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最低男子と最高女子  作者: 猫背
46/65

46話

「デコよ〜」

『塵も残さん!奥義!』

「ちょい待ってて!」

『闇の炎に抱かれバカなっ!?』

「リ◯ン!?リ◯ォォォォン!!」

「だと思った」

「ミュウちゃん助けてよ!」

「スピリッツが少ない!弾かれるぞ!」

「前に出てガードでいいじゃん!」

「うっさい。あとこれリ◯ンじゃねぇし」

わかってる!でも違うんだ!そうじゃないんだ!


「春君、結局海行かなかったんだね」

「お前と一緒に居たかったから、な」

「おい彼氏こっち見て言え」

「あたしに言ってもライフ◯トルは使わんぞ」

「どうしてこうなるんだよ!ガ◯!」

「オートにして起こそっか」

「お、名案」

この子達本格的に俺を邪魔もの扱いし始めたな。2人が思ってるより傷ついてるからね?


今日は予定通り第2班が海に行く事になっていて、一応来いって言われていたがもちろん行きたくないので、代わりの助っ人を送り込んでおいた。


「んで、代打のお前の母ちゃん大丈夫か?色んな意味で」

「今日は有給無理くりぶち込んだらしいから多分」

「お前、下に兄弟出来るかもしれないぞ」

「むしろ今現在いないと思ってた?」

「な、なんやて!?」

「手遅れだったのか……流石デコ母」

ま、いないんですけどね。反応の割に画面に向かう顔すんげぇつまんなそうだし。


「まぁ正志と母さんいるし、何よりエースのサッキーさんがいるから安全安心………安全?」

「春君と違って咲は大人だから大丈夫でしょ」

「ボウヤだからさ」

「ミュウちゃんに言われると新鮮だな」

「へー」

…………なんか当たり強いですねー。女の子の日かな?


「2人と「はい倒したー」お、おつか「あんでこんな雑魚倒せねぇんだよ」さーせ「やっぱオート正解だったねぇ」え?ちょ「次ー次ー」俺は?」

「え?」

「え?」

「邪魔」

「え?」

「春君、お茶」

「あ、はい」

「菓子、早く」

「はいすぐ」

「チッ」

アカン!俺今日心壊れるかも!泣きそう!


とりあえず、ご機嫌をこれ以上斜めにならないよう急いでお茶と菓子を準備。ミュウちゃんの好きな甘い物中心に持っていきます。


「お待た「遅ぇ」大へ「私お昼食べたいなぁ」すぐご用意し「は?まだ出来てねぇの?」申し「いいから早く持ってこいハゲ」お、おう」

ミュウちゃんひどいなぁ〜。重い?八つ当たり?萎えるなぁ。


まぁこんな日もあるある。というわけで急いでオムライスを準備しました。貧乏ゆすりやめなさい。


「お待た「チッ」ミュウちゃ「いただきまー」はい「ケチャップ」どうぞ」

「はぁ、オムちっちぇ」

「いつも通りですが、ダメ?」

「春君、私パスタが食べたかったんだけど」

「えぇ〜、リクエスト無かったからなんでもいいかと思ってたんだけど」

「いや聞いてよ」

おっとっと。俺の鍛えられたメンタルじゃなかったら泣き寝入りしてたぞ。こぉいつぅ〜。


「あのさぁ」

「チッ」

「食事中だよ?」

「何怒ってんの?」

「は?」

「何が?どうかした?」

めーんどーくせー。


「さっきから当たり強くない?俺悪い事したか?」

「デコうっせぇ」

「ごめんて。なんか嫌な事した?」

「………心当たり無いの?本当に?」

「正直全然わかんねぇかな。それ1個?いっぱい?」

「それなんか問題あんのかボケ」

「まぁ一応」

「ふーん。私的には1個、かな?一応」

「同じく」

共通?全然心当たり無いし、そんなキレる事した覚えねぇけど。乳揉んだ事?


