襲来
村に野獣が侵入したことにより、村が恐怖でいっぱいになり、大混乱が起きていた。
しかし、その野獣を倒すためにハンターが懸命に対抗している。
剣、槍、弓などいろんな武器を持っているハンター達が5匹の野獣に戦っているが、
「うおおおお!!」
とその中の一匹に剣で斬りかかる男性ハンターと
「喰らえ!!」
とボウガンで矢を飛ばす女性ハンター、その矢は男性ハンターに当てずに、野獣の注意を引いた。
野獣は飛んでくる矢を切り裂いた。その隙を見逃さずに、男性ハンターは持っている剣を横に振って野獣の首を狙った。
その瞬間、男性ハンターは
(勝った!!)
と思った。しかし…
グシャ!!
っと巨大な野獣の手が男性ハンターを潰した。まるで、巨大な野獣が他の野獣をカバーしたような感じだった。
それらの光景を見た女性ハンターは、野獣の圧倒的な力に絶望し、放心状態になった。
動かなくなった女性ハンターを一匹の野獣が飛びかかり、女性ハンターの手足を引き千切り、腹を裂いていく、そして、その引き千切った手足など食べていく。
女性ハンターは悲鳴を上げることすらできないまま死んだ。
ハンターがどんなに対抗しても、野獣一匹倒せず、絶望的状況だった。だが、
食べている事に夢中になっている一匹の野獣の首が急に飛んだ。それは誰かがその一匹の首を取ったのだ。
しかも、素早い一閃だった。それを見た巨大な野獣は
「オオ… オモシロイ…」
とその人物に興味を持った。
その人物を見たハンター達は、少し希望を感じた。そして、喜びながらその人物の名前を言った。
「リードさんだ!!」
「リードさんが来たぞ!!」
と声高々に言った。
リードは他のハンター達に鼓舞を入れるために大きな声で
「皆さん!! 頑張ってください!! 私達が戦わなければ、村人が犠牲になります!!
私も戦うので、村人が避難するまで耐えましょう!!」
と言うと、ハンター達は
「「「おおお!!」」」
と気合いの入った声を出した。
激闘が始まっている中、一人の少年がハンターと野獣が戦っている所に向かっていた。