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最低男子と最高女子  作者: 猫背
24/65

24話

「お〜はよーございまー痛い痛い痛い痛い!!」

「うわぁ!春ストップストップ!!」

「うっせぇ。何しに来たボケ」

「痛い痛い!!ごめんなさいごめんなさい!!」

「バカ離せって!」

「チッ」

渋々強めに髪を握ってた手を離す。朝からなんなん。


「んで、なんでDがいんだよ。危うくハメるとこだったぞ」

「1ミリもそんな雰囲気出てないんですが」

「ハルちゃん寝起き悪すぎじゃない?」

「チッ」

「ごめんなさい」

お前は俺のなんなんじゃい。余裕で殴れるくらいイライラすっぞ。


「電車でたまたま一緒になって、着いて行くって言うから連れて来た」

「お前アホか。………どんな感じで言われた?」

「こんな感じぃ」

「うわっ!ちょ、離れてよ!」

D相手に何ビビってんだよ。サッキーに腕パフパフされたら失神するんじゃね?


アホ共をぶっ叩いて即準備。いられたくないじゃん。

学校に行くとめずらしく真子が来ていて睨まれた。サッキーはオーラでキレてる。ユーマはなんかニヤけてる。うざ。


「はい皆おはよう!!6月って最悪よね!!暑くてジメジメしてて!!」

「おまけに友達の結婚式に呼ばれて」

「やめて!!誰よジューンブライドなんて考えたパリピ!!」

古くからの文化だっつの。こっちに当たるなヒステリック独身。

「そういえば立花君。君、紹介してくれるって言ってたよね?嘘なの?君を食べちゃうよ?」

「夏休み前に連れてくるよ。今月は友達のご祝儀と二次会の事だけ考えとけ」

「…………私、前に色々して二次会呼ばれ無いのよね」

必死さが裏目に出ただけだよね!頑張って先生!

皆引いてないで応援しろよ。笑っちゃうじゃん。


「ハルちゃんお昼食べ痛い!」

「ちょ、D子大丈夫!?」

「ミーちゃんまでそう呼ぶの?」

「え?かわいくない?」

かわいくない。バカか。


「春君食べよ。私達3人と、春君と小山君と、5人で」

「えー?2人追加でおなしゃーす」

「チッ」

「サッキーそれはダメだ」

「咲、小山見てるぞ」

「小山君?三上さん見てるから大丈夫だよ?」

「サッキー。サッキーが、見られてる」

「ご、ごめんね咲ちゃん。つい」

「……………た、猛君のえっちっ」

ふにゃふにゃした顔で言われてもだな。というかモロ出しよりライン強調で攻めろ言うたやん。


「うぇいデコ助。ご飯プリーズ!」

「ほいほい。めずらしく弁当無いのか」

「余り全部親父がつまんでったんだよ。ほい代わりのパン」

替えが雑。コッペパンでどう膨らませろと。


「美優もこっちで食うか?」

「おう。デコ助おもしろそうだからな」

「人の不幸をおもしろがるミュウちゃんにはお仕置きが必要だな」

「はい浮気」

「え?ハルちゃんちみっ子と付き合ってるんじゃないの?とっくに別れたと思ってた」

「違うよ!」

「美優と立花基本一緒にいるからなぁ」

「まるでサッキーと猛の様に。……あいつらどこ行った?」

「もうハルちゃんってばっ。保健室に決まってんじゃんっ」

「あそこカメラあんぞ」

「春君なんで知ってるの?もしかしてロリ巨乳のお友達と行ったのかな?それともDカップギャル?もしかして絶壁ショタ?」

「お前よく目の前で言ったな。お前が立花のパンツ「ごめんなさいでした!!」よろしい」

俺はよろしくねぇだろ。詳しく。


「つうかこいつらも一緒か?」

「ごめんねおチビちゃん?」

「あ?喧嘩売ってんのかウド?」

「あははは!ミーちゃんウド!おっきいもんね」

「おいデコ助、なんだこの中途半端なクソギャル共」

「あー、喋り方は色々あってな」

「立花なんかしただろ」

「忘れた」

「D子さん詳しく」

「………それはちょっと」

「ウド言え」

「うるさいドチビ」

「なんだテメェ?あ?うひゃ!」

「はい落ち着くー」

「春君、ハグする必要ないよね?ないよね!?」

暴れたら危ないじゃん?仕方なくじゃん?


