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エンタメと生きる現代社会  作者: いのじ
8/9

過剰な承認欲という現代病

前回に続き、現代における承認欲求の話をもう少ししたいと思います。

前回「台本師」と呼ばれる者達は、行き過ぎた承認欲求をSNSにてしばしまき散らしがちであるという事でした。

基本的に自分事だけに収まってくれればよいのですが、これが他者にまで話が及んでしまうと少し厄介です。

確かに気持ちはよくわかります。

界隈でも有名な演者に自分の書いたいた台本が使われるというのは、台本師にとっては自己肯定感を爆上げしてくれる栄養素的なものになっているのだと思います。

恐らくそれが繰り返されるうちに、自分達もこの界隈では何者かでありご意見番として力があるとでも思ってしまうのだろうなと感じました。


以前見かけたものだと、「下手なものは導入部分で読む気が失せる」や「文章の解像度が高い演者に読まれると嬉しい」など僕からすれば商業的なやり取りもしていないのによくそんな言葉を吐けたもんだとある意味関心してしまいました。

もし仮に思っていたとしても、それはそっと胸の内にしまっておいた方が得策だと思うし、ましてやSNSで出力してしまえば無駄に敵を作るだけであり、それは必ず後で自分が後悔することになると思ったのです。

なお、今まさに自分も同じようにここに書き殴っていますが、それに関しては承知の上で腹をくくって書いております。いつでもかかってこい精神です(笑)


要するに僕の場合、前にも書きましたが「僕自身」が嫌われる事に関しては全く問題はなく作品がどう思われるかが全てなので、SNSなどで認知などされなかろうが叩かれようがどうでもいいのです。

ですが、このような事をSNSでまき散らすような人たちに限ってとにかくメンタルが弱い。

自分に不都合なことが起きればネガティブな発言や自己否定ツイートを撒きちらし、他者に助けを求めます。


…と色々と僕自身も随分と批判的な事をつい書きすぎてしまいましたが、これは一種の現代病なのだと思います。別にこの台本師というものだけに限った話ではないです。

本人たちだけをどうこい言うつもりはなく、むしろネットやスマホが進化し過ぎたある種の副作用ではないでしょうか。

知りたいものが本当に簡単に知れるようになった分、知りたくもなかったもの見たくもなかったものまでもが勝手に目に入ってしまうようになり自分の精神が確固たるものとなってない人はこれにやられてしまうでしょう。


これにやられないようにするにはどうすればよいか…

一応僕の中に僕なりの回答はあるのですが、それはまた機会があれば触れることにします。

もしこれを見ている方がいましたら、機会があれば是非この問題の解決策についてお話を伺ってみたいし語り合ってみたいとも思います。



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