王国から離れた生活
太陽が登り、新たな1日が始まる。
これから明るくなる時に、ガートとシャーレは沢山の荷物を持ち、自分達が生活してた家の前に立っていた。
これからガートとシャーレはヴァルカラ王国から離れ、誰もいない、静かな森の中で生活を始まる所だった。
ガート達は生活してた家を見て、様々な思いが出てくる。
楽しかった日々、ガートとシャーレが喧嘩したりしたけど仲直りした日々、そしてフローラとの過ごした日々…
沢山の思い出が出てくる。それに自然と二人は涙が溢れていた。しかし、今はこの王国から離れた生活が自分達に安心の日々を過ごせると決意をした。
ガートはふとシャーレを見た。
シャーレは泣きながら震えていた。その様子にガートはなんとなくシャーレの気持ちが分かっていた。
シャーレは新たな生活に不安を感じていたからだ。それにガートも少なからず思っている。
そんなシャーレの両肩にガートは優しく手を当てて、「大丈夫、大丈夫」と言って、安心させる。
ガートのその優しい手の温もりと言葉でシャーレは余計に涙が溢れてきた。しかし、段々と安心感が出てくる。
シャーレの震えや涙が収まるまで、ガートが側に居た。
やがて、シャーレは落ち着き、ガートと一緒に自分達の家だった建物に再び見つめ直し、二人は今までの感謝を体で表すように、深々とお辞儀をして、王国の外へと行ける門へと向かった。
外へと繋がる門に二人は着いた。まだ朝早いから人も少なく、一人の門番が立っていた。
その門番にヴァルカラ王国から離れる事の書類を見せ、門番は把握し、門を開け始めた。
門が段々と開かれる中、シャーレが話しかけた。
「そろそろ新しい生活がはじまるわね」
と不安に思うことがなく、大丈夫そうな声にガートは安心し、
「ああ、二人で頑張ろう」
とシャーレと一緒に頑張る事を再び心に決意し、言葉にした。
やがて門が開かれた。
門から新たな風か吹いて来て、これから二人の生活の始まりを伝えたような風だった。
その風にガートとシャーレは受け入れ、ヴァルカラ王国から離れた。
ヴァルカラ王国から離れて何時間か休憩しながら歩いていた。
もう王国が見えなくなる程移動していた。
理想の生活出来る場所を探すのに時間がかかったが、やっと見つけられた。
森の中だけど、見渡しがいい野原だけの一面と近くには小川がある。それに、ここの食べ物が豊富なことにガートとシャーレは気に入り、そこを拠点とした。
家を1から作るのにまず簡素的な建物を作り、家を作りながら、生活が始まった。
家を作るのに森の木を持ってきた斧で切ったり、組み立てたりして、二人はかなりの苦労はした。しかし、森の小さな動物達、リスや小鳥等が癒やしたり、新鮮な空気を貰い、二人は頑張れた。
やがて数ヶ月が経ち、二人の新たな生活が出来る家が完成した!
その家は王国の時と同じ作りの家だが、自分達が作れた事に愛着のある家だった。
そこの家でガートとシャーレは長い生活が始まり、自然の優しさと共に長く過ごした。




