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白の童話騎士  作者: アースウェル
赤ずきんと断罪の銃
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幼女と森の中で

やっほー!ひっさしぶりに投稿したぜぇー!

・・・うざいですよね?サーセンw

 赤い頭巾の幼女がその小さな唇を開く


「ねぇ、あなたはだぁれ?」


「僕は―――旅人だ」


 僕はとりあえず旅人を名乗ってみた。この後会話が続くようなら異世界人なんてばれないようにごまかしやすい設定にしておいた方が面倒はないだろうし。

 しかし異世界で初めて出会ったのが金髪碧眼の美少女でした・・・ならテンプレだけどな!幼女とはビックリだな!

 見た感じ小学1年生ぐらいか?肩まで伸びるふわふわした髪が可愛らしい。


「どこからきたの?」


「名前も無いような小さい里から」


 出身地の設定に関しても抜かりはない。ここら辺は日々の創作活動の賜物だな。

とっさに架空の設定を作り出せる。

 今度はこっちから話を聞いてみよう。


「ついさっきここに着いたんだが道に迷ってな。どこに行けば人のいる場所に行けるか考えてたんだ。

近くに集落でもないか知ってるか?」


「ちかくにわたしのむらがあるよ?」


「そうか。じゃあ案内してもらえるか?」


「うん!わかった!」


 ニコッという文字が、後ろに浮かんで見えるような笑顔、赤い頭巾の幼女は浮かべた。

 そういやこの熊どうしよ?このメンバーじゃ全部は運べないな・・・。剥ぐか。

 という訳で赤い頭巾の幼女に断わりを入れて解体を開始した。

 先ほどのカマキリの鎌で熊の皮を剥ぎ、肉を削ぎ落とし、武器になりそうな爪や牙、もしくは骨を回収する。ここら辺の作業は意志ある災害(黒刃家)が持ってくる修行の贄になったのであろう大量の獣たちを処理したりして覚えた。

 黙々と作業を続けていると、心臓あたりで何か固い感触がした。

 中身を見てみると紅い拳大の宝石が見つかったので、肉や骨と一緒に鞄の中に入れた。

 入りきらない肉のうち持ち帰れなそうなのはここで食べてしまおう。丁度昼だし、食べてから行動開始した方がよさそうだ。

 そうと決まれば実行あるのみ!


「おーい。とりあえず先にご飯にする「ほんと!?」・・・か?」


 その一言で花にとまる蝶々を暇そうに眺めていた少女は一瞬でこちらに期待に染めたその大きな瞳を向け、食いつき気味に返答してきた。

 そこまでお腹すいてたのか・・・なんか悪いことしたなぁ。

 その後僕は火を起こし、少女はカマキリの鎌で肉をさばいた(『なぜそんな器用なことできんの!?』って思ったけど保留)。

 そして焼いた肉を食べ始めた頃、ふとまだ僕は幼女の名前を知らないことに気が付いた。


「なあ?」


「なぁに、おにいちゃん?」


「君の名前は何だ?」


「フレイ!」


「そうか、僕は六連だ。これから少しの間だけどよろしくな。フレイ」


「うん!」


 口の端に肉の欠片をつけた幼女は楽しそうに、嬉しそうに笑った。

 ・・・こうゆうのを見てなんか犬っぽいって思っても間違っちゃいないと僕は思う。


ほかの投稿者さんの作品ばっか最近見てて投稿できませんでしたw。

先人たちは偉大ですよw。

個人的には

『サモナーさんが行く』とか『金色の文字使い』が特にお気に入りですね!

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