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最低男子と最高女子  作者: 猫背
20/65

20話

5月の中に入り、クラス内で大体何となくグループが出来ている感じになってきた。

そんな中、俺は頼んでもいないのに、飯を食おうと言って勝手に向かい側に座る男にとある質問をする事にした。


「お前、友達いないの?」

………………あれ?クラスが静かになったぞ?

「お前と一緒にするなよ!」

「俺以外の奴と飯食ってんの見た事ねぇぞ。ハブられてんだろ」

「いや、それは、その」

「立花がハブられてんだろ。小山が気ぃ使ってんのに気づけよ」

「あ、はい、平野さんありがと」

「気持ち悪ぃ!!やめろよ!!」

お前の言う通り気を使ったろ。邪気の使い手だから合ってるよね?


ここ最近のラインでのショタ狂いっぷりに皆に少し避けられてるユーマちゃん。

学校ではいい子なのに………。まぁどうでもいいけど。


「ところで2人は?」

「ちょいと用事だと」

「ス◯トロ?」

「しね!!」

「昼飯中に何言ってんだよ!」

「いや、飯時だから直接的な表現避けてんだろ。お前バカなの?」

「お前がバカだ!」

「あぁクソ!こんなのが私より頭良いってのかよ……」

そんなに頭抱えんな。テストじゃ頭良いかどうかはっきりしないって。


「デコいるか?追試どうだったよ?ダブりか?」

「学年1位ですが何か?」

「……………つ、追試って、1人だよな?まぁ、それなら1位くらい容易いな!うははは!」

「いや、その、春マジで1位。不正無しで、点数トップ」

「嘘だ!!」

すまんなお嬢さん。まぁ追試だから順位関係無いし、成績にもプラスされないやつだしいいしょ。


2日ほど前にテストを受けた。学校から指示された休日にやっていたやつ。

猛のテストを覚えて行って徒労に終わったが、中身は別に大した事は無かったからささっと終わらせたらこの結果。すまんのぉすまんのぉ〜。


「ところで学園の二大乳ドルの2人はどこ行った?生理?」

「俺より酷いよね。あとミュウちゃんの乳どうなってんの。見た目Bがいいとこなんだけど」

「元々こんなだ」

嘘つけ。俺のTシャツダルンダルンにしてんのお前と真子だぞ?それが何でワイシャツを押し出さないんだ。………………うむ。


「んじゃ先食うか。あんっ!」

「………た、たった」

「た、立花、お前……」

「春、お前の事は忘れない……」

あぁ、だが、俺に悔いは無い。

クラス中に白い目、野郎共は違うけど、で見られてるけど、この手にある柔らかい感触は残ってる。決して消えない、この、本物ってやつが!!

「シネ」

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ミュウちゃん鬼ギレだけど顔真っ赤でかわいい。

そして腕が変な方向に向いたってオッパイ最高だからお釣りが来るってもんよ。


「ただいま〜。春君?どうしたの?」

「我が生涯に一片の悔い無し」

「え?えと、春君、だけじゃなくてクラスが変」

「ミュウまた何か変な事言ったの?立花君のマネしちゃダメって言ったでしょ?」

「デコ助は死んだ。もういない」

「今回は全部立花が悪い」

「具体的に?」

「聞くな!」

「ミュウちゃ「シネ」はいガード「やっ!さ、触んなバカ!やだっ!しねっ!」……やべ、たちそう」

「春君?ちょっと」

………………表情作って?怖いよ?


津田氏とミュウちゃんにこってりしぼられました。だがオッパイ最高!


「よう立花、さすがだな。お前のおかげで俺達も楽しい昼になったよ」

「誰だお前?あっちいけ」

「春、クラスメイト位覚えろよ」

「知るかこんなハゲ。邪魔だ」

「わ、わりぃ。ちょっと話したくてな?」

うぜぇ。ひたすらにうぜぇ。クソメンドイ。


昼明けの体育、男女合同でバスケという何したいの?っていう授業中、見知らぬ鬱陶しいハゲに話しかけられた。馴れ馴れしい。キモッ!キモッ!キモーッ!


