ガートの手伝い
食器洗いを終わらせたラグは次にガートの元へ手伝いに向かった。
外に出ると、やはり森の中で、昔の過ごしてた家の事をラグは思い出しそうになり、立ち止まってしまう。
(もう…過ぎた事だ…考えるな…)
ラグはあの頃の事を思い出さないように、顔をしかめて、思い出さないようにする。
「おや? ラグ君どうしたんだい?」
と丁度ガートが戻ってきた。ガートの背には沢山の薪を背負っていた。老いてる体とも思えない程しっかりと背負っていた。
「い…いえ!! 大丈夫です!!」
ラグは自分の苦しんでる顔を見られてないか不安になり、首を横に振った。
「ところで、ガートさんはもう薪を集めるのを終わったのですか?」
すぐラグはガートの作業は終わってるか確認した。
「ああ、終わってるよ〜 これぐらいあれば、今日と明日ぐらい足りると思うぞ」
とガートはやっている作業は終わっている事を伝えた。ラグは手伝えなかった事にちょっとへこんでいた。
(どうしようかな…)
ラグは今何をするか分からず、考え込んでると、それを察したガートは
「あ、ちょっと樹の実とかの食材集めもしたいから、ラグ君、手伝って欲しいけどいいかな?」
その言葉を聞いたラグはすぐに
「いいですよ!」
と笑顔に返答し、それを見たガートは嬉しくなり、ニヤけていた。
ガートは集めた薪を家の裏にある薪置き場に一旦置いて戻り、また森の中に入る準備をした。
ラグは森に入る事を考えて、父親の剣を一応腰に下げた。ガートは籠を背負っているだけで、あとは何も持たなかった。
それにラグは
「え、ガートさんそれで大丈夫ですか?」
と心配になり、聞いてみた。
それにガートは
「大丈夫だ〜 この森は朝は安全だから、暗くなるまでに戻ればいい」
となんも心配せず答えて、森に向けて歩き始めた。それにラグは
(大丈夫かな…?)
と不安を感じながら、ガートに続いた。




