5月$日 そっちの服屋にて
やらかしました。
自重はしませんww
どーも皆さん。理です。
どーも皆さん。理です。
どーも皆さん。理です。
大事な事なので二回言いましたってのはよくありますが本当に大事なことは三回言っても足らないもんなんですよ。
五月の半ば。はっちゃけるとは言ったものの普段からフリーダムなのでやることが……ない。
「あ、理君。こんなところで何してるの?」
「あ、ヒカリ……」
そうだ。まだしてないことあったわ。ふふふ……ふふふふ……
「ヒカリ。今すぐデートに行かないか!?」
「えっ?」
「よしいこう、すぐいこう!」
「えっ?えっ?どこに?何しに?」
「コスプレしに」
「……えええええぇぇ!?」
ahahaha!実は僕はいつか好きな子に着てもらうためにコスプレの服を専門的に扱っていてなおかつ試着もできるお店を探していたのですよ!!
キモい?キモいですか?もいきーですか!?ですけれども、夢じゃないですか?彼女に一度でいいから「ご主人様」とか言われたいじゃないですか!
* * * * *
はい来ました「マジカル☆変身!エミナのお店」!何度も足を運んでいて、ここの店長や一人しかいない店員とはすっかりマブダチなんです。
「いらっしゃいま……理くんじゃない!久しぶり~!」
「理氏じゃありませんか。ついにうちの服を着せるにふさわしい子を見つけたんですね?」
この人たちが、このお店の店長、エミナさん。座右の銘は「かわいければ許される」。そして店員のカズマさん。座右の銘は「人が服を着るのではない、服が人を着るのだ」です。以前メイド服はミニかクラシックかスリットありかで論争になり、それ以来仲が良くなったのです。どれが誰かは推して知るべし。
「お、理くんコレ……」
「うん。ヒカリかわいいから絶対似合うと思って一度でいいからここに来て、着て欲しかったんだ」
「ふぇ!?か、かわ!?」
「んふ、かわいい子をゲットしたものね理くん!お姉さん嫉妬しちゃう!」
「やはり理氏を見込んだ店長の目には狂いはありませんでしたね。理氏、ナイスです」
彼女を誉められるのは純粋に嬉しいですなぁ。まあ間違いなく似合うからヒカリを連れてきたんですが。
さあ、エミナさんにかかればどんな人だって着替えさせられちゃうんですからとにかくいろんなものを着てもらいましょう!!
「さあさあヒカリちゃん?お姉さんと一緒に着替えましょうね~」
「えっ?ちょっ、ちょま……」
試着室に連れ込まれましたね。見立てはカズマさんがするんです。
「彼女ならラインからしてバストを強調するか足を強調するかですね……」
「手始めにまずはチャイナ服から攻めましょうカズマさん」
「承りました。店長、青チャイナ入ります!」
「オッケー!いやー、いい体してるじゃない!しかもちゃんと適度な運動もしてて出るとこ出てるし!……ジュルリ」
「ジュルリ!?た、助け!ひゃうあわわあ~!」
うひょうひょひょ(笑)この日を待ち望んでたんだ!さあ、君のすべて(コスプレ)を見せておくれ!
五月だから許されるのですよこんな暴挙は!