ミュウちゃん周りから避難した奴の席を勝手に集めて飯。とりあえず視線で喧嘩するのやめてね。特に真子さんこっち見んな。


「おいデコ。こいつらに何んっんんんんんんん」

「食いながら話さない。色々あったんだよ」

「なんでわかるんだよ。美優はだらしないからやめな」

「Dさんとウドさんは詳しそうだね?教えて?」

「い、いやー、ちょっとキビキビ、厳しいかな?ね?」

「あ、あはは、うん、です」

「春君?はーるーくーんー、浮気?」

「んんっん!んんんんんんんんんん?んんん?」

「ミュウちゃんよくわかったね」

「お前もな。美優行儀悪い。立花そういうやつ嫌いだってよ」

すぐバレる嘘つくな。ミュウちゃん笑ってんぞ。

「はい浮気」

半ギレやめろ。


「ごっくん。春の、全部飲んだよ?」

「殆ど残ってんじゃん。食べな」

「その前にこいつらとナニしたか聞かせろ」

「なんだよミュウちゃん、嫉妬?」

「そ、そうだよバカっ。言わせんなっ」

「全く、今日は寝かさないぞ?」

「今日は寝られると思うなよ」

「真子怖いよ。立花早く言った方がいいぞ」

「はいはい、4月の初めにこいつらに絡まれてな?猛と距離置けって。近いのはあいつが勝手に来るからなのにな」

「………何となく流れが」

さすが彼女。悲しいなぁ。


「んで?どうしたんだよ」

「なんでユーマが1番ワクワクしてんだよ。まぁ真子とミュウちゃんが察した通り、俺にぁ無理っつってんのにやんややんやうるさくてな?つい色々出たわけだ」

「………うわぁ」

「殴ったり蹴ったりしてないよ?掴んだだけ」

「あの時のハルちゃん怖かったよ。未だにハルちゃんの前だとちゃんと会話出来るように頑張ってるもん」

「どゆこと?」

「ギャル語?っつうの?あれ嫌いで2度と俺の前で言うなってキレた」

「あー、春君嫌いそう」

「あーしって言った時点で首キュってされたんだよねー」

「…………」

「…………」

「…………」

「皆どした?飯食わないと時間無くなるぞ?」

「立花に引いてんだよ」

「春君、女の子に暴力禁止」

「お前の好きなス◯ンキングも?」

「春君何言ってるの?今お昼だからね?」

ボロ出さねぇか。学校でもすぐに化けの皮剥がしてやるで。


「デコ、ほい」

「半分か。新記録だな」

「お前といると太りそう」

「チビでデブとかマジオワコンじゃね?」

「ウドアウト。デコ助、許可する」

「は?何調子乗ってんだチビ」

「黙れウド。お前だろ調子こいてんのよ?あ?」

「美優落ち着けって」

「ミーちゃんも、どうどう」

「あんまりうるさくすると春君怒るよ?」

「ごめんなさいでした!」

「デコ助キレても怖くねぇし」

「彼女権限でお家出入り禁止」

「やだ!ごめんなさい!」

は?ガチ◯起なんですけど?


