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最低男子と最高女子  作者: 猫背
49/65

49話

「おいデコハゲお茶」

「わぁはハゲでないっちゃ」

「だいぶ前線持ってかれてるだろ」

「そげな事ねぇべ?なまら激おこぉ〜」

「急に諦めんな」

飽きって唐突。というかミュウちゃんがつまんなそうに見るからぁ〜。


ピンポーン。ピンポーン。

「お、来たか?」

「何が?ミュウちゃんの友達?」

「いやデリヘル呼んどいた」

「なんでミュウちゃんとしてるとこデリ「しねぇよ」まいっか。はーいどちらさまぁーん」

「キモ」

あっかんべーとかかわいいな。ベロチューしたいってアピール!?中指はやめなさい。


「ハルちゃん助けて」

「猛が処女に興味ないって?よしきたヤろう」

「下品な言動はやめて下さい」

「………誰?」

「…………おぇ」

「雛、男性の前ではしたない行いは慎みなさい」

「う、うっす」

「返事も」

「はい!」

いや誰。


「お邪魔致します」

「お邪魔しますぅ〜」

「あ、はい。いやお前誰だよ。ミュウちゃんちょっとずれて?」

「いやだ。こいつら下に座らせろよ」

3人掛けのソファを占領すな。

仕方なしにだっこして、あぐらをかいた俺の上に鎮座してもらい許しをもらう。


「んでこいつ何」

「お前やこいつなどと呼ばないで下さい」

「知るかボケ。てめ「ハルちゃんすてい!」イエッサー!」

「ヒナたんやるな。だが!デコ助!しるをかけるだ!」

「デコ助のこうげき!だがびくんびくんして行動出来ない!」

「何イッてんだよデコぉぉ!!」

「下品です」

「あ、あはは。2人ともしーっ」

え?きゃわわ。ついミュウちゃんをギュッとして手をつねられた。ふっ、照れるな照れるな。


「えー、この子はですね。実は2人とも知ってる方なのでっす」

「ほぇ〜」

「男性がその様な気持ち悪い返事をしないで下さい」

「ぶひっ!ぶひっ!」

「気持ち悪い!」

うん、嘘だな。知り合いにこんなまともな奴いない。

見た目もかなり清楚系だ。ノーメイクで中々のべっぴん、すらっとした手足からは想像できないパイオツカイデー、女にしてはタッパもある。

全身白メインの服でお嬢様感マックス。絶対知らんやつじゃん。


「あぁん?ホントにあたしら知ってっか?こんなうざそうな奴見た事ねぇぞ?」

ウザいかわからんがとりあえずガンつけるのは違うよね。あと動かないで。

「雛、私にこの方達を何故紹介したかったの?こんな野蛮人達とは関わりたくないのだけれど」

「てめぇ誰が野蛮人だと!?ナメてんのかボケ!表出ろや!」

「みゆみゆさぁ、ハルちゃんは助けてくれないよ?」

「え?え?デコ助けてくれるよね?」

「こっからは、美優の喧嘩だ!」

「い、いいえ同級生!私達の喧嘩です!」

俺を巻き込むな。うるうるした目で見てもお断りなんだからねっ。つねるな。


「んで、この見てるだけでストレス与えてくるこいつはなんなの」

「こちらのセリフです」

「ずっと汚いもん見る様なツラが気に食わねぇって言えば伝わるか?」

「仕方ないです気持ち悪い」

「つまりハルちゃんが悪いよね?すっけべぇ〜」

「俺そんな悪い事してねぇよな」

「ず、ずっと、お尻に当たってるもんっばかっ」

あいたー。その一言で全て俺のせいになっちったよぉ?


