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最低男子と最高女子  作者: 猫背
60/65

60話

「ねぇハルちゃんウチがっついてる!?必死に見える!?男の子にドン引きされてる!?マジワロス!?」

「今必死に見える」

「立花君っそんな事無いよねっ私た「あぁぁぁぁぁぁ折れるぅぅぅぁぁぁ!!」別に変なことじゃないもんねっ」

「咲、咲、春君泣いちゃうから。手がポッキリいっちゃうから」

「え?あ、ごめんね。………弱っ」

「おい心の声漏れだしたぞ。………必死だな。あぁぁぁぁぁぁ折れるぅぅぅぉぉぉ!!」

「え?何?どうしたの?」

お手手があり得ない向きに誘われてるぁぁぁ!!













「はぁ、はぁ、はぁ、ま、真子?手無事?普通の向き?」

「うん、うん、大丈夫、大丈夫だよ。何も心配しないで。大丈夫だから」

「立花君、カルシウムが足りてないんじゃない?」

「足りてねぇのお前だろ短気必死暴力デブ」

「あはは、それで?」

「謝る気は無いのな。よしわかった。お前が如何に乳と腕力以外何も無いか語ってやろう」

「うっ…………ごめんなさチッ」

無駄に器用なとこ見せんでいい。


「2人ともどうしたの?今日も4人でお出かけタイムじゃないの?久々のデート日だったから帰ってほしいんだけど。疾く」

「う、うそだよね!だってみゆみゆを差し置いてハルちゃんが浮気するわけないですもの!そんなはずないですもの!」

「D子ちゃーん、私、彼女、美優、お友達、オーバー?」

「………そう、だったね。うむ、すまなんだ」

「それはさておきこれから緊急会議を行います」

「咲、聞いてる?今日はお休みだからね?1日中2人っきりになりたい日なのね?だから明日学校でね?」

「立花君、瑠璃たそはとんでもない強敵だったの。どうすればいいかなっ」

猪突猛進とは正にこの事か。真子泣くな。


真子がミュウちゃんに土下座して頼みこみ、更にプリ◯ュアを録画で我慢してまで朝から2人っきりでデート三昧したいと言っていたのにこの有様。


「んでなんだよ。昨日丸々遊びまわったんだろ」

「せやでハルちゃんっ、まぁ子は強敵だったのよんっ」

「なんだと!?ヒナたんにここまで言わしめるとは、さすが瑠璃たそわいの嫁!」

「ねぇ、美優なんで来たの?昨日お願いしたよね?わかったって言ったよね?」

「ゲームしに来た」

「ムキャーーー!!!」

キモいからやめろ。

「でも結果オーライだよミュウっ。お願いっ瑠璃たそさんの事教えてっ」

「ははっ、必死過ぎワロタ」

「ん?何?あ、ちょっ、立花君どいて」

「今日という今日は許さん。俺の女に手を出すなぁぁぁ千切れるぅぅぅぁぁぁぁ!!」

「春君?今日という今日は許さんぞ?」

「お姫ごめんにゃ〜。今度埋め合わせがんばるね」

その前に止めてくれませんかね。


「それで、瑠璃たそちゃんに何か言われたの?」

「そーなんだす!猛きゅんが席を外してる時凄い煽りングしてくるんだす!何も言い返せないんだす!強敵なんだす!」

語尾があれなくらいの敗北感なのな。

「2人とも必死だね笑、とかがっつき過ぎて引かれてるよ?笑、とか猛君は私みたいな普通の子の方が好きそうだけどね笑とかっ、とかとかっ」

「D子はなんとも言えんがサッキーはモロだろ」

「そ、そんな事ないもんっ」

「ヒナたんには申し訳ないけど瑠璃たそ女神だから、くっ、どっちを応援すればいいんだ!」

「私も応援してよっ」

「わぁ!握りつぶされる!」

「もうっ」

ミュウちゃんが暴れて足痛いから威嚇すんな。


「まぁ子が強敵ってとこはよくわから痛っヒナちゃんなら余裕で勝てる」

「うぅぅ、そっかなぁ」

「俺はヒナちゃんのが断然好きだし。痛い痛い」

「ハルちゃんモテモテだねぇ」

ミュウちゃんはいいけど真子は止めてくれ。痛い。

「2人はいいよね。立花君に好き好き言ってもらえて。羨ましいなぁ」

「私はいいけど美優はよくない!よくなーい!」

