プロローグ(第11話)
更新速度がかなり低下してきました…楽しみにしている方、申し訳ありません…;
瑠璃が戻ってきたから、俺達は喫茶店を後にした。
天音さん達はもっとゆっくりしていっても良いと言ってくれたけど、丁度混み始めたしな。
…むしろ、手伝うべきだったか…?
しかし、天音さん達から必要無いと言われた今は瑠璃と智秋以外の皆と別れて智秋に付き添ってもらいながら歩いている…
立夏が女性陣を送っていき、智秋が俺達の為に残ってくれた。
「なんかいきなり痛みが無くなった気がするけど多分慣れて痛をあまり感じなくなっただけだよな………」
「そりゃそうだwいきなり治ったらそんなの魔法か奇跡だぜ!?」
「あはは~そ~だにゃ~…;」
(まぁ…この世界には魔法も奇跡もあったりするんだけどね…。)
ん…?
なんだろう瑠璃の奴、妙に意味深な笑い方をするな…?
「…悪いな智秋…お前にも彼女が居るのに…。」
「良いって別に!
それに、アイツはしょっちゅう『私は自分に出来る事をやるからキミもキミに出来る事をしよう!!』って言ってるんだしな。」
「…ははっ…篠原さんらしいな。」
…『篠原 ルナ』
170㎝
智秋の彼女で、英国系のハーフ。
ブロンドのロングヘアーで、
サファイアの様に鮮やかな蒼い瞳、
モデル体型の美人で実際にモデルをしている。
智秋からよく彼女の話は聞くが、他校、『夜桜高等学校』の人間だから俺はあまり会った事がない。
あの学校は『一ノ瀬財閥』が経営していて、生徒会役員や風紀委員が非殺傷武器の携行を許可されている少々特殊な学校らしい。
…そう言えば俺の従姉もあの学校の生徒だったな…。
黒崎悠希…俺と同姓同名の従姉。
見た目はまんま俺な双子と見間違うほどのそっくりさん。
しかも男嫌い。
従姉にも瑠璃みたいな存在がいてくれる事を願おう。
…男性版の瑠璃…ねぇ…?
『ゆぅちゃ~ん♪』
『こらっ!;いきなりひっつくな~!;
全く、キミって奴は…;』
『いいじゃない♪だってボクはゆぅちゃんが大好きなんだし♪』
『っ!?///
はいはい分かってるよ…僕も、キミの事は好きだから…さ…///』
少し想像してしまった…“銀髪碧眼の合法ショタな瑠璃と従姉の図”を…;
「ゆぅちん…?」
「おーい、悠希ー?;」
「ん?あぁ、どした?」
「お前なに一人で百面相してんだ?;」
「いや…ちょっと男バージョンの瑠璃を想像して…
「何でオレの彼女の話から男の瑠璃になるんだよ!?;」
「ゆぅちんは~…そんなに~あたしの事を~…?///」
「瑠璃も照れるな!!;
お前悠希の頭のなかで男にされてんぞ!?;」
「いや、それでも瑠璃は瑠璃だな、と。」
「いや~、それでも~あたしは~あたしだし~?」
「あぁうんもういいよお前等!!;」
俺と瑠璃が声を揃えて返すと、智秋は呆れてしまった…デスヨネー。
だがゆるせ智秋www
「全く…お前等って本当に出逢って1年しか経ってねぇの…?;
なんか、長年一緒に過ごした幼馴染みって言うか、最早新婚夫婦並みに仲が良いよな…?;」
「そりゃあ、なぁ…?」
「お互いの~存在が~相手の~心に~…
「「そりゃあもうふかぁ~く突き刺さっておりますから。」」
心身共に深い付き合いだしなぁ…俺達は。
特に俺にとっての瑠璃は…落ち込んだ時や機嫌が悪い時の精神安定剤だし。
「そりゃ羨ましいね…;」
「お前と篠原さんもそんな感じだろ?
会わなくても、側に居なくても、お互いに信じ合ってる。」
「まぁな。
しょっちゅう連絡はし合ってるし―
ん?勇悟…?」
「なに…?」
「えっ…?」
俺と瑠璃が智秋が指差した方を見ると…勇悟が笑顔で歩いて来た…?
俺は主人公の親友ポジション!!
第三章『抗えぬ運命』
さて…不穏な気配に不穏な勇悟…
彼は不在の間、一体何をしていたのでしょうか…?