「こほん。こほんこほん。こほっえっほ!ごほっごほっ!」

「ヒナたん落ちついて!ほら!ヒツジが1匹、ヒツジが2匹」

「ヒツジが3、いや、4?いや、まだ、まだまだいるぞ!」

「ヒツジが、ヒツジが来る!?いや!ハルちゃん助けてぇ!」

「3人共いい加減にして下さい。帰りますよ?」

「帰れバーカ!」

「みゆみゆかわえぇ、でなくてっ!注目っ」

いや手を叩かなくても皆見てるって。むしろガンくれてるだろ。


「こちら、三上美依奈たん」

「……こんにちは」

「あっそ。帰れバーカ!」

「雛、友達はちゃんと選びなさい。そもそも何故小学生の子と仲良しになったの?」

「どこどう見りゃ小学生に見えんだボケ!ぶっ飛ばすぞオラぁ!」

「みゆみゆめっ!あとどう見てもちっこかわいいよ?」

「激しく同意。つまりミュウちゃん愛してる」

「キモい」

「気持ち悪い事この上ないです」

「お姫に報告ぅ〜っと」

ディスだけ合わせてくるなよ。

それに今やつはオタモード全開だか『デデーン』………だいぶおこでらっしゃる。


「んで、なんでD子はそいつ連れてきたんだよ。一応、お前の連れだからなんも言わずに入れてっけど。言いたい事わかるよな?」

「う、うぃ。か、体で許してつかぁさい」

「いや今真面目にミュウちゃんハグしてるから」

「ハルちゃんの真面目の意味がわかりまてん」

「本気で本立ちしてるって意味だろ!」

「あんっ!お尻、熱い……」

「あなた最低ですね。お付き合いしてる方がいるのでしょう?」

「おいツッコミ」

「正しくは俺が一方的に突いてる」

「最低」

なんでだよ。俺はノーマルだぞ。3人で見下すのやめてぇ!ミュウちゃんはわからんけど。


「つうかヒナたん、なんでそいつ連れて来たんだよ。マジでわからん」

「あー、あの、えっと、名前でわからない系?」

「ふぇ?えとえと、み「本気でキモいからやめろハゲ!」ふっ、ミュウちゃん。今の状況を把握してからデカイ口を叩くんだな」

「な、なんかしたらマジで嫌いになるからなっ」

「キス、しちゃ「無しで」メンタルテクノブレイク!」

「もぉ!話!進めて!あほ!」

ヤバイ。ヒナちゃんかわいい。おかげでついミュウちゃんの首にちゅっとして殴られてしまった。あと白い目で見られた。


「一応確認するけど、初対面だよな」

「ええそうです。私の記憶にはあなたの様な下品な方も、この子の様な乱暴な子供は知り合いにはいませんので」

「て、てめぇ、とうとうあたしを怒らせたな「ずっとおこじゃん」ちょせい!あ、あた、あたしだって、すきでちっちゃくないもん……」

「ご、ごめんなさい!そうですよね!人の身体的特徴を悪く言うのはやめなさい!」

「俺に責任転嫁するのもやめなさい。それに俺はずっと好きって言ってるし」

「ハルちゃんなんでお姫と付き合ってるかわからないレベルだよね」

母さんも家に来た時の一言目が別れた?だったくらいだからな。


「ね、ハルちゃん。まだ気づかない?」

「あー、名前、顔、声、オッパイ、タッパを総合した結果、とある知り合いに近い奴がいる」

「どこ見てるんですか気持ち悪い」

オッパイ言うたやん。

「そ、それで!犯人はいったい誰なんだ!?」

「真実はいつも1ちゅ!」

「噛んだね」

「………失礼、噛みました」

「うぷぷ、噛んだな」

「違う!わざとだ!」

「ハルちゃんきゃ〜わい〜」

激おこだよ!とりあえずミュウちゃんに八つ当たりでこちょこちょしたよ!めちゃめちゃ怒られたよ!


「お前、ウドか?」

「誰ですかそれ」

「………ウゾダドンドコドーン!!」

「みゆみゆ、マジ」

「………え?ん?………え?」

突然の理解しがたい謎に直面したからか、ウドとD子を交互に何度も見て、なぜか俺の手をにぎにぎし始めた。濡れる!


