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07新たなパエリア

その日は朝からリノが恨めしそうな声が永遠と通信から響いていた。

最初こそヴォルティもミランダもある程度返事をしていたがあまりにしつこいので今は無視している。


『いいなあ~~俺も行きたかったな~~!!』


つくづく面倒な男だなとヴォルティは思う。ヴォルティは聞こえないように小さく溜め息を溢した。

朝、ヴォルティとミランダが2人で幸子に食べに行ったことを知ったリノは昼を過ぎた今も恨み節を続けている。

2人からしてみれば自業自得で残業になって食べに行けなかったのだから、後からあれこれ言われてもどうしようもない。

それでもリノは朝からずっとこうだ。

本当に面倒な男だ。

こんなことなら言わなければ良かった。


今日になって聞いた話だがリノの残業は割りと長引いたようで終わったのは飲食店が閉まってしまった時間帯だったらしい。

結局どこまでも自業自得だ。


『マグロか~!いいよなあ~~!!』

「本当うっさいわね…」


あまりの煩さにミランダがぽつりと溢すと反応があったのが嬉しかったのか何かのか分からないが「ずるい」だの「俺も行きたかった」だの更に騒ぎ出した。

ここまでくると通信を切ってしまいたい気持ちにもなるが通信を切るとペナルティだ。

我慢するしかない。


「今日行けばいいだろ」

『昨日行きたかったんだよ!』

『残業してたんでしょ…』


概ねこの繰り返しでいい加減疲れてくる。

リノがこんなことでぐちぐちと小言を溢す人間だとは思っていなかった。

本当に面倒な男だ。

今日の海は穏やかで調査が行いやすい日だというのに。

朝方、この辺りを鯨の群れが通り過ぎていったという報告があったが今は見当たらない。

鯨を発見すると飲み込まれないように距離を取る必要があるので注意深くモニターを見ていたが遠くまで行ってしまったようだ。

まあ、鯨は避けるだけでいい。

本当に危ない奴等は他にいる。


「そろそろ時間だ。戻るぞ」

『そうね、うるさいし帰りましょ…』


画面に表示されている時間は調査終了時刻に近付いている。

戻る時間を考えるとそろそろ打ち切らないとオーバーしてしまうだろう。

リノは何かしら言っているが一先ず無視して、ミランダは大人しく指示に従った。

あまりに煩いから早く帰りたかったのかもしれない。

ヴォルティも今日は何も発見出来なかったが早く帰りたい。





「今日もどっか食べに行くんだろ?そうだろ!?」


支部に戻るや否や、リノがヴォルティへ詰め寄る勢いで話し掛けてくる。

一体何だというのだ。まあ何となく分かってはしまうが。


「そりゃあ行くけど」

「昨日俺を置いて行ったんだから!今日は俺と行くよな!?なっ!?」

「何なんだお前」


別に置いて行った訳ではない。最初から一緒に行く予定だったのではないし約束もしていなかった。

なのに何故こんな風に言われなくてはならないのか。

食事に行きたいのなら1人で行けばいいのにとヴォルティは思うのだが、リノはどうも違うらしい。


「声が大きいわよリノ」


さっさと日報を出し終えたらしいミランダが帰り支度を済ませた姿で現れた。

確かに声は大きく数人が何事かとこちらを見ている。


「だってずるいだろ!俺も行きたかったのに2人だけで行くなんて!」

「いやだから自業自得だろ」

「だから今日は俺も一緒に行く!」

「何がだからなのよ…」


リノの理屈は分からないが意地でも一緒に食べに行きたいらしい。

何故ここまでこだわるのか謎である。

よほど1人で食べるのが嫌なのか。

寂しいと言っていたことはあるが1人で食べることの何が寂しいのかヴォルティには全くもって理解出来ない。


「じゃあ俺の知ってる店に連れてってやるよ!ロベルトさんから教えてもらった店だからな!」

「じゃあって何だよ」


断られそうなことを予想してかリノが先手を打ってロベルトの名を出した。

その名前を出されるとヴォルティも断る理由はなくなる。

食事という世界を教えてくれたロベルトは神の使者のようで彼の知る店なら喜んで行くだろうし、「幸子」と「アントレ」しか知らないヴォルティにとって全く新しい店、というのも魅力的ではある。

