43話
「デコ助、菓子」
「ちょ、ちょ、待って、待って、待って!」
『KO!』
「ほらはよ」
「勝負は最後までわからん!」
「12連敗の時点で気づけ」
「俺は何度でも繰り返す!」
「負けを?」
「………結果そうだね。チョコ?」
「うむ、とびっきり美味いのを頼む」
「頼むじゃないでしょ。立花君も甘やかさない」
「俺がやらなきゃ誰がやる!」
「ミュウ、めっ」
「うざ」
「ミュウ、滅」
「行きます!」
もう隠す気ないよね。言動どころか行動もモロ出し。
海で心を擦り減らし、気力体力を回復させる為家にこもってしこしこしてる予定。だったのだが、いつも通りとか言って邪魔される今日。萎え。
ミュウちゃんは癒し、D子は安らぎをくれるから普通に嬉しい。
「サッキーはともかくお前なんで来た。帰れ」
「たまには皆で遊びたいでしょ?最近は春の家に来てないし」
「俺の家で遊ぶ暇あったら2人に遊んでもらえよ。チン◯を」
「やーだハルちゃ〜ん。まだお昼だよ〜もぉ!」
「それ以前に女の子にそういう事言うなって」
「まだどっちも孕ま「立花君?」スミマセック◯!」
「立花君それ一緒、やめて下さい」
「D子ぉ、サッキーがいじめるぅ」
「おぉよちよち。ハルちゃんいい子いい子。お姫とかみゆみゆとかパイ子のお世話で忙しいのにねぇ」
「むむ、い、痛いところ突かないでっ」
「………下ネタで返させるつもりだな?」
「違いますっ」
明らかに奥の話だろ!?そっちが振ってるだろ!?
「知らない間に春と雛ちゃんずいぶん仲良くなったね」
「今ではコネクティブヒナぁぁぁ!アクセプト、の仲だな」
「ハルちゃん、初耳。そしてわからにゃい」
「ずっぽしってこと」
「それも初耳だよ?」
「春はなんだかんだまともになったよな」
「おいやめろ」
「デコ助最近尻に敷かれてるからな。イタズラ、喧嘩、イジメ厳禁って怒られてんぞ」
「立花君いつも何してるの?」
何もしてないけど言われるんだよ。完全に被害者だからな。
「うまうま」
「あ、一個下さい」
「ふっ、デブるぞ。また」
「またって言わないでっ」
「咲ちゃんはむしろ細いと思うけど?」
「猛君……」
「甘やかしちゃらめぇ、だよ猛きゅん。そーゆー事言っちゃうと油断してまん丸のぷっぷくぷーになっちゃうぞっ」
「D子やべぇな。デコ助のせいだぞ」
「俺そんなバブってるか?俺よかミュウちゃんと真子をお世話し過ぎなんだろ」
「それな!ってお前のが甘やかしすげぇわ」
俺の使命はミュウちゃんを俺無しで生きられなくする事だからな。
「んで、ユーマちゃんと真子何してんの」
「めためた真剣だよねぇ。どする?わきわきしとく?」
「雛ちゃんも春からの悪影響が……注意しないと……」
「バカめ、お前がD子にやらんでどうする」
「やめろデコ、ノッポには無理だ。視姦でしかたたないキモオタにはこれが限界だ」
「ミュウめっ。立花君は滅っ」
「いや絶対逆だろ」
「火のない所に煙は〜でわでわ?」
「エロ無きところにチン◯は、というやつか」
「春話聞けよ。ビビって離れながら言うことか」
適正距離だ。キリングレンジに入るバカはお前くらいだ。
「つまり!ぺったんこでも授乳手◯キは全ショタの希望だ!」
「ま、真子様ぁ……」
「ゆ、悠真ちゃん!?戻って!いつもの悠真ちゃんに!」
「ふっ、もはや手遅れ。悠真は私達、ショタ連合の一員となった」
「つまり俺は用無しになったわけか」
「やっ、違っ、春君好きぃ!」
「デコ助の小さい時の写真は確かに「おい待て見たのか」ハイパーラブリーだったぞ」
「ふむ、猛、表でろ」
「いや秋さんだろ」
「は?八つ当たりに決まってんだろ」
「俺を使うな!」
他にどうしろって言うんだよ!皆やるしか無いじゃない!
