危ないハサミとか、ペンギンのお話。ハサミのお話は、どなた様にもぜひお読みいただきたいです。注意喚起でございます!
刃物が好きなソウ マチです☆ どういうこっちゃ?と思われるかもしれませんけれど、刃物全般が好きです☆ 包丁もハサミもカッターも好きですし、刀や剣も好きです☆ 使うのも好きですけれど、鑑賞するのも好きです☆ 旅先の名産品に刃物があればガン見しますし、刃物を見るためだけに刃物の名産地である岐阜県関市へ行ったことがあります。刃物、良いですよね♡
ゆえに書いているお話に刃物が出てきました。好きだから書けると思ったら、ぜんぜん書けない。刃物のことなら知っていると思ったのに、ぜんぜん知らなかったことがわかりました。これはお勉強しなきゃ! アレコレ見てお勉強をします。ふむふむ、なるほど~! 半日かけてお勉強して、本文に書けたのはたったの6行! それもサラっと、内容が薄い(苦笑)! インプットを10しても、アウトプットできるのは1くらいです。いろいろ知らないと、書けないもんですね!!
そういうわけでわたしの情報アンテナに「刃物」という語句が引っかかるようになりました。そんな中、髪の毛を切りに行ってイケメン美容師さんと話しをしていたら、美容師さんのハサミの話になった。情報アンテナがピピピ♪となります。
ソウ:髪の毛を切るハサミって、特別なハサミなんですか?
美容:そうですよ~。普通のハサミで髪の毛を切ったら、刃がこぼれて切れなくなります。
ソウ:へえぇ! 材質もちがうんですか?
美容:ちがいます。普通のハサミはステンレスですけど、髪の毛を切るハサミは鋼です。
ソウ:うわぁ! 包丁とか刀の世界ですやん!
美容:髪の毛はカーボンですから堅いんですよ! それを切るにはもっと堅い材質じゃないと切れません。
ソウ:特別なハサミだから、お高いでしょう?
美容:ピンキリですけど、普通のハサミよりはずっと高価ですね。刀鍛冶が作ったハサミなんかは、何十万円もしますから刀剣と同じです。
ソウ:すごいわ~!
美容:でも高いから頑丈かというと、そうじゃないんですよ。
ソウ:どういうことですか?
美容:切れ味を保つために、すごく堅いんです。だから落とすと割れたりします。
ソウ:割れる? ハサミが割れるんですか?
美容:陶器みたいにバラバラになることはありませんが、落としただけで欠けます。
ソウ:カンタンに欠けちゃうんだ!
髪の毛を切りながら、イケメン美容師さんは話します。
美容:靴の上に落としたら、ハサミは欠けませんけど刺さります。
ソウ:刺さる??
美容:堅くて尖っているから、落としただけで靴に刺さるんです。プスって。ww
ソウ:えええ!?
美容:指があるところに刺さったら、指をケガします。
ソウ:こわっ! 美容師のハサミ、こわいっ!
美容:床でも刺さりますよ。フローリングの床に落としたら、ハサミが床に刺さって立ちます。
ソウ:ハサミが立つんですか!?
美容:立ちますよ。ww すごく堅くて尖ってますから。
恐ろしいハサミをチョキチョキしながら、美容師さんがため息をつきます。
美容:だから子どもちゃんが美容室で走り回るのは、やめてほしいんですよ……。
ソウ:どうしてですか?
美容:このハサミは本当に切れ味が鋭いから、子どもちゃんの振り回した手が軽く当たっただけで、肉どころか血管まで切れるんです。
ソウ:げっ!!
美容:堅い髪の毛が切れるんですから、肉なんて簡単に切れます。肉を切って、血管まで届くくらい切れます。だから本当に危ないんです。だから子どもちゃんが走っていると、心配で心配で……。
これをお読みのみなさん! 美容室や理容室で、お子さんを走らせてはいけません! 深刻なケガをします! それと美容室や理容室へ押し入り強盗を計画している方!! 美容師さんも理容師さんも、どえらい武器を持っています! それも一本や二本ではございません! だいたいハサミは1人で5本くらいお持ちだそうです! そんなの投げられたら即アウトです! 美容師さんや理容師さんを敵にまわしてはいけません! 秒殺で負けます!! もし強盗を計画している方がいらっしゃいましたら、押し入り強盗はあきらめてくださいませ!!