「うーん、とりあえず、ごめんなさい?」

「なんで疑問形なのかな。反省する気無いでしょ」

「いや何したか全然わからんし」

「チッ、ハゲはハゲだな」

「多分関係無いっしょ。てかハゲちゃうし!」

「ともかく!春君は!ちゃんと謝って!」

「………だから、何が?」

「D子ちゃん可愛がりすぎの事!!」

……………これは怒るべきか、かわいい嫉妬にお詫びセック◯するか、メンドくさいからシカトするか、…………メンドくせぇ〜。


「オラデコ助!てめぇ何メンドくさそうなツラしてんだ!」

「お友達のミュウちゃんに何か問題あんの?」

「あぁ!?…………ない!」

アホ。

「んで、2人は何が言いたいんだよ。充分甘やかしてっけど」

「いや、その、昨日春君とラインしてるって話になって、どんな話?って聞いたら、なんかすごい盛り上がってるから」

「お前もミュウちゃんも返し雑だからじゃん。なんで2、3文字で返事すんだよ」

「メンドイ」

「楽?だから」

よくその程度で俺にキレたな。わけわからんて。


「あのさ、テレビでやってた何々って美味そうだよな。今度作ってみるけど食う?って聞いたらお前らなんて返す」

「ん」

「食べる」

「それをどう盛り上げろと」

「お前の腕の見せ所だろ」

「春君なら出来るでしょ。D子ちゃんとしてる、み!た!い!に!」

どう頑張っても苦笑いが限界でしょ。むしろ無心だろ。


「はぁ、んじゃ努力しますよ」

「嘘つけ!」

「絶対やらないよね!」

「やるやる。だからお前らも、俺の不満聞いてくれるよな?クソキモオタバカには15個くらい、生意気チビには13個くらいあるけど、やるよな?」

「…………」

「………え、えーと」

「こっち向けオラぁ!」

やべ、ソファ蹴っちった。

「ひゃっ、ご、ごめんなさい」

「ひっ!………うぅ、うぇ、………ひっ、ごっ、ごめっなさっ」

……………………あぁ、嫌われた、もうダメだ。

いや、諦めたらそこで終了だ。先生いい事言うなぁ。


「つまり、何が言いたいかわかるか?」

「ひっ、ごっ、なさっ、ふぅっ、うっ」

「あ〜あ〜ミュウちゃんおいで〜」

「うっ、うんっ、ごめっ、ごっ、ごめんっね」

セーーーーーフ!嫌われてない!とりあえず抱っこする事に成功しましたよ。めっちゃギュッとしてくれるから大丈夫だよな?つかマジで超泣き虫だな。


「あの、春君」

「なんだ?また浮気ってか?」

「や、じゃなくて、その、ごめんなさい」

「心当たりあんの?」

「えと、その、いっぱい」

ですよね。しかも俺と違ってお前が悪いしな。


「俺が言いたいのはよぉ。D子とサッキーは仲良しだけど、2人のが大好きなわけだから、イライラさせられる事いっぱいあっても、甘えてくれてかわいいなぁとか、俺だからこんな事言ってくれてんだなぁとか。そう思ってるから怒ったり嫌味言ったりしないでしょ?美優は1番だよ」

「…………それ言うとこ?」

「お前が突っ込むとこ」

「無茶言わないでよぉ」

「さっき言った返事よりマシだろ」

「い、嫌味言った!」

真子ちゃん調子上がってきたねぇ。ミュウちゃん大丈夫?まだ泣く?そろそろベッドじゃない?


