王国での情報集め
ラグは宿屋の部屋から起き出てきた。
とても安眠出来た感じで、スッキリと起きられた。
この宿屋は何日分のお支払いすればその分泊まれるので、ラグは3、4日泊まる事にした。
宿屋の宿主に3、4日間泊まらせて貰えることに感謝の言葉を言いに、宿主の元へラグは向かう。
宿主はとても明るい大人の女性の方で、髪は金髪、身長も高い感じで、話す言葉は男勝りな言葉を使っている。
それがこの宿屋の長所であり、泊まる方々が安心出来る宿屋だ。
「お! 起きたか少年!」
とラグに声をかけてきた宿主、ベェナは丁度宿主としての仕事をするところだった。
「ベェナさん、3、4日間ここで泊まらせて下さりありがとうございます! 自分はこれからこの王国の光景を見て回ってきます!」
ラグは丁寧に感謝の言葉とこれから出かける事をベェナに伝えた。それにベェナは
「おう! この王国は広いから迷わず帰ってこいよ!」
とラグが迷子にならないように声をかけた。その言葉にラグはありがとうと思い、宿から出て、王国の探索を始めた。
ヴァルカラ王国を歩いているラグが思ったことは、イース村と比べてあまりに広すぎて、本当に迷子になりそうだなと苦笑いをした。
ラグはまず見てみようと思ったのは、本屋である。
そこで旅人の記録とかもあるはずだから、『時忘れの砂』について細かい情報があるはずと思ったからだ。
ラグは迷わないように気を付けて、本屋へと向かった。
ラグは無事本屋へと着いた。
その本屋は建物自体は小さいが、かなりの本が置いてあり、ラグはここなら何か情報があるはずと興味が溢れていた。
まずラグは本屋の中へと入り、その店主に話しかけた。
「すいません、ここで旅人の冒険録関係ありますか?」
その声を聞いた店主は、少し机で作業をしていた手を止め、ラグの方へ顔を向けた。
「おや? お若いの、その本関係は奥の方にあるよ」
と眼鏡をかけた男性の店主は答えた。それにラグは良かったと思い、
「ありがとうございます!」
と言い、本屋の奥へ進んだ。
ラグが奥の方に進んだことを確認し、店主は再び作業を机に向かって始めた。
ラグは本屋の奥へ進んでいくと、色んな本があった。
『魔法使いは実在する』
『未知の大陸を求めて』
『半獣とは何か?』
という本などが沢山あったが、ラグはそれらに興味はなかった。
ラグは手当たり次第色んなに手を付ける。すると、
「………あった!」
ラグは目的の本を見つけられて、嬉しそうに声を出した。
その本のタイトルは
『時忘れの砂はいったいどこにあるのか?』
正しくラグが探し求めた本だった。
一旦ラグはその本を読み始めた。




