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一日の終わり

 ヴォルト達は夕食を取った。しかし、いつもと同じようにジナだけ部屋で食事をさせた。


 今日の召使いが作った料理を食べ終え、あとは少し自由時間を取って、睡眠し、一日の終わりになる。

 シュルトとメルは各自の部屋に戻り、ヴォルトとラナは夜風に当たる場所で話し合っていた。

 その内容は

 「ジナはどうすれば安心して生きやすいと思うか?」

 とヴォルトはジナが生きていきやすい環境の事を話して、ラナは

 「う〜ん…私はやはり半獣とわかりやすい部分があるから、そこを隠していけば、外に行っても他の人は怖がらず、半獣ってバレずにいられると思うわ」

 と考えて返答した。


 これはジナの事を考えて二人が議論している所だった。

 ヴォルトはもう一人で抱え込まないように決めて、ラナと一緒に考えていた。

 一人で考えるより、ラナと話し合うとなんだか安心し、心に余裕が持てる事が出来た事をヴォルト自身の心に感じていた。


 「確かにそうだな… 半獣だと気づかれる所が危ないな… 気付かせてくれてありがとう」

 とヴォルトはラナの言った意見に正しいと思い、感謝の言葉を伝えた。

 それにラナはふふっと笑みを出した。

 ラナはヴォルトが素直に相談してくれた事が嬉しいと思っていたので、にっこりと笑ってしまった。


 ラナの笑みにヴォルトも釣られて笑みを出し、心が暖かくなってくる。

 こう話しているともう寝る時間が迫っていると思い、ヴォルトは

 「それじゃあ、ジナの事についてここまでにしよう。また話を聞いてくれないか?」

 その言葉にラナは拒否はしなく、喜んで

 「ええ! 大丈夫よ! 任せて!」

と胸を張って、任せてというアピールをした。それにヴォルトは本当に頼れるなと思い、

 「ありがとう。それじゃあお願いします」

また感謝の言葉をラナに伝えた。


 ラナとヴォルトはそれぞれの自室に戻って眠り、これで一日の終わりにした。


 今回の事でヴォルトは心のゆとりが取れて本当に良かったと思っていた。

 そして、次の日の朝がくる。


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