「簡潔に教えて欲しいんだけどよ、こいつ何したの」

「や、やっぱあぶないことしたの!?おかしいもん!」

「やば、みゆみゆぐぅかわ」

素で喋ってるし腕フリフリしてるしでかわいすぎだな。出来れば顔見たかった……。


「実はですね、みーちゃん夏休み入ってすぐくらいに、実家に帰ったらしくてね?おっといくらいに帰って来たらしいんだけど、なんかこんななってたや」

「元々こうでしょ?雛、大丈夫?」

「ダイジョブちゃうわいっ」

「おぉー!悪の組織に改造されたとかか!?」

「みーちゃん家そんなじゃないよ?むしろお金持ちのお嬢様だからこれがデフォだお」

「う、嘘だ!!はっ!?こいつ、記憶もキャラも曖昧……もしやレプリカ!?」

「ミュウちゃん、あっちがオリジナルって考えたら笑えないよ……」

「黙れブタザル!あたしは悪くねぇ!悪いのは全部ウドチクショウだ!」

「みゆみゆがこんらんしているっ、かなしばりにあったかのようにうごけないっ」

「デコ助のこうげき、おっぱいもみも「だめ!」かわいければ何でも許すと思うなよ?」

「や、だめっ、みんなみてるもんっ。おぉぉぉ前マジでぇぇぇぇぇぇ!!」

「さ、最低です!」

揉んでないのに怒られんの?というか動くと余計でっかくなっちゃった状態になるからやめて。


ミュウちゃんが半泣きでヒナちゃんの上に座り直し、冷たい目で見られるがご褒美だと気づいてほしい。ヒナちゃんはチラチラチン◯見るのやめな?


「つまり、ウドを元通りになるよう協力してほしいって事か」

「その呼び方やめて下さい気持ち悪い」

「変態勃◯野郎」

「どすけべほいほい」

「美優、ごめんね。美優を愛してるからこんなにチン◯バッキバキになっちゃったんだ」

「お前マジで反省しろ!バカ!変態!つうか見せんな!」

「ミュウちゃんが誘惑したのが悪いじゃん」

「してねぇ!」

「ウチはちっともそんなワード聞いた覚えないぞよ?」

「私にも聞こえませんでした」

「え?はるのおっきぃ、あんっ、らめぇって言われたらそりゃ「しね」ミュウちゃんめっ」

「黙れど変態!嫌い!めっちゃ嫌い!」

「大変申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!」

「うわっ、ガチの土下座初めて見たっ」

俺は美優の為ならどんな事だってやってみせるさ!だから嫌わないでぇ!!


お詫びチョコとふわとろオムライスを献上し、執行猶予をもらう事に成功した。やはり愛に勝るものはないな!


「ごっちゃん。じゃなくてっ」

「くっ、人間としては最低なのに、とても美味しかったです」

「ふむ、デコ助や。ケチャップはそろそろ飽きたな。今度からはソースを作りなさい」

「時間掛かってもいいなら」

「ま、まさかハルちゃん、オリジナルホワイトソースとか言わないよね!?」

「リスク高すぎだし勿体無いだろ」

「なるほど、貴方は料理に関してはかなりまともな思考を出来るのですね」

「確かに。ハルちゃんごはん好きだもんね」

「まぁ勿体無いってのは飯じゃなくてぶっかけたりとか◯出ししたいって意味だけど」

「やはり最低です!」

「ぶっかけはセーフだろ!」

「スリーアウト!チェンジ!」

「女になれと!?ミュウちゃんは俺のチン◯が無くなってもいいっていうのか!?」

「去勢してやる!!」

「ブヒィ!!」

「みゆみゆ、もう、もういいの。ハルちゃんにお別れ言って?」

俺いつの間にそんな危篤になったの。ケータイポチポチ何してんの?………………真子に何言ったの!?


真子ちゃんから案の定オラオラ宣言をもらいました。ついでにお友達からもらった戦利品の写真も。


「俺の提案はショック療法だ」

「うん。却下」

「D子、俺はお前の友達の為に真剣に考えて話しているんだぞ?聞きもしないで判断していいのか」

「あ、ごめんちゃい。あの、もっかい聞いてもいい?」

「あぁ。内容としては、目の前でセック◯するっていう単純な作戦だ」

「みゆみゆ何かない?」

「おい聞けよ!お前の友達への気持ちはその程度なのか!?」

「ハルちゃんはえっちぃ事したいだけじゃん!」

「そんな事ない!映像を見せるとかワードを聞かせるなんかも考えたさ!でも話してるうちに衝撃が圧倒的に足りてないと感じた、だからだ!」

「な、なるほどっ、具体的にどうすれば!?」

「作戦はこうだ。まずミュウちゃんにパイズ◯してもらい顔◯、次に手◯ンで◯吹きさせ、最後に◯出し。これを見ればこいつだって!」

『春君、帰ったらお話しようね?』

……………アッチョンブリケぇ。


「真子、聞いてくれ」

『何かな?』

電話越しでも怒りが伝わるぅ!震えが止まらねぇぜぇ!