「ねぇハルちゃん、今日お家行っていい?」

「いい訳ねぇだろ。今日はあたしと朝まで世界救いに行くんだぞ」

「何言ってんのこのチビ」

「チビで結構」

「たっちゃんはおっきい方がいいよね?」

「その呼び方やめろ。ミュウちゃんは全てが最高だから関係ない」

「春君?私は?彼女は?」

「んー、お前はもう少しミュウちゃん見習え」

「……………はぃ」

「真子泣くな!お前が彼女なんだから大丈夫だろ!」

「ハルちゃんひどーい。もしかしてウチもチャンスある?」

「彼女は真子だけど、嫁とセフレはあたしで一杯だから残念」

「なら愛人?」

「んじゃあたしは性欲処理班ー」

「うるせぇウド」

「黙れチビ」

なんで毎回争うねん。疲れる。ユーマちゃんも頭抱えてるよ。


結局昼は2人の言い争いで終わる地獄。

ニヤニヤしながら教室に戻ってきたサッキーと猛にイライラ。猛は腹パン。








「お邪魔しまー」

「チッ」

「なんだチビ」

「ホント邪魔だウド」

「は?なに盛ってんだチビ」

「俺ん家で暴れんなよー」

「春君今なにやってるの?」

「守れなかった……」

「おおー。いいねーやろやろ」

「ハルちゃん?止めなくていいの?」

「暴れんなって言ったから大丈夫でしょ」

「美優〜準備出来たよ〜」

「チッ、今行く」

「逃げんの?うける」

「あ?もっぺん言ってみろ」

「ミュウちゃんこっちおいでー。Dはあいつ連れて部屋こい」

「りょ。ミーちゃんカモ〜ンヌ」

「チッ」

「チッ」

メタクソ不機嫌やん。かわいいミュウちゃんがぶちゃいくになってしまい悲しい今日この頃。


真子にミュウちゃんのお世話を任せて、ギャル2人を部屋に連れ込む作戦。マジ卍。


「んでなんか用?」

「へっへっへ。旦那にちとお願いがございやす」

「うむ、D子よ。申してみるがよい」

「何それ?マジキモい」

イライラすんのやめて?少しは気を使ってる俺達に優しくしてよ。


「実はご相談なんですが」

「なんでござい」

「ウチね、好きな人がいるんだ」

「猛か?」

「おお!バレバレ?」

「いや、俺に言うとしたら猛の事しか無いじゃんか」

「まぁ確かに。でもハルちゃんっていう線があるじゃん?」

「100で拒否する奴にんな事言わねぇだろ」

「そう?たっちゃんとか一発ヤレたら誰でも良さそうに見えるけど」

「それミーちゃんしか思ってないよ。女子皆羨ましがって見てるからね?」

「は?何が?」

「いっつもみゆみゆと超仲良しじゃん。ハルちゃんラブ過ぎて誰も声かけようとか思わないもん」

恥ずい!そして真子は完全に過去の人だと思われているのか。すまん。


「つうかあのチビの何がいい訳?」

「全部」

「くぅ〜羨ましいっ。ちなみにお姫は?」

「……………………………見た目」

「溜めるねぇ〜。これ本人に内緒?」

「いつも直で言ってる」

「鋼メンタルマジリスペクト」

「やっぱヤレたらいいんじゃん。あたしどう?チビより満足させられる自信あるよ?」

「美優以外にいないっつの」

「ハルちゃんかっこいい。けどお姫が彼女なんだよね?みゆみゆじゃないんだよね?」

「真子は彼女でキープ。ミュウちゃんは本命でセフレ」

「ごめんわけわかめ」

ですよね。俺も最近わからん。


「んで猛にはどこまで本気なんだよ」

「んー?子供産みたい?」

「ガチガチのガチじゃん。なんで?」

「えー言うの?はずいー」

「いや本気ならいっか。遊びでもあいつにはいい経験だし」

「あーしは「それやめろ」あ、あたしはセフレキボンヌで」

「ミーちゃん、マジでやめて。ウチ本気だかんね?」

「ちょっと借りるだけじゃん。やっぱチン◯が1番気持ちぃじゃん」

「そうじゃないじゃん。ハルちゃんのが絶対上手いっしょ」

「俺を巻き込むな。こんなのとヤル気しねぇよ」

「えー?これでも締まりには自信あるよ?アナ◯だっていけるし」

どいつもこいつもケツいけるアピールなんだよ。俺そんな好きそうか?


「んじゃウドには他の紹介してやるよ」

「マジ!?どんなん?」

「振られ川」

「えー?」

「ミーちゃんにぴったりじゃない?顔とセッ◯スだけならマシっぽいじゃん?ヤリたいときに出来そうだし、切りたいときに切れそうっしょ」

「まー確かに。でもあーいうのに限ってキモいプレイしそうじゃん?」

「あれだろ?ベロベロ舐めときゃ感じるだろって思ってるやつ。指はねぇよな」

「自分の舐めとけって思うよね。ちなみにハルちゃんはどんなの好き?あと猛きゅんも」

「俺はおねだりされると止まらなくなる系。猛は基本受け身で後半攻めたいらしい」

「猛きゅんかわいいー。ハルちゃんはやっぱりS側だねぇ」

別に焦らしが好きなわけじゃねぇし。猛のどこがかわいいか突っ込む気力もねぇわ。


「D子はどんなが好きなんだよ」

「ウチ?実は焦らされるの好きなんだぁ。イキそうなのにイカせてくれないと超興奮しちゃう」

「猛と全然合わねえな」

「あたし攻めるの好きだから相性最高かも」

「ウドには聞いてねぇから」

「ミーちゃんマジで勘弁してね」

「うぃー。振られ川で我慢しまーす」

すまんな振られ川。人身御供になってくれ。いや感謝しろ。


「ところで猛きゅんってまだフリーなの?もう付き合ってる?」

「今はまだだな」

「ふーん、なら全然ヨユーですな」

「そう?あたし結構大野とべったりに見えるんだけど」

「ミーちゃんセフレしか出来た事ないからわからないんだよ。あぁ見えて結構隙があるもんなんですよ」

「そうか?俺にもよくわからんぞ」

「ふふん。あんなあやふやな関係だと近づくのに逆に勇気がいるってもんですよ。ウチくらい軽そうだとお試しでいっか、ってなれるからチャンス増し増しなのよさ。んで、彼女になったらもうラブ注入!」