「つうかまだブレーキ直らねぇのかよ」
「うぐっ、これでも少しは改善したと思ってるんだけどな」
「してないからウチの方が仲良くなってるじゃん」
「ぐあぁ!」
「さすが正志、いいセンスだ」
「お?なんだ?浮気か?」
「はっきり言うか?どうする?」
「え?ちょっ、え?本当なの?」
「この中の女で一生を添い遂げる、と考えた結果、お前がダントツ1番無い」
「………なん………やて………」
「お前は家事出来ない、趣味合わない、価値観合わない、オマケにメンドくさい」
「………………ふぇ」
「た、立花君?言い過ぎじゃない?」
「黙らっしゃい!サッキーは趣味以外大差無いぞ!むしろ猛目線なら結果一緒だぞ!」
「う、嘘、本当?」
「いや、あの、春!」
わたわたすんなボケ。もはや俺は止まらんぞ!
「ミュウちゃんとD子に出来て、お前たちポンコツに出来ない事は何かわかるか?」
「え?料理、とかか?」
「まさか立花君えっちな事とか言わないよね?」
「私のがえっちな事してあげるもん!」
「ユーマちゃんは外れ、ポンコツ共はそれだよね」
「立花君?怒るよ?」
「D子ちゃん正解プリーズ」
「ウチ?んー、相手の気持ちを考えてない?」
「はいそれ」
「パイ子、あのデコが真面目な話ししてあげてるって察しろよ。いつもの野生の勘はどこいった?」
「あぅ、ごめんなさい」
「真子は言わずもがな」
「………………はい」
しょぼんとしても手は緩めません。加速する!
「そこなバカ三人娘、あと何が足りないかわかるか?」
「うぐ、わかりません」
「えと、コ、コミュニケーション能力とか?」
「…………自重?」
「それは真子とユーマな」
「うっ、はい」
「ふぇ、うっ、うぇ」
「お、お姫ぇ〜、泣かないで〜」
「デコ助、まだ足りてないぞ。もっとやれ」
「いや足立さん、鬼でしょ」
「黙れノッポボケ。これは愛故に!だ!」
「愛……故に……」
真子さん、そこにだけ食いつかないで。
「三人に足りないのは距離感だ。真子はもうどうでもいいが、お前らは近い。ずっと近い。うざい、邪魔、うっとおしい」
「ま、まーくん、そんなつもりじゃ…」
「あ、あの、猛君、ごめんね?」
「い、いいんだよ!?何も気にしないで!」
「……わ、私は?」
「そのままで結構」
「い、嫌じゃない?」
「そこも含めて好きだ」
「春君!好き!」
ふっ、一件落着だな。
「おいふざけんな立花!」
「結局ノロケじゃん!あっぷだよっ」
「立花君?遺言は聞くよ?」
「デコ助もキモくなったな。地獄に落ちろ」
「春……変わったな」
「お前のが1番ムカつくな!やめろハゲ!」
「いやぁ、誰彼構わず睨んでた頃は絶対友達出来ないと思ってたよ」
「デコも小さい時はめちゃかわいいのにな」
「美優、おいで」
「いやぁぁぁぁぁぁ!!咲!悠真ヘルプ!たちけて!!」
「まーくん、ごめんね?ごめんね?」
「おいデコこいつどうにかしろ」
…………僕には、無理だ………。
「ほりゃ!どよーんとした空気はおしまい!なんかして遊ぼっ」
「汚ギャルが言うとエロい事に聞こえるんだよな」
「え?ハルちゃんじゃなくて?」
「俺はもう致してるから」
「うん一緒。ほれ、キボンヌは?」
「はい!天下一ゲーム会!」
「出来レースだろ。なら天下一勉強会でもいいのか?」
「そ、それも出来レースでしょ!」
「ユーマちゃんが勉強にストイックになってる話はもういいから」
「お前らもちゃんとやれよー」
お母さんか。まーくんママだよぉとかしてそうだからやめよう。
「パイ子は何か無いん?オッパイ相撲とかっ」
「いや、身長差的に無理だよ?」
「オッパイが滑ってパイズ◯しそうだからな」
「立花君めっ」
「そうだぞ。滑って入っちゃったのがあんだろ」
「ミュウめっ!めっ!」
「う、うっさいなぁ」
「猛は、聞かない方がいいな」
「なんでだよ!つまらなくても春より絶対まともだぞ!」
「マジで?お前なら脱衣ツイスターゲームとか言うと思ってたんだが」
「言うかバカ!」
「でも春君よりまともっぽいよね。すっけべ〜」
「真子ちゃーん、お仕置き何がいいかな〜」
「あ、あの、今日は、ちゅうしたい、です」
「おいノロケ!皆帰ってからにしろ!」