「ところで、山岡君は春に何の用?」

「いやぁ、立花と一緒にいたら女の子が寄ってきて仲良くなれっかなぁってな?」

「あ、あぁ、そっか」

「つまり殴られたいと。早くそう言えよ」

「じょ、冗談だって、冗談。は、はは」

クソつまんねぇ。何してぇんだこいつ。


「ところでよ、やっぱ津田と大野はすげぇな。ドリブルするだけで歓声が湧いてんぞ」

「そ、そうだね、うん」

アホか。とりあえず乳揺らせとか思ってんな。

目を向けるとがんばって練習してる真子、隣でドリブルしながら真子に話しかけてるサッキー。

うん、揺れてる。わーすっごーい。


皆んな同じ考えなんだろう。ドリブルするフリして近づいて乳を見に行ってる。

何が面白いかって言うと、それ見てる体育教師20年の通称ゴリラ先生、竹原さんがゴリゴリチェックしてるところだよな。


竹原さんは超紳士で女子人気がハンパない。見た目ゴリラだけど超絶美女と結婚してる位モテる。

そんな先生は、乳を見に行ってるような真面目に授業を受けない奴が嫌い。減点しゅごいぃ。


「それじゃあそろそろゲームをしましょう。5人チームを8つ作って下さい。作ったら対戦表を作りましょう」

って事は、一時間分が終わりか。二時間も体育やる学校めずらしくね?

「今日早いね。まだ15分位しか練習してないのにね」

……………先生ぇ、バスケ、したくないです。

あ、こっち見た。首振らないでぇ……。


8チームもあると試合が全然出来ないので、一本5分をスムーズに回してね、って言われたのでまぁまぁしんどい。


「春、チームどうすんの?女子共一緒でも良いのかな?」

「俺と立花と小山だろ?あと2人はやっぱオッパイズだろ」

「俺の代わりに動く奴3人拾ってこい。なんでもいいから」

「え?いや、俺は?」

ハゲまだ居たの?まじストーカーじゃんキモッ!


結局猛が拾ってきたのはメンヘラとショタ狂いと自分の女だった。

何が嫌かって?チームメイトに白い目で見られてる事だよね。あーイキそー。


竹原さんが言ってた対戦表は、テキトーにくじで決める事になり、一発目に出る羽目に。

相手は全部男。当たり前の様にパイパイしか見てねえなこいつら。キモーい。


「立花君、ちょっと」

………ご、ご指名入りました〜。こっち見んな。ナマカだろ。

「どうかしました?俺まだ全然サボってないですよ」

「いえ、それは気にしなくていいです」

いいんかい。あと俺には敬語使わなくていいのに。生徒であっても敬意を払う、素晴らしい!


「気づいていると思いますが、男子が君のチームメイトばかり見て全然集中してません」

「つまり、やる気無い奴はぶっ飛ばせと」

「いえ、注目を集めてほしいのです。立花君なら出来ますよね?」

おっと、これはかなり嫌な注文ですね。正直乳見ようがどうでもいい派なんで。


「ファールも君だけかなり緩く見ます」

「おぉー。本気ですね。わかりました」

あの反則許すまじ教の先生がこう言うって事は、中々おこらしいな。がんばろー。


「春君怒られた?どんまい!」

「猛、俺にボール集めろ。もしくはお前」

「え?でも、俺シュート上手くないよ?」

「最後ミスっても俺が決まるから。やるぞ」

「了解。前にいるね」

小学校からの腐れ縁なだけはあるな。何も聞くまいってな。

「あの、春君?おこ?」

「ノー」

「私らには?」

「特になし。サッキーよろしく」

「うん。2人が、だよね」

さすがサッキーさん。多分自分らの事と俺らがやる事わかってくれてらっしゃる。しゅき!

………ユーマちゃんは動いてくれてもいいのか。


「それでは、始めますよ。礼」

あなしゃーす!!と叫ぶ男子。イラっとしてガン飛ばす我輩。ビビる野郎共。もう決まりじゃね?