「へー」

「そんなでいけんのか?相手あのサッキーだぞ?」

「ヨユーヨユー。あの子超かわいいけど彼氏いた事無いっしょ?男の子の気持ちとか絶対わかってあげられない系じゃん」

でもサッキーさんパネェからな。お察し力はずば抜けてるぞ。


「それよかどう落とすんだよ。サッキーさんの監視抜けんの無理くね?」

「勝手に向こうがキレてどっか行ったりするじゃん?その間にアピるんじゃん」

「でも保健室カメラ付いてんしょ?パコったらモロバレじゃん」

「ミーちゃんの基準で言わないで?猛きゅんとの初めてはウチん家って決めてるから」

「男子が1番ヤリやすいシチュエーションですね。さすがです」

「ハルちゃんはみゆみゆのお家?ここのがいっか」

「いやミュウちゃんとはしてない。真子ともだけど」

「え?マジ?」

「美優は大事だからちゃんと責任取れるようになってからじゃないとな」

「お姫は?」

「特になんも」

「ハルちゃんサイテー」

「え?キープっしょ?」

「ミーちゃんにはわからないかぁ」

大変なお友達ですな。お察しします。


「おいデコ助!いつまで3◯してんだ!こっちで◯Pしろ!」

「もうちょい待っててな」

「はぁ!?早く!バカ!」

「あぁもぅキュンキュンしちゃうぅ」

「は?マジうるさくね?」

「ミーちゃんは大人しくしててね」

「へーい」

本気で相性悪いな。2人とも口悪いし。萎え。


「みゆみゆもハルちゃんとラブラブしたがってるから単刀直入にお願いします。協力して?お礼はもちろんか・ら・だ」

「サッキーさんにも同じ事言われてんだよね。だから今度から合同で」

「オッケーオッケー。もんだいないさー」

「最悪3◯すればいいもんね」

「ミーちゃん欲求不満すぎ。病気もらったりしないでよ?恥ずかしい」

友達にそんなのいると見られ方変わりそうだもんな。D子は特に。


「みゆみゆごめんねぇ。彼ピッピ借りちゃって」

「たっちゃんのチン◯超良かったわぁ」

「知ってる」

「春君ちょっと話し合おっか」

「キープちゃんマジギレじゃんワロタ」

「ストップミーちゃん。急に敵増やそうとしないいで?ウチ味方しないからね?」

「なんで?穴兄弟じゃん」

「その言葉の意味わかってる?ハルちゃんが被害者だからね?」

「そこで俺出すな!他人にしろ!」

「デコ助、お前……」

「よしわかった。美優、おいで」

「や、やめろ!初めては2人っきりでゆっくりって言ったじゃんか!」

「そこ詳しく。春君は口を開かないでね?」

弁解させろ。なんの初めてか聞いてからキレろ。


「それじゃ、約束忘れないでねぇ」

「とっとと消えろウド」

「黙れチビ」

「ほら行くよミーちゃん!」

「ちょ、引っ張るなし」

バタン!ミュウちゃんドア壊れる。


「2人は「何の約束なの!」あ?あれ「あいつらと何してたんだよ!」はな「あんなのが良いの!?それともセフレ!?」い「ヤレればいいのかスケベ!」「ヤリチ◯!」「おたんこなす!」「節操なし!」「浮気者!」「それ私のセリフじゃない?」確かに」

つうかうるさい。疲れるからやめて。


「Dいんだろ?あいつ猛狙いなんだと」

「ふむふむ、で?」

「協力しろって言われたからサッキーの作戦会議に同席」

「お前怖いもの知らずだな」

「さすが春君。それで?えっちな事が見返りなんでしょ?何か言いたい事ある?」

「それ以上にあいつとサッキー一緒にさせた方が面白そうだと思って」

「……………春君?」

「さすがデコ助」

「ありがとう」

実際2人も同じ意見だって知ってる。


「んでウドはなんだよ。やっぱデカイのが良いのか?すぐヤレそうなのが良いのか?楽そうだもんな。殴らないし蹴らないしこき使わないだろうしな!」

「あいつに振られ川をぶつける予定」

「春君ホント春君だよね。一応聞くけどイジメて無いよね?」

「手ぇ出してたら今頃泣きながら逃げてんだろ」

「よろしい」

むしろ出したら怒るっしょ。勘弁。


「おい、デコ」

「ん?あぁはいはい。おいで」

「待ちなさい。なんで当たり前の様に背面座位してるの?」

「何言ってんだよ。このまま一発するからに決まってんだろ」

「リアルでネトラレは嬉しくない!」

「え?お前キープだろ?落ちうぉ!来んな!」

「ずるい!変わって!」

「やめろバカ!触んな!」

「お前ら暴れんな!擦れてたつだろ!」

「大丈夫!私がいっぱいしてあげるから!」

「黙れ2番!あたしが先にひゃん!やっ、バカっ、当たってるっ」

「真子に言え!暴れんな!」

「交代!チェンジ!私が尻◯キする!」

「すんなボケ!」

真子さんの謎のスイッチが入ってしまったようだ。マジ卍。

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