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昏冥の空に青い鳥  作者: 音無 なの
第2部 第2章『海と祭りと恋花火』
38/48

第25話

超絶お久しぶりの更新です…;


~あらすじ~

夏休みに突入した悠希と瑠璃は悠希の実家に勉強会をする為に集まった!!

が、その前に悠希の姉、桜花のお手製ケーキと瑠璃の紅茶でティータイム♪


…あれから、俺達は姉さんがケーキを仕上げて瑠璃が紅茶を淹れて、姉さんのケーキを食べつつ瑠璃の紅茶を飲むなんて最高の贅沢タイムを過ごしていた。




「…ふぇぇ…瑠璃の紅茶おいしぃょぉ…。」


「…姉さんは何故幼児退行?;」


「実家だからリラックスしてんだろ?

(異能)教師って職業柄、普段は無茶苦茶気を張ってるしな。」



うん、それでギャップ萌えな状況になってるのは違うと思うんだ☆


普段はクールなイケメン姐さんが実家でケーキ食べながら紅茶飲んだらリラックスして幼児退行って…;

何か頬にピンク色の漫画的表現のアレが見えるんだが…;



「良いじゃないですか、ここには身内しか居ないんですから♪」


「瑠璃は瑠璃で誰だお前状態なんだよなぁ~…;」



何時もは眠そうな半眼な瞳を開いて優しい笑顔何てゆうキラキラした表情(かお)しやがって…;

しかも何か姉さんとは逆に大人っぽい…;



義姉さん(おねえさん)、紅茶のおかわりいかがですか?」


「のむぅぅ~♪」


「ふふっ♪

沢山ありますからね~♪桜花義姉さん(おねえさん)♪」


「わーい♪」


「…どっちが義姉なんだか…;」

「…どっちが義妹なんだよ…;」



まぁ良い、義兄さんはまだまともな状態だから義兄さんに言っておこう。



「ハァ…とりあえず義兄さん、俺達は明後日から3日間、友達と旅行に行ってくるから。」


「そうか、わかったぜ!!楽しんできな!!」


「ああ、勿論!!

お土産期待してろよな!!」


「おうよ!!買ってこなかったら…


「ん…?;」



義兄さんのその表情(かお)…悪巧みしてる時の表情(かお)だ…!;



「…女装な?」


「変 態 か !?#」


「因みにこれな。」



そう言って取り出したのは袖無しワンピース(白色)…何であるんだよそんな物ッ!!;

なにげに瑠璃とお揃いのデザインだが…

腕出してたら男だってばれ―


ふにっ


―無いなあはははは(泣)

鍛えてるのに筋肉付かねーんだよ!!悪いかっ!!(憤怒)

とりあえず女装だけは避けなければ!!;



「ぜっっったいお土産忘れねーかんな!?;」


「おうともさ、期待してるぞ~!」


「ったく…最初から素直にそう言え…;」



さて…話しは通したし、そろそろ本題の勉強会を始めようか。



「瑠璃、そろそろ勉強会を始めるぞ。」


「はい、悠希さん。

では義姉さん(おねえさん)、また後で。」


「ぐはっ!?///」

「ゃぁ~!るりちゃん行っちゃや~なの~!!」


「ブッ!?///」


「…あら…?

大丈夫ですか、悠希さん?勝也義兄さん(おにいさん)


「あ…おぅ…普段からのギャップか…その笑顔で『悠希さん』呼びは…はっ…破壊力が…抜群だな…///」


「甘える桜花たん…テラ萌えス…///」


「…??

ふぅ…悠希さん達はともかくとして…。

義姉さん(おねえさん)、我儘ばかり言うと、瑠璃さん嫌いになっちゃいますよ?」


「ひぅ…ごめんなさぁい…。」


「ふふっ♪分かればよろしいです♪」



いやぁ…本当に誰だお前…;


そんな瑠璃を連れて部屋に来ると、瑠璃はニコニコしたまま、俺に寄り添う様に座った。


まぁ…隣に座るのは何時もの事なんだけどな。



「さぁ悠希さん、お勉強を始めましょうか。」


「ああ。」



それにまぁ、何時も以上に真面目そうだし、勉強が捗りそう――――――――










「―で、1日で3教科終わっちまったよ…;」


「良いではないですか♪」



捗りすぎだコレ。

まぁ、溜め込むよりましだろうが。



「ふぅ…流石に疲れたな…;

日も暮れてるし…;」


「そうですねぇ…あ、夕食の準備…忘れていました…;」


「いや、今居るの俺の実家だからな?