ユーマちゃんは俺じゃなく真子に向かって言ってね。するとも言ってねぇ。
「みゆみゆは?えっちな事?」
「それだけじゃつまらんしデコ助にはご褒美でしかない。だからもっとエキサイティングな事をしたいと思う」
「足立さんも悪影響強く受けてるからなぁ」
「うっさい!あたしが提案するのは、イッたら負けよ?ドキっ「みゆみゆもうオッケー。おつかれっしたっ」いや聞けよ!」
「立花君、ミュウにちゃんと言わなきゃダメだからね」
「そんな事したら嫌われるだろ。俺のスタンスは俺無しに生きていけない様に育てる、だからな」
「春君カモン」
「真子、アイラ「来い」愛し「来い」きょ「来い」セッ「来い」遺言は?「来い」ははは、そだねー」
「デ、デコぉ、しんじゃやだよぉ」
「美優、大丈夫だ。必ず戻る。だから、戻ってきたら、俺と結婚しよう」
「いやそれは無い」
フラグ折ってくれただけだよね?心をころしに来たわけじゃないよね?
「えー、誰もいい案ないの?ホントにゲームしちゃう?」
「よしきた!天下取ったるでぇ!」
「いや待った」
「………パーティー系ならワンチャン?」
「聞けD子。これは俺だけじゃなく全員が幸せになる可能性を秘めてる提案だぞ?」
「な、なぬ?ゴクリ」
「いや立花だしな」
「春、黙って準備しようよ」
「まぁまぁまぁまぁ。耳の穴、他の穴でもいいけど、じっくりほじって「もういいかにゃ?」待ったらんかぁい!」
「今のは立花君が悪いでしょ」
「春君めっ」
「デコ助結!滅!」
やっちゃってんじゃん。手前で止めろよ。
「俺の提案は一応ゲーム」
「な、何!?ま、まさかお前!」
「よくわかったな美優!そう!これは「ハルちゃん長ーい」さーせん。王様ゲーム」
「断る!」
「絶対無し!立花君めっ!」
「やっぱり春は春だな!」
「お前らアホかよ。ルールいじればいいんだろ?なんかあんのか?」
「さすがミュウちゃん。マジ俺の嫁」
「おい、マジ嫁の前でよく言ったな。ちゅうしてやんねぇぞ?」
いつから俺がしたがってると錯覚してたんだよ。誘導すんな。
「んでハルちゃん?どうする系?」
「では説明しよう。そもそも王ごときの命令を聞くなんてルールは古い。王なんぞ頭カチ割ればただのタンパク質の塊だ」
「春君入りが違うよ?」
「んでだ、命令というクソくだらないものをまず無くそうと思ってな。そもそもタンパク質のくせに命令すんなってな」
「春の話だともう事後じゃんか」
「良き王とは、民の声に耳を傾ける賢い者だと思う。だがゲームにならんので王の設定はバカ王って事で」
「ふむ、勇者に姫をあげるタイプね。大事な娘ちゃうんかぁい」
真子ちゃんのオタ脳は今必要ないから。抑えて。
「設定としてはこう。バカ王は大臣に言われるがまま民の声を聞く。んでバカ王は内容を把握してもいない声を言われるがまま実行するって事よ」
「ん?つまりなんだ?」
「まぁ聞けショタ王「やめろ!」分け方は、バカ王、市民代表、番号の3つ。市民代表が、王になんだかんだと言い、それを実行するって話」
「んえ?それなんか変わんのか?」
「ミュウちゃんきゃわわ。例を出すと、バカ王を猛、俺が代表、ミュウちゃんが市民な」
「悪意を感じるなぁ」
「うるせぇハゲ。皆引きます、役割決まります、んで、俺が代表だから、王にお願いを言うと」
「えーと、申してみよ、とか?」
「いらん。ではバカ王、ミュウちゃんが1番って程ね、1番の一発芸見てください。ってな」
「なるほど」
「それ普通のと変わらなくない?」
今のところそうだな。続けましょう。
「そのままならな。でもバカでも王は王だ。例えば王様オ◯ニーして、とか言ったら王様どころか誰でもやらないだろ?だから、内容を王様になったやつが良し悪しを判断して、許可と却下する権利を与えられるわけだ」
「おぉ!ギ◯ス対策は万全だ!」
真子ちゃんお黙り。
「ただ、ミュウちゃんが代表、俺が王とかだとオワコンだろ?だから、市民全員の拒否があればまた却下、1人でも通ればお願い遂行って流れ。どうよ」
「さらっとあたしも悪くすんな」
「みゆみゆもあり得るでしょ」
「ふっ、まぁな!」
ですよね。さすがです。まさしく愛!
