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もう少し進むと門が見えて来た門番には武装した細身の男性が二人立っている。そのままグレイに乗って進んで行き門の前に辿りついた近くで見ると細身の男性はエルフ族の様だ。グレイから降りて門番さん達に近づいて行った。


「止まって貰おう。悪いが召喚の類いは街に入る事が出来ない。入るならば一度送還してくれ。」


「外からの客人とは珍しいな。辺鄙な所だかゆっくりして行け。ようこそエルフの里へ」


ここはエルフの里だったらしい。グレイを戻してエルフの里に入ってみた確かに町を歩く人全員エルフ族だ。皆さん魔族の私が珍しいらしいメッチャ見られている。キョロキョロしながら歩いていると袖を引っ張られた。


「ねぇ、お姉ちゃんて何族。何処から来たの。」

「外の事教えて。」「遊ぼうよ。」


たくさんの子供達に囲まれた凄いキラキラした目で見つめられている。コレは遊んで行かないとな。子供達に群がられながら歩いて行くと公園に辿りついた。鬼ごっこや隠れんぼしたりして子供達と一緒遊んでユウキが作ってくれたクッキーをみんなで食べた。うん、蜂蜜味も蟻蜜味も美味しい。夕暮れまで一緒遊んで子供達がお家に帰って行った。


「お姉ちゃん、旅人さん用の宿は街の南側にあるんだよ。私おうち南側だから途中まで一緒に行こうよ。」


声をかけてくれた女の子エミリアちゃんと言うそうだ。

エミリアちゃんの案内で南側を目指す。


「私のお父さんはね。杖作りの職人さんなの。

今度の誕生日に私に魔法の杖を作ってくれるって約束したからとっても楽しみなの。」


「あ、私のおうちここなの。宿やさんはもう少し進むとあるの。じゃ、ばいばい」


トコトコ、エミリアちゃんは手を振りながら走って行った。その言葉通りに先に進んで行くと宿の看板をつけた店を見つけた。


「おお、いらっしゃいませ。ようこそお越し下さいました。一泊900Gです。」


「じゃあ、1泊でお願いします。」


「ありがとうございます。ごゆっくりお休み下さい。それではお部屋にご案内します。」


通され部屋はベッドに二人掛け出来る机に壁には暖炉がついている。一人で泊まるには充分な広さだ。ベッドに横になってゴロゴロしてみると。


ログアウトしますか?

起床時間を設定しますか?

と表示が現れた。


ログアウトか時間設定かを選択する様だ。起床時間の方を選択して時間を朝の6時に設定してベッドに入り横になって目を瞑る。すると徐々に眠くなって来たゲームの中で眠くなるって何か不思議だ。意識が落ちてそしてまた戻ってくるパチリと目が覚めた確認するとジャスト朝の6時になっている。ちゃんと時間も進んでいるし体力も回復している。昨日の事もまだスレに書き込みしてないので森の攻略本スレに書き込みをする。エルフの里行けたよと子供達と撮った写真も載せておいた。これで良し。


書き込み終わって一息ついていたらカレンから連絡が来ていた。「エルフ布、絹の布地、染料を買えるだけ。買え。」

「色々作りたい、たらない。」


・・・私に拒否権は無いのか。

短いメールに目を通しながらため息をついていると。

今度はユウキから


「クロさん、師匠から聞いたのですかエルフの里には味噌と醤油があるそうなんですよ。1つずつお願いします。」


ユウキお前もか。

しかし、味噌と醤油か洋風な物ばかりだったからちょっと食べてみたいかな。身支度を整えて部屋を出ると


「おはようございます。お早いですね。朝食は食べて行かれますか?」


「お願いします。」


「では、お持ちしますので此方でお待ち下さい。」


席について、待っていると料理が運ばれて来た。白いご飯に味噌汁と川魚の塩焼きにほうれん草のお浸し。正しく和食が出てきた。スクショ撮ってユウキに送っておこう。


速攻で「コメ〜。食べたい。」


と一言帰ってきた。ご飯は美味しく頂きました。宿屋の主人にお土産に布地とお味噌を頼まれたと言いお店の場所を聞いて買いに行った。ユウキはともかくカレンは買って行かないと殺される。ブル、何か寒気する。


どちらの店も今いる南側にあるらしい。朝早いからか店が開き始めたばかりと言う感じだ。紹介されたお店に行ってそれぞれの頼まれ物を買ったやっぱりあの行商人のネコさんから買うよりちょっと安かった。染料も色々種類があったそれから味噌と醤油を買いに行くと。


味噌(小)1500G

味噌(中)2000G

味噌(大)2600G

醤油(小)1000G

醤油(中)1500G

醤油(大)2000G

米2キロ5000G

米5キロ25000G

米10キロ50000G


米が高い。とりあえずユウキ様に味噌と醤油の中を買ってお米は試しに2キロを買っておく。店をでて周りを見ながら歩いているとやっぱりエルフの里だけあって弓の専門店や杖の専門店がある。昨日登録してなかったポータルの登録もして行こう。一度しか使ってないけどお金を払えば一瞬で登録した場所に行ける様になっている。高いけど。そして一番気になる空に届きそうなぐらいの木の幹の方へ行ってみた。


街の中心部に向かって歩いているがまだつかない。近くにある様に見えるのに全然つかないのだ。それから30分ぐらい歩いてやっとついた。それは本当に大きな木だった人が100人集まって手を広げても足りないんじゃないさと言う位太い幹だ。木の大きさに驚いて突っ立ていると。


「ホ、ホホホ。驚きましたかの。エルフの里自慢の

精霊樹に。樹齢は3000年を超えておるのですじゃ」


「そしてこの精霊樹にはこの里を護って下さっている

大地の大精霊が宿っておられる。」


「へ〜。3000年前からあるのかこの木は凄いな。」


ぼーと見上げていると何か落ちて来た。


精霊樹の葉

精霊樹の加護が宿った聖なる葉。道標になる。

丸一日経つと枯れてしまう。


葉っぱを手に取り眺めていると


「その葉は、精霊樹からの贈り物でこの辺りの森は迷いの森で一度入ると出てくる事が難しくてのう。その葉を使うとこの木の前に帰ってくる事が出来るのじゃ」


迷いの森限定の転移アイテムと言う事か。しかも制限時間つきでこの葉を手に入れられるのは1日一回になっている。この葉が枯れるまでがタイムリミットと言う事にもなるこれも書き込みしとこう。


自分が来た門と反対側の門から出て試しに森に入ってみる事にした。グレイに乗って進んでも大丈夫なぐらい木は背が高く広々としている。暫く森を歩いているとアナウンスで「特集フィールドに入りました。エリアマップが使用出来なくなります。」上に表示されていたマップがなくなり森も何処を見ても同じ様に見える。

採取ポイントでも新しい物もたくさん採れた。

上薬草、窒息草、止血草、お喋り茸。

上薬草は文字通り薬草の強化版だ。その上薬草にそっくりな窒息草は間違えて食べると強力な麻痺毒で肺さえ止まり窒息する。鑑定ないと絶対間違えて食べるぞこの草。


奥へと進んで行き新たな魔獣が現れた。







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