けれどミランダは少し違った。


「またロベルトさん?自分達で見つけた店ってないの?」


ヴォルティは勿論、リノもロベルトから教えてもらった店しか口にしていない。

ラメール区には歩いただけでも数軒の飲食店を見つけることが出来るものの、そこに入ったことはなかった。

何故、と聞かれれば初めてで分からないから、だ。


「そ、そういう店はねーけど…、教えてもらった店は旨いって分かってるから行きやすいじゃんか」

「挑戦とかしない訳?」

「お前だって行ってないだろ!」

「私は食べ始めたばっかりなのよ!」


確かに教えてもらった店の方が安心もある。

初めての店は何から何まで分からないから不安感があるのは間違いない。

だが使者の教えを忠実に聞くのもいいが自らの足で見つけるのも悪くないのではないか。

不意にヴォルティはそう思い始めた。

挑戦。そうこれは挑戦だ。

世界を自ら広げる為の。


「よし、じゃあ行ってくる」

「は?」

「え?」


いきなり意を決した顔をして宣言したヴォルティにリノもミランダも困惑顔を浮かべている。

「じゃあ」とは何だ。「行ってくる」とはどこに行くのだ。

そんな顔をしていた。


「え?何?急にどうしたのよ」

「新しい店に行ってくる」

「何でそんないきなりお前どうしたよ」


ヴォルティの行動が理解出来ないまま、それでも2人はヴォルティを追って来る。

2人で食べに行けばいいのにそうしない理由が分からないがついてくる気らしい。

それはそれで別に構わないことだ。絶対に1人で食べたい訳でもない。

リノと違って絶対に誰かと食べたい訳でもないが。


「新しい店って、どこに行くか決めてんのか?」

「第7エリアで見たことがある。そこに行ってみる」


新しい店、という割に真っ直ぐ迷うこともなく進んでいることが疑問に思えたのかリノが問う。

頭の中には既に「あの店」と決めていて、空いているのか不明だが取り敢えず行こうと思ったのだ。


初めてラメール区へ来たあの日、第7エリアに停泊後歩いてロベルトのところへ向かう途中にあの店はあった。

あの時は大陸文明時代の国旗が飾られていて不思議な所だなとしか思わなかったのだが、あそこは間違いない。

あそこは飲食店だった。

幸子ともアンティパストとも違う外見をしていて、きっと料理も違うものを出しているだろう。

そう思うと、何やら面白そうだ。

きっとあの時通りがかったのは運命だったに違いない。


「あった。ここだ」


記憶を頼りに、と大袈裟にしなくてもラメール区自体そこまで広くはないので迷わず辿り着いた店にはあの時と同じように国旗が飾られている。

これは確か大陸文明に実在したスペイン王国という国のものだ。

看板には「arroz」とある。アロース、スペイン語だろうか。


「うわ、初めて見る店だ」


ヴォルティの後を追っていたらしいリノとミランダが同じように国旗を見ている。

ロベルトは来たことがないのか、それともリノには教えてなかったのか分からないが3人共初めてらしい。

正真正銘の初挑戦だ。何やら気合いが入る。

やはりここも手動ドアのようで一息ついてから、そこに手を掛けた。


「あら、いらっしゃい。初めてのお客さんね」

「いらっしゃい!」


手動の扉を開けると中から女性の声と、威勢の良い男性の声が出迎えた。

店内は今までの店より最も広く4人組の男達がテーブル席で酒を飲みながら笑っている。


「あ、えーと、入れますか」

「ええ、3人かしら?テーブルどうぞ」


店内のモニターにはサッカーの試合が映されていて男達は先程からこれを見て盛り上がっているようだった。

勿論海底都市で行われたものではなく大陸文明時代の映像で、こういった大陸文明の様々なスポーツは海底都市では非常に人気がありよく放送されている。

といっても全ては過去の試合なのでどちらが勝つのか応援するというよりは映画のように見て楽しんでいるのが殆どだった。

ヴォルティもたまに見る。その中でもラグビーが特に好きだ。


「お酒は何にする?」

「あー…、あまり得意ではないんスけど…」

「わ、私飲んだことないわ…」

「俺ワインください!」


飲んだことがないというミランダはともかく、ヴォルティは酒が特別好きではない。

リノは以前もワインを頼んでいたから気に入っているのだろう。

ロベルトもビールを美味しそうに飲んでいたがあれの良さがヴォルティには理解出来ない。

いつかは分かるだろうか。


「赤でいい?他は…そうね。ウチで作った野菜ジュースどうかしら?美味しいわよ」

「お願いします!」


美味しいと言われればきっと美味しいのだろう。

勧められれば素直に従う方が良いとヴォルティは思っている。

間髪入れずに返答したヴォルティにミランダは引き気味だった。

「分かったわ」とウィンク1つ投げてから女性はカウンターへ戻っていく。

