15話
「美優ちゃんちっちゃいねぇ!でもすごくかわいいわぁ、あれ?春こんな感じの子好みだっけ?セフレは納得だけど本命に見えないなぁ。相性良いとか?でしょ!確かにいいケツしてるもんね!」
「うひゃ!」
「お客様、お触り厳禁ですよ。あとうるさい」
「えー、あれ、女の子の日?ごめんねー。お返しに好きなだけ触っていいから。春を!」
「なんでだよ。痛ぇ!」
ナイスボディ。でもそれは母さんにやって。そして何故触ってわかる。
玄関でわーわー騒いでた母はお茶だ!と騒いで台所に飛び込んで行った。怖い。
その間に居間でゲームの準備をし、ミュウちゃんはおトイレへ直行。ごめんなさい。
「…………おいデコ」
「おかえりんこ。準備おっけーですよ」
「いや、あれ誰だよ。写真と違くね?」
「残念。髪いじってあんな顔して、って言ったら出来るよ」
「嘘つけ!あの人が写真の綺麗系お姉様に見えるわけ無いだろ!どう見てもヤンキー上がりの飲んだくれだろ!」
「女って怖いよね」
「………………はぁ」
ため息は幸せにげるよ?チューして蓋してあげないと!
まぁミュウちゃんが混乱するのも無理はない。
今の母さんは金髪のベリーショートのツンツンヘアー。猫目で眉毛も細短く、笑うと口角がグイッと上がって悪い顔にしか見えん。
写真は黒髪ロング、垂れ目で優しく微笑んでるように見える不思議。
本人曰くメイクと言うからビビる。あととにかく若い。そこが1番の謎。
「うぇい!お茶だぞ!あとお菓子もあるでないで!」
「無いってなんだよ。あんがと」
「いただきます」
「美優ちゃんテンション低いぜ!もしかして重いの?でも春とヤル気なら大丈夫か!元気出していこー!」
「母さんがうるさくて引いてんだよ。写真覚えてっか?」
「あれでしょ?春のお姉ちゃんに見えるように撮ったやつ。それが?」
「ミュウちゃんはあんなだと思ってたんだよ。ギャップ萎えってやつだな」
「あははははははは!あんな感じの女の子なんてこの世にいるわけないじゃん!黒髪ロングなんて大抵ヤリ◯ンだって!」
「………この母にしてこの息子ありだな」
遺伝子強いよね。だがこれはまだ母さんの一部分にすぎんのだがな。
「ところで美優ちゃんは春の事好きなの?」
「え?えぇまぁ…」
「ふーん、へー、なるほどね。………チン◯でしょ!」
「顔です」
「えー?まぁ私でも食べたくなるくらいイケメンに育ってくれたけど、顔かぁ〜。でもセック◯は良かったでしょ?」
「処女なんで」
「え?あら、まだAまで?ダメじゃない春!そっちにハマるにはまだ早いって!」
「意味わかんねぇよ。なんのAだよ」
「そんなのア◯ル◯ァックに決まってるじゃん!」
「決まってねぇよ。どっから出てきた。んじゃBとCって何さ」
「Bはバッ◯生◯メでしょ?Cはク◯イキしながら◯宮メッタ突き」
「偏りすげぇし内容最悪だな」
「お前の母さん怖い。現段階でお前が霞んで見える」
やめて、本気で引かないで。いい母親なんだよこれでも。
「そういえば彼女出来たんじゃないの?どこよ!隠さないで出しなさい!」
「今風邪でダウン。近々来るよ」
「あらそう。その子は2番目?もしかしてそっちも!?やだ流石私の息子!やるじゃない!」
「いやキープ」
「なんだぁ〜つまんなーい。その子とは致したの?」
「してない。つうかさっきからそれしか聞いてねぇんだけど」
「だって春が友達だけじゃなくて彼女まで作ったのよ!?あの春が!」
「デコ助どんなだったんですか?」
「知らない?春ね、「内緒な」………超不良だったの〜」
「聞いてる?内緒の意味わかる?」
「別にいいでしょ?1ヶ月経たずに停学くらった時点でバレてるようなもんでしょ」
「確かに。いつも悪い顔してるもんな」
今のミュウちゃんも悪い顔してるからね。かわいいから許す!
「それより仕事は?いつまでいんの」
「日曜までお休みよん!だ・か・ら、たくさん甘えていいんでちゅよ〜」
「へいへい、飯は?酒はねぇぞ」
「食べりゅ〜!ごっ飯!ごっ飯!」
「ミュウちゃんなんかいる?俺?それはメインディッシュじゃないですかー」
「生理だっての。オムライスきぼんぬ」
「承知ー」
「美優ちゃん。生理中でも大丈夫。ちょっとベットが殺人現場みたいになるだけだから!痛気持ちいいから!」
「痛が先に来てるやんけ」
「そもそも性欲がカケラも湧かないっつの」
「春の荒々しいチン◯を見てもそんな事が言えるかな!」
「見せねぇよ。母さんもオムライスな」
「あぁん!息子ご飯!最っ高!」
隣見て。目を背けるレベルで引いてる。俺で慣れてるミュウちゃんでこれはヤバイな。津田氏不安だ。
ご希望飯を3人分作ってる間に2人がゲームし始めた。
そして母さん連勝。流石猛の師匠。そこのセンスは遺伝しなかったんだよな。
なにが怖いかって言うと2人してニヤニヤしながら遊んでる事だよね。こっち見んな。




