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昏冥の空に青い鳥  作者: 音無 なの
第2部 第1章 『“ ア ツ イ ”夏になりそうですね。』
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第17話〈〈瑠璃視点〉〉

今回は時間を遡ってゴールデンウィーク中の話です。

瑠璃が立夏と美夏をカップルにするまでの話し…を軸にひたすら悠希と瑠璃がイチャイチャしてるだけ…?

微エロ注意です。

突然だけんど~ち~っと話を戻させてもらうなぁ~?


今回は、あたしが みかみ~とシド~をくっつけるまでの話とかをしようと思ったんよ~。



あれは、5月の連休の事~。






「もしも~し…みかみ~ん…?」


『あれ…?

どうしました?瑠璃ちゃん、辛そうな声ですが…もしかして、体調を崩しましたか…?』


「お~…察しが良くて、助かるねぇ…。

ごめ~ん、そんな訳で、勉強会は無理そうなり~…。」



因みにこの体調不良、『希望の星(奇跡を起こせ)』の応用でなったもの~。

実は今日、あたしとゆぅちんとみかみ~とシド~で勉強会だったんだぁ…。

でも、あたしは体調不良(チートによる本物)~。

そして、あたしが体調不良って事は…



「―ああ、そうゆう訳で、俺は瑠璃を看病するから。

ああ、ああ、うん、すまん立夏。

埋め合わせはまた今度、そうだな、コーヒー位ご馳走するよ。

は?瑠璃の紅茶の方が良い??

立 夏 、 お 前 も か 同 志 よ !!

……ハイスミマセンジョウダンデス。

おう、瑠璃にも伝えとく、じゃあ。」



…当然の様に優しいゆぅちんはあたしに付きっきりになってくれる訳で~。

シド~との通話を終えたゆぅちんが、あたしを心配そうな顔で見てくる~。

や~ん♪そんなに見つめないで~///



「…ふぅ。

立夏が『お大事に』、だとさ。

にしても何で急に…昨日まであんなに元気だったじゃねぇか。

っと…顔も赤いな…まさか熱もあるのか…?」


「いんや、ゆぅちんに見つめられてっと…ドキドキしちゃ~う♡」


「…案外元気そうだな…?;空元気か熱暴走か…やれやれ…;」


「ん~あたしゃ機械かぁ~?」


「相変わらず、こう言う時程ひょうきんに振る舞うんだな、お前は。」


「にゃはははは…そりがあたしの性分、だからにゃ~。」



困った様な苦笑いをしたゆぅちんは、あたしの頭を軽く撫でてベッドに寝かせ、布団をかけてくる…随分手際が良いにゃ~?

まぁ…あたしを寝かせる(意味深)のはゆぅちん、結構ヤってるしにゃあ…。



「まぁ、とりあえず寝とけ。

体調不良なんだろ。

…っとそうだ、朝飯は食ったのか?」


「ん…バナナ1本…


「…それだけか…?」


「―をミックスした薬用茶を。」


「しかも流体(ほぼ飲み薬)かよ。

まぁ、その方が飲みやすい…か…?;」


「ん…どっちみち食よくねーしなぁ…。」


「…まぁ、食欲は落ちるわな。

でも栄養はとっとけよ…?」


「ん~…ならぁ…口移しぃ~。」


「…ハァ…;

まぁ、こう言う時だし、それで食うんならやってやるよ。」


「おんやぁ…?

案外、平気そうだにゃ~?」


「…俺的には部屋で二人きりの時ならそれ位平気だしな。

ただ、ドキドキしないとは言ってない。」



そう言って照れ臭そうに頬を掻いたゆぅちんがキッチンへ向かうのを見送ったあたしは、ベッドに沈んだ…






「ん…ぅゅ…?」


「…起きたか。

どうだ瑠璃、体は平気か?」


「ん~…ちっとは楽になった~。」


「そうか、フルーツ粥を作ったんだが…食べれそうか?」


「うん、食べるぅ~♪

もちろん口移しよね~?」


「お粥は口移しの必要ねぇだろ!?

それに、折角冷たく作ってあるもんを温めてどうする!!;」


「え~?

