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エンタメと生きる現代社会  作者: いのじ
9/9

もう男はいらない…

なんだか同じような話ばかり書いているような気もしますが、しかしそれ程までに僕の抱いている思いが強くまたこの社会にも強く根付いているような気もするので何度でも書きます。


ことサブカルチャー(ここでいう漫画やアニメ、ゲームの範囲)の中における男性キャラクターの扱いは時代を追うごとにどんどんその居場所をなくしていっている様に思えます。

それは作品内でも外でもです。


作品内ではもう随分前からではありますが、日常系アニメを中心に男性キャラをことごとく描かない作品が軒並み「今季の派遣だ」などと騒がれる事が非常に多いです。

ここ最近だと「ぼっちざろっく」などがいい例でしょうか。


では作品外ではどうでしょうか。

今やテレビ関係は衰退の一途をたどり、多くの人はネットの中に娯楽を見出す事が多くなりました。

YouTubeを中心に配信をしたり動画を投稿したりと各々が様々なエンタメを提供出来る時代です。

そんな中やはりVtuberの存在というのは非常に大きい。

そしてそのVtuberで大きな収益をあげられているほとんどは女性Vtuberでしょう。


もちろんVtuberではない、いわゆるストリーマーとしての括りで言えば男性にも沢山スポットは当たります。

しかしYouTubeのスーパーチャットのランキング上位はほとんどがVtuberである事。

そしてそのVtuberというのは、ほぼ女性Vtuberしか需要がない事。


世間はあまり認めたがりませんが、確実にこの傾向は出るところでは出ています。


何故こうなってしまったのか…

僕は思います。

男性が恋愛から遠ざかっていくにしたがって、この現象は更に加速しているのだと。


ですが、仕方がないとも思います。

この国は、恋愛を楽しむにはあまりにもハードルが高くなりました。

SNSが普及し自分の望む「美しいもの」と思うものがいたるところに溢れています。

ルックの力がどんどん大きくなる現代で「美しいもの」を持たないものにはどうしても興味を持ちにくい環境になってしまいました。


この現象が少しでも好転あるいは何かしらの変化が起こらない限り、現代では男はどんどん恋愛から遠ざかり、女性が提供するエンタメ(アイドルや女性Vtuberなど)の需要はますます加速していき負のスパイラルの様な時代は続く事となるでしょう。


昔の様な猪突猛進で泥くさい男性主人公の出番は当分なさそうに思えてしまいます。

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