第22話
続きです、不定期更新で申し訳ないです…;
ほんのり微ぃえる風味です。
…遂に来てしまった。
そう、水泳の時間だ。
只の水泳ならどんなに良かったか!!
「うぅ…;」
「…予想以上に似合い過ぎでしょ、ゆぅちゃん…;」
「着させた本人がドン引きするなぁぁぁっ!!」
俺は今、女子用のスクール水着を着させられている…;
何故雪華が俺にぴったりなサイズのスク水を持っているのかは謎である。
「くぅぅ…;
ホントにこれ着て授業を受けないとダメなの…?;」
「諦めろ悠希、こいつらはバカだから(本当に)男でも顔が中性的な悠希がスクール水着を着ても喜ぶんだし。」
そう聞くと悲しい奴等だなぁっ!?;
夜桜高等学校の男子達よぉっ!!;
クッソ…予想外なストレスで本性が出ちまいそうだ…
とにかく、姉さんとしてここに居る以上、本性出して暴れるわけにゃいかねぇ…我慢だ我慢…
そう、僕は姉さん…僕は姉さん…うん。
「ハァ…よし。
僕も男だ!覚悟は決めた!!
行くよ雪華くん!!」
「あいあいさ~♪」
(ああ、悠希の奴吹っ切れたみたいだな。
…悪い意味で。)
ん?敦くんは何をため息ついてるのかな?
ま、ここからはある意味女の子らしく振る舞って良いって事なんだろうし、自由にやらしてもらおうかな♪
「うそ!?あれ黒崎くん!?」
「やだ…可愛い…///」
「篠原くんと一緒だと百合カップルみたい…///」
「黒×篠に新たな可能性が…!ハァハァ…
…夜桜高等学校は女子生徒も変人しか居ないのかぁぁぁぁぁ!!;
て言うか姉さん、男のフリがここまで完璧とか女の子としてどうなのさ!?;
実際は男装女子×女装男子なのに端から見たらBLかよ!?
まぁ良い…どうせこれは姉さんが蒔いた種だしね!!
先生が来て授業が始まった…けど先生からもツッコミが入らないってどうゆうことなの??
「じゃあ今日は水泳初日だから水に慣れる為に自由時間とする、但し、次の体育の時間は実力テストだから遊び呆けるなよ!!
以上ッ!!先生はここから監視してるからな?真面目にやれよ??」
『はいっ!!』
まぁ…皆、根は真面目だからね。
各々勘を取り戻す為に泳ぎ始めたから、僕もクロールの練習をする。
…うん、こんなものかな?
休憩する為にプールから上がると、何故か男子達が前屈みに…何で?
「やべぇ…何か悠希の奴、可愛くねぇか…?///」
「あ…あぁ…雪華程じゃないが、何か色っぽい…///」
・・・・・ガチで男である僕的には傷付くなあ…;
こうゆうのがあるから姉さんは水泳嫌いなんだよね、きっと。
「ゆぅちゃん、タオルどーぞ♪」
「あ…ありがとう雪華くん。」
「えへへ…♪」
…そう思っていたら、雪華くんがタオルをかけてくれた。
お礼を言うと照れた様に笑う雪華くん…
か…可愛いなぁこの子…///
瑠璃ちゃんとはまた違う魅力がある…///
姉さんが惚れるのも無理無いね…///
・・・・・ハッ!!;
今意識が姉さんと同化しかけてた!?;
まてまてまて…俺は男だ、例え相手が男の娘でも、惚れる訳が無ぇっ!!;
「はぁ…;疲れた…;」
「お疲れ様、くろちゃん!」
「おう…;」
何だかんだで何とか1日が終わった俺は、やっと帰宅時間になった事にほっとした…;
今は生徒会にて皆と駄弁り中。
席には敦(会長)、音無さん(副会長)、薙原さん(副会長)、蓮(会計)、雪華(書記)、俺(姉さんは庶務と言う名の諜報員)が座っている。
ルナさん(庶務)はモデルの仕事があるから居ない。
薙原 明日葉
身長158㎝、漆黒の艶髪ロングヘアーに漆黒の瞳でつり目な気の強い女の子である。
例に漏れず彼女も美少女なんだから美形揃いの生徒会とか寧ろ笑えるな?
会長であるはずの敦とよく衝突しているが、そこを音無さんが上手く諌めている。
と言うか、薙原さんは音無さんを尊敬している。
で、百合キャラだから実は女の子で男性不信者である姉さんと波長が合う。
只、男の娘である雪華の事は嫌いだ。
男のクセに女の子の格好をするなとよく叱っている。
・・・まぁ、ここまで言えば察しがつくかも知れないけどさ…
「アンタまで馬鹿雪みたいに男のクセにセーラー服を着てるんじゃ無いわよ馬鹿崎!!#
全く、穢らわしいわね!!」
「ウッセェ!!
俺も好きでこんな格好してる訳じゃねぇんだよクソアマッ!!#」
「そうだそうだ!!
似合ってるなら良いじゃないかッ!!
可愛いは正義だよ!!明日葉ちゃん!!」
ご 覧 の 有 り 様 だ 。
俺も雪華の巻き添えで薙原に噛みつかれている。
そんな俺達に敦は呆れ、音無さんと蓮は苦笑いで見守っている。
「確かに利佳姉様は可愛いです、ルナ姉様も美人で大変目の保養になります、男装姿が凛々しい悠希姉様にも惚れ惚れします。
だけどアンタ達変態女装野郎と御姉様達を一緒にしやがらないで下さるかしら!?#」
「チィィッ!!#
だから!!俺は違ぇって言ってんだろうが!!#
そもそも!!このセーラー服だって元々は姉さんが着させられるはずだったんだしなぁっ!?#」
「なら尚更最低だわアンタ!!
今すぐ悠希姉様と交代しなさいッ!!#」
「出来るなら今すぐしてーわ!!
でも姉さんも瑠璃も電話に出やがらねぇんだよッ!!#」
これはマジの話だ。
何回かけても電話に出やがらねぇ…
姉さんは“諜報員”であるが故にそうゆう事が結構あるから仕方無いし、良いとしよう。
だが、電話をかけたらいつも即行で出る瑠璃まで電話に出ねぇのは問題だ。
まさか…何かあったんじゃねぇだろうな…?
「まぁっ!?
瑠璃ちゃんは心配ね…さっさっと様子を見に行ったらどうかしら!?」
「…チッ…じゃあ敦、そうゆう訳で俺は帰るぜ?」
「ああ、悠希には俺と利佳から“よろしく”しておこう。」
「おう。」
「またね~くろちゃん♪」
「おう。
機会があったら瑠璃や姉さんとダブルデートでもしようぜ!!」
「うんっ♪
楽しみにしてる♪」
…………すぐに男子制服に着替えた俺は、あすなろ学園に向かった。
とりあえず自分の部屋に帰って態勢を整えよう…
帰ったら瑠璃がベッドで寝てりゃ良いけどな…
どうか、瑠璃に何も起こっていませんように………
とりあえず夜桜高等学校生徒会の皆さんは本編と関係…無くはないです!?
次回、瑠璃視点で女の子の悠希と彼女に何が起こったか…です。




