新たな1ページを
つらくて
つらくて
どうしようもなく つらくって
もがいて
あがいて
逃げたくなって でも逃げ道もなかった
君は生きた証の1ページに 悔しさをこめた
君はペンを握る指先に 悔しさをこめた
尖って 震えて
書き殴って 書き潰して
もう 余白もないほどの
まっ黒な君の1ページ
いつしか 冷たい涙に濡れていた
僕は 夜空を塞ぐ雨雲の向こうに
悔しさの数だけ 星があると知っている
僕は 闇の中だけに星は輝くと知っている
君は 上書きに上書きを重ねた
はじめの1ページを 知っている
君は まっ白な紙の上だけに文字は輝くと知っている
だから
勇気をだして次の新たな1ページをひらこう
僕は僕の正解を明かす
君は君だけの正解を綴ってごらん
みんなの眼に映るように
いつまでも
読んでくださりありがとうございました。