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昏冥の空に青い鳥  作者: 音無 なの
第1部 第3章『抗えぬ運命』
22/48

番外編 4.5話で瑠璃が見ていた悪夢

サブタイトルのまんまです。

すごく…短いです…。

『キャハハハハハ!!』


『だっさ~い♪』



あたしは…惨めです…

勉強だけしか取り柄の無い…怪物…

見た目も銀髪碧眼のクセにドチビで子供体型で、しかも変なしゃべり方で…

そのクセに頭だけは良いなんて…

とにかく酷くアンバランスでおかしい…


だから…虐められて当然なんです…

全部…あたしの自業自得…もう…死んじゃいたいです…



『テメェ等ッ!!

何が可笑しいってんだよッ!?』


『…えっ…?』



…誰…?

だけど…そんなあたしを…庇う様に、黒髪の男の子が現れました…

何故ですか…?

何故、あたし何かを…庇うのですか…?



『瑠璃の事をよく知りもせずに!!

俺の彼女をバカにすんじゃねぇクズ共がッ!!』


『…だ…誰…?

あんた…誰…?』


『あ?

彼氏の顔を忘れたのか?

全く…頭良いクセに間抜けだな俺の彼女はwww』


『あ…ゆぅちん…。』


『おうッ!!

俺が来たからにはもう安心しな!!』



そう言って何時もみたいにニカッと子供みたいな表情(かお)で笑ったゆぅちんは…

あたしを守る為に…虐めてきた元親友達と…対峙する。



『ゆぅちん…』


『ははっ…やっと笑ったな?

こんな奴等、さっさとやっつけてやるからさ!

お前は何時もみたいにそうやって笑ってりゃ良いんだよ!!』



だけど…そう言ったゆぅちんが走っていったのは…元親友達が居るのは…下へ向かう階段の方で…



『…!

そっちは~だめだぁぁ~!!』


『なっ何よアンタは!止めなさいよ!!#』


『黙れクズがッ!!そうやって何も悪くねぇ奴を見た目だけで貶める様な(クズ)がな!!

俺は許せねぇんだよ!!』



そう言ったゆぅちんは…元親友に掴みかかろうとした…

けど…



『だめぇぇぇっ!?

そっちは落ちちゃうよぉぉぉっ!!』


『うぉっ!?;』



掴み損ねたゆぅちんは…そのまま階段を転げ落ちて―



『いゃぁぁぁぁぁっ!!ゆぅちぃぃぃん!!


〔それは夢だ!落ち着け!!〕


「あたしなんかの代わ―…あれ…悠…希…?」


「おい…大丈夫かよ…?;」



あれ…?

夢…ですか…??

目の前には…階段を転げ落ちて行ったはずのゆぅちんがいました…。

心配そうな顔で…あたしを見ていて…

あたしは…正面から抱きしめられていて…

ゆぅちんの…温もりが…心音が…ゆぅちんは生きているんだ…って…教えてくれて…



「…悠希、あんた、生きてるよね…?

階段から…落ちてないよね…?」


「は?何寝惚けてんだよ…?;」


「…よかったぁぁぁぁ~…!」



よかった…本当に…よかった…

そう、こっちが…現実よ…あたしは…あたしよ…小鳥遊梓は…死んだの…あたしは青井瑠璃…悠希と…恋人同士の…青井瑠璃なの…



あたしは、そう自分に言い聞かせる様に…悠希の存在を確かめる様に…悠希の身体をぺたぺたと触る…



悠希は…その間ずっと、ちょっと困った様な表情(かお)で、だけどしっかりとあたしを抱きしめていてくれた…






次回からは恐らく話が夏に飛びます。


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