先に飲み物を提供してから料理を聞くスタイルなのだろうか。

ならば今の内に注文を決めなくてはならない。


「メニューどれだ」

「これだな、…うーん全然分かんねーわ」


アントレとはまた違う料理名が表示されており、名前だけではまるで想像がつかない。

何の食材を使っているのかさえ不明だ。

リノも初めて訪れた店だからか首を捻っている。


「3人共その制服、調査員かしら?」

「あ、はい」


先程の女性が3人分のグラスを持って戻ってくるとそれをテーブルに置いた。

見慣れた赤ワインと明るいオレンジ色の何か。

これがジュースだろうか。


「私達食料研究員なの、調査員さん達にはいつも助けられてるわ」

「研究員が…ここで?」


海底都市では様々な研究がされている。

その全てが海底で生き抜く為のもので、多くは「食」に関するものだ。

大陸文明の食べ物をどうやって海底都市で作るか、これは大きなテーマになっている。

その成果がこういう飲食店だと思われるが、この飲食店を研究員が経営しているのは初めて聞いた。


「そう。色んな食材の研究をしててね、私生産に成功したものをどう食べるかってところまで調べたくて、気付いたらお店開いてたの」

「ええ…?」


少し意味が理解出来ずにリノとミランダの顔を見たが同じような表情だったので、2人共理解出来ていないらしい。

理解、というより意味が分からない。

女性はサラと名乗った。


「大陸文明でどうやって食べられていたのか、どう料理するのか気になっちゃったのよ」

「それで、店を?」

「最初は家で作るだけだったんだけど、楽しくなってきちゃって」


こういうパターンもあるのか。

それで店まで開くまで行き着くのはなかなかないと思うが、好きが高じてというよりは調べたいが為にここまできたのだと思われる。

サラは根っからの研究者気質のようだ。


「そうなんスね」

「す、すごいわ…」


ともあれ、凄いことに変わりはない。

同じことを出来るかと言われれば出来ないと答えるだろう。


「ところで今日はどうする?決まってないならウチの人が作るパエリアがおすすめよ」

「パエリア?」


ウチの人、というサラの声に反応して威勢の良い声をしていた男性が片腕を上げた。

どうやら夫婦か、それに近い関係のようだ。

それよりもヴォルティはパエリアという謎の名前が気になる。

パエリアとは何だ。


「私達の先祖ヒスパニックなの。それで故郷の国の料理を再現してるのよ」


ヒスパニックとはスペイン人やスペイン語またはスペインの文化に関連のあることを示す言葉だったような気がする。

勉強した筈だが曖昧に記憶してしまっていてうまく理解が出来なかった。

取り敢えずここアロースは外の国旗が示す通り、スペインの料理が食べられるらしい。

パエリアとはスペインの料理なのだろう。


「お米を使った代表的な料理だったとデータにあるの。味には自信があるんだけど?」


どう?となれば返事は「はい」以外浮かばない。

いや断るなど失礼にあたるのではないだろうか。

そうに違いない。


「はい!食べます!」

「お前急に返事良いな…」


米を使った料理、というより米そのものは幸子で食べたことがある。

それとはまた違うものになるのか。新たな料理に出会えそうで、それだけでヴォルティのテンションは上がってしまう。


「少し時間かかるから出来るまでサラダでも食べてて。これもスペインのサラダよ」

「へえ」


飲み物のおかわりは言ってね、と告げてサラはテーブルを離れた。

サラダにもお国柄で出るのか不思議だがせっかくなのでそのサラダも頂いてみる。

サラダの横には黄金の液体と醤油に似た液体、そして恐らく塩らしきものがあった。


「ドレッシングだと思うぜ。好きなやつかけろってことじゃねーかな」

「ドレッシング」


それぞれが入っている容器にオリーブオイル、ビネガー、ソルトと書かれており、これらをサラダにかけて食べるようだ。

予めかけられているのではなく食べる側が好きなようにかけるらしい。


「好きなやつって言われても…私初めてなんだけど」

「俺も分からない。それにビネガーって何だ」


サラダそのものは葉もの野菜やトマトを切ったものがこんもりと乗っている。

そういえば生のまま野菜を食べたことがない、と気付いて一切れ口にしてみるとしゃきしゃきとして食感が良い。

野菜とはこういうものなのか。


「そのまま食うなよ」

「いや、どういうものかと思って」


リノが3種をサラダの上にかけているのを見て、同じようにかけてみた。

下手に自己流にするより真似をした方が上手くいく。


「おお…、塩がなんか、こう、あっていいな」

「アクセントになって締まる感じするよな」

「あ、そういう感じか」


それぞれ少しずつかけてみたが生のままより食べやすくなるし、最後に塩の味が上手く口の中でさりげなく表れてくれる。

