、一切不明としか答えようが無い。

「もう少し、何か具体的な報告は出来んのか?」

「強いて言うならば、巨大な図体を持った生物が暴れた跡とも取れます。」

「例えば?」

「そう言われると困りますが・・・」

「結局、何も分からず仕舞いか。」

 しかし、異常が発生している事は間違いの無い事実であった。

 集落の安全に責任を負う立場として、何もしない訳には行かない。

 何も分からないならば、調査を継続するのみである。

「早速、調査隊を編成しよう。それと、念の為に警備を強化しよう。」

 早急に結論を出し、各所は指示通りに動き始める。

 しかし、大して経たない内に、異常は向こうからやって来た。


 数日後、


 事務作業に追われているライトウの元へ、部下が駆け込んで来た。

「報告!北の見張り所より、巨大な龍が接近中との事!その特徴から、言い伝えの古代龍の可能性大との事!」

「な、何だと!?」

 ライトウは、慌てて表へ出る。



 ブオォォォーーーーー・・・・



 SH-60の接近以来となる角笛の音に、住民が一斉に動き出す。

「総員、北へ集結せよ!」

 ライトウは、部下へそう叫びながら自身も北へ急ぐ。


 暫く後、


 集落に点在していた全部隊が、北へと集結した。

「私は、夢でも見ているのか?」

 警備隊へと入隊していたレスティは、自身の目が信じられなかった。

 彼等の目の前には、雄叫びを上げて暴れまわる巨大な龍の姿があった。

 その姿は、かつてインシエント大陸を騒がせて暁帝国軍に排除された、あの龍と瓜二つであった。



 地図ですが、もう暫くお待ち下さい。

 マジで、難しい・・・

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