ハース村後日語
野獣達の襲撃を受けたハース村は、一夜を明けて、朝日が出始めてる。
朝から忙しく村人達が村の家と建物の修復をしている。ハンター達も協力していた。その中にリードも居たが、何か思い詰めていた。
それはラグの事だった。
ラグは半獣なのは分かったし、始末することは村を守る為になる。だが、一緒に野獣討伐して、ラグの心の優しさをリードは感じ取った。
そのせいか、この村に居ることが窮屈な思いが出てき、リード自身はそれにまだ気づかないでいた。
「しかし、あの半獣野郎居なければ良かったんだ」
とラグの事を半獣野郎と愚痴る村人が一人いた。
ラグの事は後から村人全員に伝わり、避難してる時に、その上をラグが飛んでいたを見ていた。
あの日からラグの事を悪く言う言葉が広がっていった。
それを聞いたリードは、少し怒りを感じ取っていた。
(では、何故ラグ君は必死に村を守ったと思うんだ…!!)
とリードは内心で思っていた。
ある商人の3人家族が自宅の損害がないかチェックをしていた。ガイ家族だ。
ガイとダリアはお店が何処か壊れてないか細かくチェックをしている。そこに娘のネルが、
「お父さん、聞きたいことがあるの? いいかな?」
と父親ガイに声をかけた。それにガイは
「うん、いいよ。 なんだい?」
と店の倉庫のチェックしながら答えた。ネルが気になった事は
「あの男の子、なんで嫌うの?」
と純粋な目で質問した。
それを聞いたガイは目を見開いた。その後、難しい顔をしながらそれに答えた。
「あれは人のフリをした化け物だったんだよ。だから村に大変な事を起こした悪い人なんだよ。」
と優しく説明をした。それにネルは
「そうなんだ〜」
と疑問を持たずに、素直に父親ガイの言葉を耳に入れた。ガイは素直に聞いてくれて良かったと思っていた。
しかし、ネルの内心には
(じゃあ、何故あんな悲しそうな顔をして森に行ったんだろう?)
と思っていた。
ネル達3人家族が避難してる途中で、ラグがその上を飛んで、森に入っていく姿を見ていた。その時にネルはラグの顔を一瞬だけ見えていた。
それはとても辛そうに、悲しい顔をしていた。