「まぁ、オッパイさんと違って出来る女だからな」

「むむ、泣き虫のくせに」

「デブのくせに」

「むむむ、ビビりのくせにっ」

「脳筋のくせに」

「むむむ〜、お子様っ」

「ばか」

「ブラコンっ」

「あほ」

「ファザコンっ」

「短足」

「お互い様っ」

「短気」

「お互い様だよっ」

「非モテ」

「うぐぅ〜」

見た目は良いんだけどな。ボロが見え過ぎてなぁ。負けが見えてるのに引かないとこだけ褒めておこう。


「まぁサッキーに勝ち目がないから、ここはひとつ大逆転の作戦を伝授してしんぜよう」

「却下だお?」

「ふっ、残念ながら多数決では俺の勝利は揺るがんぞ?」

「一応言ってみ」

「ミュウちゃんならわかるだろ?俺の作戦は、ズッポシ「却下」「無しだよ」「ハルちゃんめっ」賛成の反対なのだぁ」裏切ったな!?」

「いくら彼氏とはいえそれは賛成するわけもなく」

「いつからあたしが味方だと錯覚していた」

「敵は煩悩寺に有りだよ煩悩きゅん」

「立花君、チャンスはあと1回だよ?」

判定急に厳しくなーい?残機少なくなーい?


「では、サッキー的思考の作戦で行くか」

「オッパイで?」

「真子よ、サッキーにはそれしかないわけじゃない」

「2人とも失礼っ」

「そうだそうだっ、パイ子の魅力にちみっこいとことプリっとしたお尻も追加でどーん!」

「ちっちゃくないっ」

「何を言っている!お尻でユーマに勝てるやつはいない!次点は真子!」

「なぬ!?みゆみゆが落第!?なんでなん!」

「ミュウちゃんはオッパイ以外肉足りねぇ。ま、それを差し引いても最高」

「しね」

「つまりお尻と足は私の勝ちだね!まいったか!」

「都合の悪いとこ聞いてないのん」

ヒナちゃん、それは言わないであげて。殴られるから。


「作戦名は、ちょっと面貸しな。作戦」

「内容きぼんぬ」

「サッキーの腕力で解決」

「ファイナルアンサー?」

「ミュウちゃん怖い」

「ファイナル、アンサー?」

「…………ファイナルアンサー」

「てめぇはあたしを怒らせた!」

「春君が泣くまで!殴るのを!やめない!」

「だが断る!」

「立花君、覚悟はいい?」

「…………グレイト。ッアーーーーー!!!」

3対1はずるいよ。ヒナちゃん助けて。


「冗談はさておき」

「うっそだー」

「8割と見た」

「美優が言うなら間違いないね」

「立花君最低。ぶぅぶぅ」

まだいじめる?泣くよ?

「本当の策があるってのも8割」

「一発逆転サヨナラぱてぃーん?」

「いんや。逆転ではないな」

「うっ、つまり?やばたにえん?」

「ヒナちゃんはもちろんサッキーさんも今のところはリードっしょ!」

「え?なーる。煽りングは焦ってる証拠って予想ね」

「真子がよくやってるもんな。なるほど」

「美優ちゃんその一言余計」

「それなら、私達は特に変わらず?」

「やるとしたら猛に向かってケツ振って入れてとかなんとか言うくらい」

「グーとパーどっちがいい?」

「グー。むぅん!来い!いでっ!」

「気合いの意味」

いや心構え。ミュウちゃんに癒してもらお。


「よしっ、話は纏まったし、帰れ!美優も!」

「ゲームすっから出てけ」

「よし出てけ!」

「えぇ、ハルちゃん、ウチね?ハルちゃんとぉ、もっといっぱいお話ししたいなぁ〜」

「お、おおぅ、いって!ミュウちゃん痛い!」

「真子ちゃん、デートはいつでも出来るでしょ?今日は助けてよぉ」

「何言うとるんじゃい!夏休み終わってからデートしとらんもん!特に美優のせい!」

「悪り」

「ぐぬぬぬぬ〜。もういい!ゲームすりゅ!」

「おいこら俺だけ人柱にするな。相談という愚痴は女子同士で共有しやがれ」

「デコ任した」

「心得た!」

「ハルちゃんあいも変わらずちょろりん」

美優は全、全は美優だからな。

ただこの後4時間ぶっ通しで愚痴られるとは思わなかったよ。萎え。

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