瑠璃が料理をする必要は―


「ありますよ、だってあたしは、悠希さんの奥さんですからね!!」



あぁうん…?;

未来の嫁なのは否定しないが…既 に 奥 さ ん 気 分 !?;



「おっオイ瑠璃…?;

晩飯は多分姉さんが作っただろうし、とりあえず下に行ってだな…?;」


義姉さん(おねえさん)を手伝わないと、ですね!?

はい、瑠璃さん張り切っちゃいますよ!!」


「えっ!?;」



あー…行っちまった…;

まぁ…瑠璃なら変な事にはならないだろうが。


俺はそう思いつつ1階に降りてくると、予想通り既に良い香りが漂っていた。



「姉さーん、すまん。料理を任せちゃって…


「ん?気にするな悠希。

学生の本分は勉強だ、集中してやれていたのなら問題ない。」


「ま、年頃のカップルが部屋に二人きりだったのに何も起こらなかったのは問題だがなwww」


「義兄さんは黙っててくれないか?」


「はぁ…結局義姉さん(おねえさん)に全てやらせてしまいました…これでは嫁失格です…


「瑠璃、

お前は気負い過ぎだ、私はお前の義姉(あね)なんだ、頼りにしてくれて構わない。」


義姉さん(おねえさん)…ありがとうございます♪」


「うんうん、素直でよろしい!!

では、食事にしようか皆。」


「「「は~い。」」」










翌日、俺と瑠璃は水着をはじめとした旅行の準備の為に何時もの商店街へ買い出しに来ていた。

…因みに、姉さんと義兄さんもショッピングデートとか言ってついてきて、今解散したところだ。

本当に仲の良い夫婦だな。



「とりあえずかさばるものは後回しとして…手ぶらな内に水着とか見ておくか?」


「そだね~。」






で、俺は特に拘りがないからお勧め品な黒い無地の海パンにした訳だが…



「…瑠璃の奴遅いな…。」


「おまたせ~♪」


「…良いのは選べたか?」


「もち~♪明日のお楽しみよ~?」



うーん…まぁ、水着選びイベント…みたいなのは起こらないか…;

まぁ、お楽しみの方がワクワク感を楽しめて良いけど。



それから、色々と買い物を済ませた俺たちは、荷物を義兄さんの車に乗せに来た。

因みに、義兄さんには先に連絡を入れてある。



「よぅ義弟に義妹よ!!

買い忘れは無いか?」


「バッチりなり~♪」


「大丈夫だよ、姉さん、義兄さん。」


「よろしい、では昼飯を食べて帰ろうか。」


「わかった。」


「は~い♪」


「ついてきな!!」


「ふふっ、まぁ二人もよく知っている店だろうがな。」


「え~?」


「あー…それってもしや…?;」




車に荷物を置き、二人についていくと、着いたのは見慣れた喫茶店…これ…俺達のバイト先じゃん…;



「いらっしゃいませぇ~♪

あ~っ!!桜花ちゃんに勝也くんだぁ~!」


「よう雫。」


「今日はお前らのコーヒーを飲みに来てやったぜ~♪」


「ありがと♪じゃあ席は天音くんが案内してくれるから~私はお水とおしぼり持ってくるね~♪」


「勝也は相変わらずだな…;

とりあえずいらっしゃい。」



店に入ると何時もの様に天音さんと雫さんが出迎えてくれた。

マスターと奥さんは奥かな??

天音さんが案内して、俺達が着いたテーブルに、雫さんが水とおしぼりを置き、姉さんや義兄さんと軽口をかわしていた天音さんが俺と瑠璃に向き直った。



「まぁ今日は客なんだろ?悠希と瑠璃もゆっくりしていけよ。」


「あ、はい。

でも忙しいなら手伝いますよ、天音さん。」


「いやいや、そんな気を使ってもらわなくても大丈夫だから。」


「そう…ですか。」


「そうだよ、それより、注文は決まったか?まだなら後で来るが。」


「あたしはホットサンドとアイスコーヒー!!」


「あ、じゃあ俺も同じので。」


「はいよ。

勝也と桜花は?」


「俺はチキンサンドとコーヒーな!」


「私はサラダサンドとコーヒーで頼む。」


「はいよ。

じゃーまた後でな。」



天音さんが厨房へ引っ込んだのを見届けてから義兄さんがニヤニヤしながら俺を見てきた…ってなんだよ。



「で?

愛しの義妹(瑠璃)の水着姿はどうだった?」


「見てねぇよ…当日までの秘密だとさ。」


「ほぅ…?

