ラグの夢2
ラグは絵本を夢中で読んで、お昼頃になった。
「ただいま〜」
とシャーロットが家の玄関の扉を開いて、帰宅してきた。シャーロットの肩には、鹿の体を担いでいた。
その鹿は、頭がなく、血抜きもしてあった。
それにはラグは何度もギョッって驚いてしまうが、シャーロットから
「確かに可哀想と思うけど、自分達は命を頂く為に、いただきますって言う言葉があるんだ。それはその生き物に対しての供養になるんだ。」
と教えられてたので、可哀想とは思わなかった。
「今日はこの鹿の肉でステーキにしようか!それじゃあ、台所に行ってきて、調理してくるから待っててくれ〜」
とシャーロットはそのまま鹿の体を担いで、台所に向かった。
今日のお昼は鹿の肉のステーキの事を聞いて、ラグは心がワクワクと楽しみに喜んだ。
シャーロットは手際よく調理をしていき、ジュウゥという肉を焼いている音が台所から聞こえてくる。それに続いて、美味しそうな匂いが漂っていき、ラグは涎が出しそうだった。
鹿の肉が焼いてる音が収まると、
「出来たぞ〜 お昼ご飯の準備をしてきな〜」
とシャーロットの手作りのご飯が出来た。
ラグは
「は〜い!」
と元気な声を出して、食事の準備を始める。
まずは手を洗おうと、外に出た。
家の近くには、綺麗な泉があり、そこで水をくんだりしている。そこでラグは手を洗った。
ラグが手を洗い終わって家に戻ると、シャーロットは
「おかえり〜 さあ! 食べようか!」
と机の上には鹿の肉のステーキの他に、山の山菜や、食べれるキノコを調理してあった。
それを見たラグは
(父さんはすごいな〜)
とシャーロットの偉大さを感じていた。
ラグとシャーロットはお互い椅子に座り、机の上の出来立ての料理に向けて、
「「いただきます」」
といい、2人は食事を始めた。
それはとても美味しく、シャーロットの愛を感じていた。
その昔の場面を見ているラグは
(あの時は幸せだったな…)
と思い、ニヤけていた。