でも、あたしは最初に口移しを要求したよ~?」


「…ったく…仕方ねぇな…///」



にゅふふ…♪

何だかんだ言っても、ちゃんとやってくれるゆぅちんがあたしゃ好きだぜ~♪


ベッド脇に椅子を置いて、キッチンからお粥を持ってきたゆぅちんは、椅子に座ってからあたしを見つめてきた…



「じゃあ瑠璃、覚悟は良いか?」


「ん~?

あたしゃいつでもオーケーよ~?」


「そうか…じゃ、はむ…んっ。」


「ん…んむぅっ…♪ん~…こくん…



お粥を口に含んだゆぅちんは、あたしの頭を優しく押さえて口を合わせる…

あたしの口に、生暖かくなった、ドロリとした液体が流れ込んでくる…

ん~♪

バナナやリンゴ、モモの優しい甘み…それに柑橘系の爽やかな酸味がプラスされてて美味しいっ♪

それに、飲み込みやすくてイイ感じ~!


口を離したゆぅちんは、あたしの唇と自分の唇を舐めて、何でもない様に訊いてきた…



「どうだお味は。」


「ゆぅちんの…優しい味がしましたぁ~…///」


「っ!?一口目でまさかのトロ顔!?///

くそっ…可愛い顔しやがって!!意識しない様にしてたのが台無しじゃねーか!!///」


「ね…もっと…もっとちょうだい…?」


「~っ!!///

全く…しょうがないお姫さまだな!!///

はむっ…んっ…!」


「ふぁぁ…///」


「んっ…くぅ…!///」



もちろん、ゆぅちんはその後もしっかり口移しをしてくれた~♪

やっさしぃ~にゃ~♪






翌日、すっかり元気になったあたしは、お詫びを兼ねてみかみ~達と買い物(ショッピング)に来た~!

もちろんゆぅちんやシド~もいっしょ~!



「さぁ~!今日はたのしも~ぜ~♪」


「テンション高ぇなオイ…;」


「にゅふふ~♪あたしゃこれでもいちお~女の子よ~?」


「そんなもんか…?

まぁ良いや、荷物持ち位はするからさ。」


「いんや~ゆぅちんも一緒にたのしも~ぜ~?」


「…女物しか売ってない服屋で(見た目が)小さい女の子とどうしろと!?;」


「あたしをあんた好みに着せ替えて~?」


「いやだからさ!

(見た目が)小さい女の子とそれするとか、危ない人じゃねーか!!;」


「そ~う?ざ~んねん…。」


「うっ…;

あ…いや…まぁ、せっ、折角だし?

その…1着選んでやるから、そんな悲しそうな表情(かお)をするな…;」



最初は断ったゆぅちんは、あたしが露骨にがっかりしてみせると、葛藤しつつもあたしに付き合ってくれた♪

うん、やっぱりゆぅちんは優しいよにゃ~♪



「ありがとゆぅちん…♪」


「ハァ…お前にゃ敵わん…;」


「にゅふふ~♪」



何だかんだ言いつつも、やるからにはしっかり選ぶつもりなのか、ゆぅちんはあたしに合うサイズのコーナーで真剣に吟味し始めた…



(さて…みかみ~とシド~は…?)



ん~…丁度みかみ~がシンプルな白いシャツに若草色のフレアスカートの姿で出てきたにゃ~。

麦わら帽子は自前だね~。



「どっ…どうでしょうか、立夏くん…///」


「…うん、やはり美夏には飾り気の無い清楚な感じが一番合っているな。

無理に勇悟の理想に…フリルなんかが沢山付いた服装にならなくても良いんだ。

美夏には、美夏の魅力があるのだから。

綺麗だぞ、美夏。」


「…はい///」



(ほ~…さ~すが攻略対象~…現実でも甘い(クサイ)台詞を~…。)



とは言え、あたしやゆぅちんにも甘い台詞を言ってくる時あるし~…シド~の場合は、そうゆう性分なのかもね~?


クールだけどクサイ台詞を平気で言うとか~…

おっもしろいな~?


えっ…?

あたし~?

あたしゃ元々ゆぅちん一筋だしな~?


ありゃ、違う…?

ダメ男製造機~?