ヴォルティは表現出来なかったがリノは的確に言葉にした。


「す…、酸っぱいんだけど…」

「何かかけ過ぎたんじゃね?」

「俺のと交換するか?」


ミランダのサラダを食べてみたが、成る程言う通り鼻からツンとしたものが駆け抜けていくような感覚がある。

この3種の比率を誤るとこうなるらしい。

ドレッシング1つであっても侮れないものがあるようだ。

なるほど、奥が深い。

先に出されていたジュースを飲んでみると舌に甘味が乗り非常に飲みやすく、勢いのまま一気飲みしたヴォルティに「は?」という2人の声が飛んだ。


「お待たせ!セシリオ特製パエリアだぜ!」

「大きい!」


丁度サラダを食べ終えた辺りで、サラではなく男性の方が見るからに大きな平たい何かを持って現れた。

その平たい何かは黒くフライパンを大きくしたような形をしているが取っ手の部分が違う。

どちらかというと鍋を上から抑えて平らにした感じがあった。

その平たい鍋の中にはぎっしりと米が詰まっており上には綺麗に並べられた殻付きの海老と貝、何かの魚の切り身が添えられている。

それぞれのコントラストが非常に美しい。見た目にもこだわった完成された料理だ。

米も幸子で見た純白ではなく仄かに色付いていて具材の美しさを引き立てている。


「わあ…、これはすごいわね」

「スプーンでおこげも一緒に食べてくれ。熱いから気をつけてな!」


早速スプーンを手にして米の中に差し込んでみると鍋のふちや底は焦げているようで若干固い。

これが「おこげ」だろうか。

躊躇いなくヴォルティはすくった米を口に入れる。

リノとミランダは一旦待ってヴォルティの様子を見ていた。

毒見でもさせている気なのかもしれない。


「美味しい!」


含んだ米は幸子で食べたものとは違いしっかりと味が付いており少し固めだ。

それが逆に食感を際立たせている。

そこにおこげと思われる部分のかりかりとした焼けた米がプラスされ味を向上させていた。

これは素晴らしい。


「じゃあ俺も食ってみよ」

「私も」


ヴォルティの反応が良かったからか2人もスプーンで各々食べ始めた。

リノは米と海老を一緒に、ミランダは米と魚の切り身を交互に食べている。

どちらも一口食べただけで顔が綻んだ。


「わ…、美味しい…」

「へえ!具の味が米にも移ってて旨いな!」


2人が食べ始めたことで中身の減りが早くなったのを見て、ヴォルティは慌てて次を口にする。

何の貝かは分からない身も赤く丸まった海老もそれぞれがしっかりとその味を主張させ、そしてそれがぶつかり合うことなく口の中に広がった。

それぞれがお互いを引き立て一つの料理として完成させている。

なんと素晴らしきことか。

少しでもバランスが崩れるとこの味は出せなくなるだろう。

なんと美しき食材のカーニバル。瞼を閉じればその賑やかで華やかな公演が浮かんでくるではないか。

勿論、見たことは映画でしかないが。

魚や貝が、母なる海に抱かれ育った命が美しいハーモニーと共に音を奏でている。

ああ、何という至福。素晴らしき公演を特等席で見ているようだ。


「ねえリノ、ヴォルティって…何か食べてる時変にならない?」

「なるんだよなあ…」


2人が何か言っているが聞こえない。というよりどうでもいい。

2人のことなど忘れ瞼に広がるカーニバルをヴォルティは楽しんだ。

勿論、想像であり、ヴォルティが想像したカーニバルが実際のカーニバルと合っているのかは謎ではある。


「気に入ってくれたみたいだな」


夢中で食べ進める3人の元へパエリアを持ってきてくれた男性が再び歩み寄ってくる。

セシリオ特製、と言っていたので恐らく彼の名前はセシリオだろう。


「米って調理方法でこんなに変わるんですねー」

「それが米の面白いところなんだ」


リノとセシリオが会話している間に入りたいものの、口一杯にパエリアを含んでいるので取り敢えず頭を上下に振ってヴォルティは同意を示した。

何となく食べながら喋るのは申し訳ない気持ちがある。

食べる時は食べることに集中したい。


「世界には色んな種類があって色んな食べ方があったんだ。今は一つの品種しか育てられないけど、いつかは」

「すごいですね!その時は是非食べさせてください!」


ようやく飲み込めたヴォルティがセシリオの手を両手で握ると感激で目を潤ませながら率直な思いをぶつける。

これには流石に引いたのかセシリオも「お、おう…」としか返せず、横から「恥ずかしいから止めろよ」とリノの声がした。



「こっちが本当のヴォルティなのかしらね」

「ええ…何かやだなあ…」


瞳を輝かせるヴォルティを見ながら呟いたミランダの言葉に、リノはただただ顔をしかめた。

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