では今日の本題を。今日のお話、刃物とぜんぜん関係ありません。しかも大昔のお話で、ぜんぜんオチがありません。ただ大好きなお話なので、お読みになってほしいだけです。可愛いペンギンとペリカンのお話です♪
……鳥がニガテな方は、ブラウザバックをお願いします。知り合いの方は鳥全般がキライだそうで、可愛いはずの文鳥やインコも受け付けないとおっしゃっていました。鳥というだけで、可愛いと思えないらしい……。でも鶏肉は大好きらしい……。どういうこっちゃ……。
ペンギンもペリカンも、昭和の時代にテレビ番組で見ました。だから二羽とも虹の橋を渡っているでしょうけれど、いまだに思い出しては「♪♪♪」な気持ちになります。でもオチはないので、そこは許してくださいませね?
〇ペンギンのララちゃん
ララちゃんは鹿児島県で暮らしていました。遠洋漁業の乗組員のお父さんが、日本から遠く離れた場所で親とはぐれたヒナのララちゃんを見つけた。このまま放っておいたら餓死してしまう……。お父さんは考えました。
父 :このヒナ、どうすべか? そうだ! 愛する母ちゃんとチビたちのお土産にしよう!
何でペンギンをお土産にしようと思ったのかわかりませんが、お父さんは本当にララちゃんを連れて帰ってきた! そしてララちゃんはすくすくと大きくなり、立派なペンギンになりました! 種類はわからないけれど、アデリーペンギンとかかなぁ? そんなに大きくなくて、個体数が多いペンギンだったと思います。(※ 王様ペンギンだそうです。飴矢さん、ご教示ありがとうございます! 王様ペンギン……けっこう大きいですね……)
お父さんはまた遠い海へお仕事に行き、残されたララちゃんとお母さんと子どもたちの生活が始まりました。子どもたちが小学校へ行くと、おうちにはララちゃんとお母さんだけになります。
お母さんがララちゃんを呼びました。テレビのある居間でまったりしていたララちゃんは、大好きなお母さんに呼ばれたので、ペタペタ歩いて玄関へ行きます。
お母さんはララちゃんに小さなリュックを背負わせると、玄関のドアを開けました。
母 :お願いするわね! 行ってらっしゃい!
お母さんに送り出されたララちゃんは、慣れたようすでペタペタと住宅街を歩いてゆきます。途中で近所の人とすれ違いますけれど、近所の人も「おう! ララ坊!」と挨拶するだけで、突如として現れたペンギンに驚く人は誰もいません。フツーにすれ違っている。ww ララちゃんがしばらく歩くと、港が見えてきました。港の岸壁でおじいさんが釣りをしています。ララちゃんは嬉しそうにおじいさんに駆け寄ると、クチバシをツンツンして挨拶をします。
おじい:ララさん、来たかぁ! すまんのう! 今日はボウズなんよ!
おじいさんが空っぽのクーラーボックスを開けてララちゃんに見せます。ララちゃんは頭を突っ込んでお魚を探していましたが、なんにもないとわかるとガックリ肩を落としました(← 本当に肩がガクってなった。ww)
気を取り直したララちゃんは、また歩き始めます。しばらく歩くとお魚屋さんに到着しました。ご主人がニコニコ顔でララちゃんをなでます。
主人:ララちゃん、えらいね~!
おじさんはララちゃんのリュックの中からメモ用紙とお金を取り出しました。メモを見ながらお魚を選んで袋に入れて、お釣りもリュックの中へ入れる。そして店先から獲れたてのピカピカな魚を数匹、ご褒美でララちゃんにあげる。ララちゃんは大喜びで魚を食べると、クルリと方向を変えておうちを目指します。
おうちではお母さんが待っていてくれました。リュックから出したお魚から一匹、お母さんがオヤツに食べさせてくれます。
母 :今日はお刺身にしようね~! ララちゃん、ありがとうね!!
ララちゃんは大好きなお母さんに撫でてもらって、自慢そうに胸を張るのでした♪♪
…………しまった。ペリカンのお話も書きたかったのに、書けませんでした。この続きは、また後日☆
どうぞ良い一日を~♪♪♪