次の冒険の場所
ラグは気に入った4冊の本を買って、宿屋へと戻った。
まるで自分が欲しかった物のように、ウキウキしながら戻っていった。
泊まっている宿屋へ戻ると宿主のベェナが、
「お! おかえり! なんか嬉しい事があったのかい?」
とラグの存在に気づき、声をかけた。それにラグは声質からわかるように
「はい! とても良い物を買えたのです!」
と嬉しそうに答えて、持っていた4冊の本をベェナへと見せた。
その4冊のタイトルを見たベェナは
「ほおほお! 君はどうやら冒険好きなんだな! いいね!」
と言い、ラグの頭を撫で回した。それにラグは恥ずかしくなり、
「や…やめて下さい…!」
と答え、ラグの頭を撫でていたベェナの手を止めた。しかし、ベェナはニヤニヤとして、まだラグの頭を撫でようとしたので、ラグは急いで自分の泊まっている部屋へと戻った。
ラグに逃げられたベェナは少しちぇっとした感じで残念そうにしていた。
急いで自分の泊まっている部屋へと戻ったラグは早速部屋にある机に買ってきた4冊の本を置いて、机の手前にある椅子に座り、読み始めた。
それは本の中へと入り込むように集中し、読んでいた。
ラグが本を読み始めて、あっという間に昼になった。まだラグは買ってきた本を読んでいる。すると…
グゥ
というお腹から音が鳴り、お腹が空いた証拠でラグは気がついた。
「え、もうこんなに時間経ってた?」
どうやらラグは自身の空腹を気が付かずに、読書に集中してた。
その証拠に買ってきた4冊の本を3冊半まで読んでいた。
この読んでいた本の情報は興味深い内容だった。
『時忘れの砂はいったいどこにあるのか?』だけでなく、
『魔法使いは実在する』では、どうやら御伽話ではなく、昔に魔法使いがいたらしく、その痕跡の魔法が秘められた『魔具』という物があるらしい。
『魔具』が最初に見つけられたのは、ミーヤ王国である。
ミーヤ国王では『魔具』を見つけることが出来るらしく、魔法使いとの歴史が結構あるらしい。
次に『未知の大陸を求めて』
その本の内容は、
今ラグがいるこの大陸は森林が多くある大陸、リベ大陸。
『魔法使いが実在する』に出てくる砂漠の大陸、ゾータ大陸。
そして、最後の大陸は水が豊富なヴェール大陸。
その大陸3つが主に知っている大陸であるが他にも知らない大陸があるらしく、冒険してみる人がいるらしい。
『半獣とは何か?』はまだ読んでいる途中で、なかなか理解するのが時間がかかった。
「お腹空いたし、何か食べに行こうかな」
とラグはご飯にすることにし、自分の泊まっている部屋から出て、食事に行くことにした。
微かに今ラグが次に冒険したい場所が決まっていた。
それは先程の本で読んでいたゾータ大陸のミーヤ国王への行き先を決めた。