中々ニクい事するな瑠璃さんや。」


「んふふ~それほどでも~♪」


「なら明日が楽しみだなー?義弟(おとうと)よ!!」


「あぁ…まぁ、な。」



なおもニヤニヤする義兄さんに呆れながら返すと、何時もの事(?)だからか特に気にせずに姉さんが呟いた…



「海か…私も久しぶりに行きたいな…。」


「じゃあ明日行くか?」


「…!良いのか!?」


「まぁ…アリス達と協力すれば『学園』なんかチョロいだろ!!」


「アリス…か…久しぶりに彼女にも会いたいしな…よし、じゃあ私から連絡しておこう。」


「んじゃ、俺は颯真や凍夜にでも…



…うそーん…;

姉さんの呟きから学園を休む話になるとか義兄さん馬鹿じゃねーの!?;

仮にも教師が私用で休むなよ!!;

夏休み中でも教師の職務はあんだろオイ!!;



「…もしもし?アリスか。

…ああ、久し振りだな。

………ああ、今雫の実家の喫茶店―え?

今近くに居るのか!?

………なるほど、まぁ、今弟も一緒だが折角だし一緒にどうだ?

ん……うん…颯真も一緒か。今勝也と電話中だろ?

…………ああ、じゃあ店でな。」


「「…;」」



姉さん達の電話から数分後…

店に姉さん達と同年代位で金髪碧眼の美人さんと茶髪のイケメンが入店してきた…

二人は姉さんと義兄さんに気付くとにこやかに笑いながら此方に近付いてきた。

どうやら彼らが“アリスさん”と“そうまさん”の様だ。



「久し振りですね桜花!」


「元気そうだな、アリス。」


「よう勝也、今日も桜花と仲が良さそうだな。」


「颯真も相変わらずだなwwwアリスにメロメロかwww?」


「ハッ。

お前程じゃないさ。」


「アリス、“アレ”から意識が朦朧としたりはしないか?」


「ええ、大丈夫です。

雫の治療のお陰で私は平穏無事ですよ。」



…アリスさんはそう言ってたおやかに笑う。

見惚れる様な美人だな…ま ぁ 瑠 璃 に は 敵 わ な い が 。



「ゆぅちんゆぅちん。」


「ん?どうした瑠璃。」


「…アリスさんに、惚れてないよにゃ~?」


「無いな。

俺には瑠璃が居るし。」


「・・・あたしゃ美人の前でもブレないあんたが大好きだぜ~♡」


「ははは、何を当たり前の事を!!

愛い奴め!!うりうり~♪」


「…で、そこで小さい子にデレデレしてるロリコンがお前の弟である“悠希”か?桜花。」


「ん…まぁ…な。

ただ、1つフォローするなら瑠璃は悠希の同級生で、見た目より中身は大人だと言っておこう。」


「…は?

嘘だろう?この子は見た目小学生なんだが??」


「嘘じゃねぇよwwwこいつは正真正銘17歳でしかも“あすなろ学園”の特待生だwww


「へぇ…こんなに小さな子…が…?

って…嘘…?」



あれ…?

アリスさんが、瑠璃を見た時に一瞬固まった…??

それをそうまさんも見ていたらしく、すかさずアリスさんに向き直った。



「ん?どうしたアリス。

もしかして、その子と知り合いか??」


「あ…いえ。

それより、雫や天音はどこでしょうか?」


「やっほ~昨日ぶりだねぇ~?アリスちゃん♪」


「…!雫~♡昨日ぶりですねぇ~♡元気でした~?♡」


「「!?」」



えっ!?;

アリスさんは雫さんを見るや否や即行で抱き付いた!?;

そしてそのまま甘い声を出しながら頬擦りするアリスさん…

それを嬉しそうに撫でる雫さん…;

ナニコレ!?;

…と、姉さんが呆れながら俺達の疑問の答えを口にする…



「はぁ…;

アリスの雫好きも相変わらずだな…;

いくら命の恩人でも行きすぎじゃないか…?;」


「良いじゃないですか桜花!

雫は私の幼馴染みで…親友で…命の恩人なんですから!!

勿論颯真の事は大好きですけど…もし私が男だったら雫と結婚したかったですし!!」


「おいおい…旦那である俺の前でそれを言うのかアリス…。」


「良いじゃないですか!颯真だって親友の天音が大好きなクセに!!」


「そりゃあ…まぁ…。」

(何せ…天音は男でもあり女でもある、だったんだからな。

尤も、今は雫の為に男である事を選んでいる様だが。)



どうやら姉さんの同級生達には昔、何かあったらしいな…

俺には到底分からないだろうが。








『君と二人で』の主人公『アリス』とメインヒーロー『颯真』が登場しました!!

…お気づきの方は居ると思いますが、『アリス』の正体は…?


次回更新も未定です、すみません…;

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