原作のあたしの方が甘々~?

あはは~…

ダ メ 男 は ク ズ 一 人 で 十 分 よ ~ ?(迫真)




「っし!!これなんかどうだ瑠璃!?」


「お~?」



ゆぅちんが選んだのは白と薄青のグラデーションが綺麗な袖無しワンピース…

う~ん…可愛いっ♪



「普段黒いかっこ~ばっかなゆぅちんにしては~案外センスい~な~?」


「失礼だな!?;

黒い服しかない訳じゃねーよ!?;

今も水色のシャツにベージュのズボンだし!!」


「にゃはははは、ま~ま~♪

早速試着してみるぅ~!」


「…おう。」



試着室に入って、今着ていた白シャツと短パンを脱いだあたしは…

鏡に映る今のあたしの姿にち~っとだけため息をついた…感嘆の…じゃなくて落胆の…ね…

あ~…うん…いまだにブラジャ~がいらね~この胸…下手に前世の身体覚えてっから悲しくなってくる~…

ゆぅちんは好きだって言ってくれっけど~…


\まな板にしようぜ/


あぁ~…某アイドルグループ(現在は開拓者兼農民兼etc...)のあのメイゲンがぁ~…


もういいや…

あたしはささっとワンピースをまとってカーテンを開いた。



「どっ…どうかな…ゆぅちん…///」


「・・・・・ブリリアント…。」


「何ともハイカラな答えですにゃ~?」


「ハイカラだろ?

それはともかく、よく似合ってるよ瑠璃。

チョーカーにも合ってるし。」


「んふふ~♪ありがと♪じゃ~これにするぅ~!」


「ん…他に何か買うか?」


「ん~…まぁかくゆうあたしも服はそんなに買わね~かんな~これだけで十分よ~ん♪」


「そっか…じゃあ後は立夏達を待つとして…会計を済ませるか。」


「らじゃ~♪」




「―これはどうでしょうか?」


「ん…それならこのデザインの方が―



もう一度みかみ~達の方を見ると、仲良くアクセサリーを選んでいた~

うんうん♪もうカップルっぽ~い!!



購入したワンピースに着替えたあたしは、ゆぅちんと一緒に外で待つ事にした~。



「ねぇゆぅちん!

あたし達、カップルに見えっかな~?」


「…どうだろ?

いいとこ物凄く仲が良い兄妹…じゃね…?」


「え~っ…でも、そうだよにゃ~…。」



とは言え、ベンチに座るゆぅちんの膝の上に座って、後ろから抱きしめられてる状態でリラックスしてるのが兄妹のスキンシップに見えるかどうか…だけどね~?


※どう見ても仲の良い兄妹にしか見えません。



「ん~…ま、ゆぅちんと一緒にいる事がじゅ~よ~だし、気にしね~♪」


「ん、そうだな。」



あたし達がしばらくノンビリとしていると―



(…ん…?)



エルランが、反応した…?

今『跳ね返す(REFLECTO)(HERT)』が発動した…って事は…。



(『苦痛からの解放(GOOD☆LUCK)』、対象はあたし、ゆぅちん、みかみ~、シド~、期間は最大(現状は三時間)で。)



とりあえずこれで、何が起こってもあたし達は不幸な目に遇わないハズ…



「よう!!悠希に青井さんじゃないか、奇遇だね?」


((クズ野郎!?))


「ああ、そうだな。

そう言う勇悟こそ、一人で何をしに来た?」


「何って…秋穂に美夏はここに居るって聞いたから来たんだけど?」



こともなげに言うクズ…

今、そのみかみ~はシド~とでぇとちゅ~だっての~!

まぁ…エルラン効果で大丈夫、だとは思うけど…。

それより…このクズ、アッキ~にまた…“洗脳チート”を使ったのね…?

クズめ…。



「「オイ勇悟…。」」


「ん?どうしたんだい??

そんな恐い顔してさ。」


()()()()()()()()()()()()()ここには居ないぜ?」


「だからぁ~…お帰りいただけますぅ~?」


((さっさと俺 (あたし)の視界から消えろクズ。))








第18話に続く…!

瑠璃ヒロイン視点がバトル展開ってね…?

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