「春はしんだ!もういない!」

『………ほう?』

「……ア、アナ◯掘っても掘り抜けて!突き抜けたなら俺の勝ち!」

『………で?』

「お、お前が信じる俺を信じろ!」

『お前が信じる私でもない、私が信じるお前でもない、私が信じる私を信じる』

…………あばよ、ダチ◯コ。














「あほはほっといて、こいつマジで何がどうなってんの」

「いや、それがわからんのだよ。まるでみゆみゆのオッパイだや」

「意味わからん!」

「絶対ミュウちゃんのマジックオッパイのがわからんだろ。こいつ確か禁欲守ってたよな」

「禁欲?一体何の事を言って……いえ、やはり聞きたくありません」

俺じゃなくても返ってくるのは全部同じ、だと言ったらショックで戻らねぇかな。


「最近頭打った事は?」

「え?あ、ありません」

「なるほど、最近大きなストレスを感じた事は」

「今日貴方に」

「なるほど、最近思い出そうとして頭の中にモヤがかかる、などの症状が出たりしませんでしたか?」

「ありません」

「ふむ、なるほど。………手遅れです」

「諦めんなしっ」

原因もクソもわからんし、むしろまともだから何もしない方がいいとか思ってるし。


「ではでは、ご趣味は?」

「みゆみゆ、それ聞いてどうする系?てかお見合いじゃん」

「私の趣味は音楽ですね。歌を歌う、聞く、演奏したり、実際にコンサートなどを見に行く事もしばしばあります」

「ふむふむ、特に好きなジャンルなどはありますか?」

「みゆみゆ?なしたの?絶対興味無いよね?」

「特にはありませんが、強いて挙げるとすれば、ガールズバンドですね」

「マジかよ!?」

急にハンドル切ってきたな。かわいかったミュウちゃん驚いちったよ。


「最近流行り?のポッ◯ンパーティや、ロ◯リアが好きですね」

「……それ違ぇな」

「いや、まぁ、合ってる?あたしら基準だと違う?」

「ウチ仲間外れ?なんで?」

「あら、雛知らないの?今度CD貸してあげるわね」

「おぉ、ありてんっ」

D子、止められなくてすまん。だから、せめて真子とカラオケに行かない事、ましてやそれらを歌わない事を祈ってるよ………。


「んじゃ、別の視点から。ギャルってどう思う?」

「嫌いです。雛もそういう方達の様な格好はやめなさい。可愛いのだから」

「うひっ!ばーどすきんっ」

「ヒナたんがんばれっ。ふぁいとっふぁいとっ」

「むぐぐぐ〜、ギャルはステータスだっ、希少価値だっ」

「違います。絶滅寸前の害悪です」

「にゅあぁぁ!」

「あ、あば、あばれるでない!ヒナたんしっかり!」

重症通り越してマジで手遅れだな。


「D子よぉ、別にこのまんまでよくねぇの?」

「うぐ、まぁ、正直治らなければ別に気にはしないけど」

「猛こういうの好きだもんな」

「あぁぁぁそれは言わないでぇぇぇ!!」

「どわぁ!デコっ、お前バカ!落ち着けぇ!」

「いひゃい!…………みゆみゆにたたかれた」

「ご、ごめんねっ、ヒナたんっ、ごめんねっ」

「ほら!俺の胸に飛び込んでおいで!」

「ハルちゃ……なんでまだおっきしてんの?」

「最低」

「仕方ないだろ。目の前でお前がミュウちゃんのオッパイ揺らすから」

「しね」

むしろ俺のビヨビヨになったTシャツ着てるせいって気づいて。ゆるゆるだから。


「まぁ、今はどうにもならん。というわけで、真子と猛を呼ぼう」

「へい旦那っ、ウチの目が黒いうちは許しまへんでっ」

「俺だって命賭けてんだ。むしろピンチをチャンスに変えるくらいの意気込みはもってほしいな」

「お前は絶対ひっくり返らないもんな」

「ミュウちゃん、俺だって恐怖感じるから掘り返さないで」

「最低君が悪いと思いますが」

その呼び方やめろ。同類に言われるだけでダメージ倍増なんだぞ。


「んじゃゲームして待つか」

「え?マジで待つ系?」

「デコはオタク知識でなんとかって考えてんだよ」

「さすが真の嫁」

「いや、でも、ガチ?」

「ガチガチのガチ」

「オタク、ですか。最低君の友達と聞くと不安ですね」

「イキリとか特殊系じゃねぇから安心しろ。どっちもイラっとする系統だから」

「不安が増したのですが」

それより目の前でゲームの用意し始めたお嬢さん達に不安感じてくれませんかね。

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