「は、はる……」

「何?どした?ミュウちゃん?」

「……き、きら、きらい?」

「大好き。愛してる」

「春君、グー?パー?チョキ?」

「最後の下手したらしぬからね?」

「試してみないとわからないよ?」

「やった事あるから言ってる」

「…………ぜ、絶対2度とやっちゃダメだよ?」

流石にやらんて。目の前で叫びながらずっとビクビクされたらトラウマになるしょ。まぁなってないけど。














「春君、ごめんなさい」

「ごめんなさい」

「はい。俺もごめんなさい」

「やっぱ浮気!?」

「してたら謝んないでしょ」

「は?なんで?」

「バレるから」

「あぁー、あぁ!?」

情緒不安定。キレるか萎えるか仲直りに喜んで。隣のミュウちゃん見ろよ。めっちゃかわいい笑顔だろ。はい勃◯。


「ちなみにデコ助の不満ってどんなだよ」

「ミュウちゃんの?真子の?」

「真子」

「いや自分の聞きなよ」

「今度こそ心折れるだろ!」

「私だって泣くかもしれないでしょ!」

そんだけ心当たりあんなら直してくんね?俺が1番泣きたいって。


「真子は大体わかるよな」

「多分全部」

「お前最悪だな」

「自分の事棚に上げないでよ!美優だってひどいじゃん!」

「あたしはむしろ喜ばせてるだろ!だから不満が何かわからんくて怖いんだろ!」

「まぁミュウちゃんはガチのやつ2つだからな」

「え?え?き、きらい?ほんとに?」

「好きだよ。愛してる。結婚しよう」

「ふぅ、チョキね」

「待った。真子にも言った」

「美優にも言ってんじゃねぇか!」

今日1の怒り出ました。危ないから目を突かないで。


「とりあえず、春君が絶対直してほしい事はない?」

「真子は食った後食器片せ。あとゴミ箱近いんだからゴミ捨てろ。テーブルに置きっぱにすんな。飲み物の蓋開けっぱにすんな。6回倒してんだから学べ。トイレの電気消せ。洗濯物はその辺に置くな」

「う、うすっ」

「まぁこれらは守らないだろうからいいとして」

「え!?違うの!?」

「お前マジで何してんだよ」

「絶対直してほしいのは、家事の邪魔すんな」

「え、えぇ〜」

「出来ない上に邪魔するとかクソだな」

「美優もじゃん!」

「当たり」

「ごめんなさいぃ!きらいにならないでぇ!」

うるうるしないで!真子が睨んでるから!俺を!


実はこのお姫様ズ、普段ゲームやらアニメやら見て暇つぶししてるのだが、その間、俺がちょっかいかけたり話しかけるとかなり冷たくあしらってくる。特に真子。

そのくせ、食器の片付け、洗濯、掃除、その他全部邪魔してくる。


風呂掃除中にシャワーガンガンかけてくるし、洗濯物干してる時めっちゃ話しかけてくるし、食器洗ってる時2人してくっついて邪魔するし。

料理中ガンガンつまみ食いされた時ベロチューで反撃したら蹴るし。


「邪魔してもいんだけどさ、真子は手加減覚えて。ミュウちゃんは2人っきりの時にやって」

「わ、わかったっ、がんばるっ」

「了解。手加減無用ね」

「話聞いてる?覚えて?」

「最初はグー」

「DBの方な?」

「H×Hだよ?大きい方」

あちゃー。反動考えて?俺の命も考えて。


「ごちそうさまでした」

「ごっちゃん。洗う」

「ミュウちゃんに洗ってほしいのは背中かな。オッパイで」

「水着無いから無理」

「あったらいいの!?」

「その時が最後っていうのも忘れないで?」

「ふざけんな!その後に前も洗うね?今度は俺が洗うよ?奥までしっかり突っ込み洗いコース!この後だろ!」

「デコ、イス」

「ミュウちゃんいいよ。ちゅうか洗うかで選んで」

「私どっちがいい?」

「ゲームしてて」

「美優!やるよ!」

「ふっ、あたしは、強い!」

ミュウちゃんのいけずぅ。真子ちゃん、洗わなくていいけど食器下げて。話聞いてた?

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