ジャンプボールを猛に飛ばせる。

相手より10センチくらい高いからヨユーで競り勝ち、俺に向かってボールを飛ばす。

すかさず前に走る猛に向かってボールを投げる。

そしてラン。


「小山君シュート!」

真子の声と同時にボールを放る。外したー。

仕方ないので、外したボールを空中でキャッチアンドダンク。

「キャー!!」「立花君素敵!!」「春君カッコいい!!」

あぁぁぁぁぁぁぁ!!そうくるのかよ!!真子うるさい!!


相手は全員バスケが得意の様で、ボール回しが上手い。

女子の上ばっかり通してるだけだけど。

結局ゴール下まで通り、シュートを打たれた。

まぁ叩き落としたんでモーマンタイ。


ユーマちゃんに向かってボールを叩いたので、思い通りキャッチ。

「ユーマちゃんドリブルしていいよー」

「え!?お、おう!」

と、気合い充分で返事してくれたんだけど、あれだね、下手っぴだね。

ボールが高い、真っ直ぐ進まない、そしてスティールされる。なんかゴメン。


スティールしたボールをパスで受け取った奴からスティール。スティール祭りや!


そのままドリブルで押し込むと、2人に着かれた。

周りを見ると猛に1人で2人はまだ戻らず、ん?サッキーさん?何故受け取る構え?

とりあえず股下抜いてパスしてみる。すると、当たり前の様にスリーを打った。フォーム綺麗だなとか思ってると、パスッ、………入るんかい!


サッキーさんはとてもスポーツがお得意だったようです。パス上手い、シュート入る、ドリブル抜かせない、ドリブル上手い、フェイントパない。

あれ?なんか違くない?


「また大野だ!」「すげー!またスリー決めたぞ!」「めっちゃうめぇ!」

違う歓声が起こってるんですけど。

「立花君?まだ一本しか決めて無いよね?」

「…………回せ」

「はい」

この煽ってくる始末。そして乗せられるわい。

残り2分で10本入れました。鬼か。


「春君すごーい!」

「いやサッキーのがすごーいだろ」

「咲は元々こうだったからな」

「え!?す、すごいね、大野さん」

「………ありがと、小山、君」

「あ、え、えっと、うん……」

あーあーあー、サッキーおこじゃん。そこは勝利のハグだろ。


この後も俺とサッキーで試合を勝ちまくり。

真子は意図を汲んでくれてるのか知らんが、何となく歩いたり走ったり。

ユーマちゃんは何となくボール追っかけてる。

猛は必死こいてるけど、俺もサッキーもボール出さないからとにかく走り回ってる。泣きそう。









「今日も楽しかったねー」

「俺は1つも面白くない」

「立花君の大好きな女の子のファン増えたのに?」

「よかったなサッキー。色々とモテモテで」

「むむ、全然嬉しくないもん」

「くっ、距離が縮まっている……ずるいよ咲!」

「そんな事無いよ」

すっぱり切り捨てる所、しゅき!あ、ごめん睨まないで。


「ようデコ助、帰るぞーってどした?ノッポ振られたか?ユーマは乳凹んだとか?」

「殴るぞ!」

「おー元気」

「バスケで足引っ張ったとかわけわからん事言って動かねえんだよ。行こうとするとサッキーが睨むんだよ」

「え!?」

何でそこで反応するんだよ。見つめ合うな!


猛のアイコンタクトが通じたのか、はたまたサッキーがラブコールに応えたのか、よくわからんまま2人で帰りやがった。なんで俺待たされた?


「そんじゃまたな」

「ユーマちゃん帰んの?」

「おー!まーくん………正志に勉強教えてやんないとな!」

出たなストーカー。下の勉強ばっかり教えんなよ。


「んで、真子は帰らないと」

「え?なんで?もちろん一緒だよ?」

「お前が言うと重いな。そろそろ私と交代か?」

「美優は小っちゃいから春君とは合わないと思うけどなー」

「あ?なんだとケツデカ」

「短足」

「3段腹」

「ビビり」

「メンヘラ」

急に喧嘩すんのやめてくんない?ここ教室だよ?

あと掃除しろな。


その後3人で俺ん家でゲーム三昧。

2人がデッドヒートして俺が巻き込まれてるだけなんだがな。乳揉むぞ。

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