なんだかんだやってみようとなり、割り箸をかき集めて文字と数字を書いて完成。割り箸は常に持てって言われた。ひどい。
「よし、ではいってみましょうか。せーの」
「ほいっ」
「よいしょ」
「ん」
「よし」
「勝ち取りたい!」
真子うるせぇ。
「取ったぞ」
「うぃ。では」
『王様だーれだ』
テンション低。ビビり過ぎじゃね?
「わぁたしはぁ、99代皇帝ぃ、たぁちばな真子だぁぁぁぁぁ!!ブルァァァァ!!」
「うっさいぞ真子!また立花に叱られるぞ!」
「ふぇ、ごめんなさい」
「それよか代表誰だよ。おいデコお前なんだった?」
「聞いちゃダメでしょ。俺のアナ◯いじらしてって言われたら困るでしょ?」
「え?」
「え?」
「あ、あのー、ウチ代表……」
悪いと思ってる。だからケツは勘弁して。
「うむ、ではD子よ。なんでも私に申してみるがよいぃ」
「ほい。では王様、ハルちゃんとはどこまで「却下!却下却下!」えぇ〜、気になるじゃ〜ん。ゲロッピーしなよ〜」
「やだ!絶対言わない!無し!無理!ノー!」
「春なんか変な事したの?」
「お前らが俺に聞けばゲロッピーしてやんよ」
「春君ノー!めっ!あっぷ!」
「ちゃーん」
「変なやりとりしないの。次しよ?」
サッキーさんノリノリですね。やらかす気だな?
「はい次」
『王様だーれだ』
「わぁたしはぁ、99代皇帝ぇ「もういいよ」私が王だ!」
「また真子かよ。代表は?」
「あ、俺です」
「チッ」
「ミュウめっ」
「カァ、ペッ!」
「ミュウめっ!どこで覚えたの!」
「ん」
「立花君、なに「代表!俺たちの声を王に!」ちょっとっ、もうっ」
「え?あ、えーと、王様。2番と5番にしっぺをして下さい」
「うわつまんねぇ」
「こーら。ミュウダメでしょ」
「ほいで、お姫の餌食になるのは誰かにゃ〜?」
「ふんっ!ふんっ!」
何素振りしてんだよ。もっと強そうにやれよ。
「あ、2番は私です」
「え?咲なの?」
「5番俺。おら、かかってこいよ」
「…………え?ちょっ、あの、ふ、2人とも、仕返しとか、しない、よね?」
「うん。真子ちゃんならしないよ」
「さらっと俺には仕返し宣言。まぁ俺は後でするけどな」
「ひえっ、で、でも、信じてるから!おらぁ!腕出せやぁ!」
「おいキモオタ。せめて腕の震え止めんかい」
「美優はわかるじゃん!気持ち察してるじゃん!怖いもん!」
「ふっ、私はやらないからな!」
「ちくしょうがぁ!!」
はよせい。
結局ヘナヘナなしっぺで終わり。
顔伺いながらするから外すんだよな。
「はい次」
『王様だーれだ』
「お、私だ。ほれ、代表誰だ?」
「うわ、ショタ王だ」
「出たなショタ王。人の弟のケツ掘る野蛮人」
「お前ら打ち首だ!」
「ミュウちゃん逃げるぞ!」
「はわわわ〜!」
「2人はいっつも楽しそうだねぇ〜。ホントのカップルみたい」
「ガビーーーン!!」
「真子ちゃんそれハマってる?」
キモいからやめなさい。
「代表はウチでーす」
「雛っちか。どーぞ」
「ではでは「ちょい待て。なんだその呼び方」むふふふ、乙女のひ・み・つ。ではキングショタ!「やめろ!」1番と2番のポッキーゲームを見て下さいな!」
