表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の童話騎士  作者: アースウェル
赤ずきんと断罪の銃
18/57

トラップ

洞窟目指し歩き始めて30分。僕は洞窟の入り口についた。

レッサートレントに会わなかったかって?前の遭遇した時、怒りに身を任せて森中駆け回って根絶やしにしたから☆

さて、それではコボルド殲滅頑張ろう!

耳栓を詰めて、キラーマンティスの鎌を構えて・・・!


「おっじゃっまっしまぁぁぁすっ!!!」


ドオォォォォォンッッッ!!!


村で買った小型爆弾を起爆させながら洞窟の中にダーイブ!一見馬鹿のように見えるがこれはちゃんとした策略だ。

まず今回の殲滅対象(ターゲット)は何だ?---コボルドだ。

ではコボルドとは何だ?---ゴブリンの狼バージョンだ。

狼は獣、厳しい自然を生き残るために優れた五感を持っている。

嗅覚、視覚、それに聴覚(・・)もだ。

そしてここは洞窟!しかもかなり狭く細長いタイプ!つまり!


『『『GYAJIJBK;=?XHE*&@#8”:?9!!!』』』


洞窟の中に僕の大声が響き渡り、奴等の三半規管を狂わせる!

崩れ落ちるコボルド達!素早い動きと連携がなければコボルドなどタダの的に成り果てる!


「一匹!二匹!三匹!四匹!さてさて何匹居るのかなぁっ!」


鎌を振るう度鮮血が舞う。臓物が飛び散る。首が転がる。


ひたすら虐殺を繰返し一時間。結局立ち上がったコボルドはいなかった。

総勢200匹のコボルド。上位種は確認できなかった。

これ程の規模に成っていればコボルドロードが生まれていても可笑しくないらしいが・・・。それを考えるのは僕の仕事ではないか。あ、なんか赤を通り越して紅いフードコートがあるな。中に骨が入ってる事から、冒険者の物だったんだろう。まあどっちにしてもずっと制服のまんまは嫌だし、もらうから関係無いけど。


「さて、死体回収完了。アイテムボックスは暇なとき強化しといて良かったな。そんじゃ帰るか。」


見付けたばかりのフードコートを着て、煙管の煙を吹きながら出口に向かう。

洞窟は余り広くなかったので直ぐに出口に着く。

そうだ。日もまだ高いし、明日からとは言わず帰ってからでもフレイに構ってやろう。純粋な子供と戯れることは気持ちをリフレッシュさせてくれる。

そう思いながら洞窟の外に足を踏み出し---


---バチィッ---


---たところで何かに足を弾き返された。

咄嗟に前を睨んで、そこにあったのは---


「何だ・・・!これは・・・!」


 ---宙に浮かぶ黒い魔方陣だった。

さぁさぁ!盛り上げて参りましょう!

(後から主人公に爆弾を使わせる描写を入れました。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