「なんやて!?」
「だ、誰?」
「あ、あの、1番は俺……」
「う、嘘、猛君?」
「や、やべっち。ウチやらかし?」
「ノッポか。んじゃ「却下!!」だははははははは!」
「ハルちゃん!?マジ!?」
「た、立花と小山かぁ、やばいな」
「却下却下却下!!誰がこんなのとやらにゃいかんのんじゃい!!」
「お、俺も却下だ!春なんかと絶対するか!」
「だははははは!!ひぃ、ひぃ、い、いいぞ!やれ!お前ら!スマホを持て!」
「ミュウちゃん落ち着け。いいのか?本気の報復するからな」
「え、えっちな事は2人っきりだからね?」
「ぐぅぅぅ、た、耐えねばならんのかぁ……」
「おい彼氏。浮気の予定を立てるな。チン◯もいじゃうぞ?もげろ!」
「そういうお前はもちろん却下だろ?」
「………わ、私の中のリトル津田はノーサインだよ?で、でも、ミドル立花とラージ真子はゴーサイン出すの。どうすればいいの!?」
「ミドルとラージをころせ」
「立花君怖い。表現表現」
他に手はない。やならければならんのだ!
「い、いや、その前に、平野さんが決めるのでは?」
「せや!ユーマちゃん、わかっとるよなぁ?」
「ま、まぁ、なんだ「正志」……えーと「今までサポートしたのになぁ」ず、ずるいぞ!「こりゃ正志に言わなきゃならないなぁ」わかったよ!却下!無し!無効だ!」
「っしゃおらぁボケカスコラァ!!」
「ハ、ハルちゃんのハイテンション初めて見たかも」
「チッ、惜しい。あと一歩でデコ助の黒歴史を収められたものを」
「美優、後でガッツリ種付けするからな」
「や、やらぁ、らめぇ」
ニヤニヤ言われると腹立つな。絶対いじめてやる。
「では次」
『王様だーれだ!!』
気合い入ったなぁ。
「お、あたし」
「出た!ロリパイ王!」
「揺らしてぇ!」
「挟んで擦ってぇ!」
「黙れアホカップル!あたしはBだ!」
「ならD子はマイナスAくらいか」
「え?悠真はマイナスDになっちゃうよ?」
「うっさい!」
「ウチもマイナス行きかぁ。しょぼーん」
「ひ、雛ちゃん落ち込まないで」
「お前オッパイ見ながら言うなよ。最低だな」
「見てないよ!お前が1番最低だぞ!」
何を言う。だんまり決め込んで微笑んでるサッキーが1番だろ。
「いいから、代表誰だよ。デコ何番だ」
「俺が代表でぇーす」
「却下!」
「ハルちゃんブブー!」
「立花君なら却下かな」
「聞いてから決めろよ。猛の好きな女どれだとか聞きたくね?」
「おいバカ!」
「ふぅ、準備万端」
「いつでもおけー!バッチコイ!」
「ちょ、2人とも?そもそも名指しじゃないよ?」
バカめ。全員に好きな女と聞けば一緒だろ。
「ではパイキング「いちいち入れんな」2番、3番、4番のオナ「却下!」「却下です!」「いいわけあるか!」「春君、自重しよ?」まだ言い切ってねぇだろ」
「い、一応ウチは全部聞くよ?言ってみそ?」
「2番、3番、4番のオナ◯ー見て下さい」
「満場一致で却下」
「なんだと!?」
「バカめ、王様オナ◯ー見せて下さいなら良かったものを」
「なん……だと……」
「即打ち首だったのに」
「ダメじゃん」
まぁ当然こうなるよね。つまらん!
「はい次」
「まだやんの?」
「まだだ!まだ終わらんよ!」
ほぼほぼ通らないってわかったじゃん。疲れるっての。
『王様だーれだ!』
「おぉ!ウチ!あいむきーんぐ!」
「今度はギャル王か」
「毎晩パーティ系だな」
「ミュウちゃんパーティ行ったら攫われそう」
「いやんよして、そこはまだ誰も、らめぇ」
「ミュウ、飽きてるなら言わなきゃいいのに」
「それな」
「美優ぐだくだだな」
「それで代表は誰かな?」
「あ、私だよ」
「咲ちゃんかぁ。あんまり厳しいのは勘弁してね」
「うん、大丈夫、かな?」
「なんやネェちゃん桃色吐息は恋の味ってかぁ?桃みたいなデカっ尻でようゆうたなぁ!」
「ミュウ、ステイ」
「や、やだ、ごめなさ、やだぁ」
「ほりゃパイ子。王は待ちくたびれたぞぉ〜」
「サッキー、これが気遣いだ。覚えとけ」
「は、はい。えと、1番と、3番が、秘密を暴露、とかどうかな」
「さ、咲攻めるなぁ」
「さすがです。一生ついていきます」
「春君、落ち着いて。私がついてるよ」
頼りねぇなぁ。サッキーくらいどーんと構えろ。
そして敵を叩き潰せ。
「ほいほい。1番誰かな?」
「ふっ、俺だな」
「げっ、立花かよ」
「ちなみに猛の話だ。聞きたいだろ?」
「おいやめろよ!」
「大した話じゃねぇっての。というかミュウちゃんとか真子のはちょっと言えない」
「ふざけんなデコしばくぞ」
「ふっ、なれば耳を貸しなさい。言ってもいいならそのまま出しまっせ」
「チッ、ほれ」
「ではでは。ゴニョゴニョ」
「……………だ、だめ」
「待って!?春君何かしたの!?」
「真子や、落ち着きなさい。ただダメなんだ」
「き、気になる。みゆみゆかぁいいし」
「ミュウに変なことしてないんだよね?」
「もちろん。俺が1番ミュウちゃんを愛しているんだぞ?「おいこら」嫌われることするわけないっしょ」
「春だから裏があるとしか思えない……」
裏なんかないっつの。お前の薄っぺらい裏と一緒だって。
「ちなみにお姫のは?」
「ふむ、真子ちゃんや」
「へいっ、ふむふむ、うん、絶対だめ」
「まぁ真子の場合はこっちも怖い」
「悠真には言われたくないなぁ……」
「それより、立花君。猛君のお話しは?」
「あぁ、中学の時精霊が見えちゃう病気だった」
「おい!言うなよ!」
「ち、ちなみにハルちゃんはなんか見えた?」
「厨二病患者」
「やめろぉぉぉ!!」
「た、猛君!落ち着いて!」
何を荒ぶってんのか知らんがんなもんマシだぞ。
2人のお嬢さんはお前を越える衝撃だからな。
「ではお次は3番ちゃん」
「私が来た!」
「真子ちゃんかぁ。誰の話かなぁ」
「サッキーずるいぞ。圧禁止」
「いや怖くて出来ないだろ」
「悠真ちゃんっ、めっ」
「さ、咲の話するわけないじゃん、は、はは」
「もうっ、やめてよっ」
「ひえっ、デコぉ、怖いよぉ」
「やめて」
「はい!」
「すみませんでした!」
「申し訳ございません!」
「つ、津田さん、春の話でしょ?」
「そう!その通り!」
「諦めんなよ!それでいいのかよ!」
「あとは、頼ん、だぞ……」
「何やってんだよ団長ぉぉぉ!!」
「いや、あの、色々違くない?お姫?ハルちゃん?だいじょぶ?」
「アイルビーバァァァァック」
「んでお前何言う気だよ」
俺の事なのは変わらねぇって知ってるからな。
「うむ、私が寝てる時耳元で愛して「うぉぉぉぉぉぉい!!」ふっ、遅かったな」
「うわ結局ノロケかよ」
「つまんなーい。ぶーぶー」
「でも立花君意外とかわいいね」
「春、ドンマイ」
ドンマイじゃねぇボケしばくぞ。
「さすがデコ。ゲームすんぞ」
「とうとう飽きたね。負けたら?」
「モノマネ」
「ふっ、後悔するなよ!」
「あ、逃げた」
「春君ずるーい」
「ウチもやるー」
皆飽きてるやん。まぁ助かったと思うようにしとこ。
この後天下一ゲーム会を開催し、罰ゲームで晩飯をD子と2人で作らされました。やっぱすげぇよD子は。




