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妾の十回目の転生人生録  作者: なか
8/10

変態は幼女と会った②



……とはいっても、僕幼女と一線は越えたことないんだけどね。(ギリギリまではあるけど)



体格の差がありすぎるっていうのがひとつ。痛い、痛いって泣いちゃうのが目にみえてるし。そんな幼女もそそるけれど。


あとは(これが一番大きいんだけど)一線を越えてもいい、って思える子に出会わなかった事だ。

僕、根は真面目なんです。一途なんです。神父だし。社会は僕みたいな人に厳しいし。


だから基本的には、幼女とは話して遊んで萌えてハァハァして、オカズにする。これが僕のやり方。

外から見ると、女遊びもしないから真面目で子供好きの神父さん、で通用するのだ。


あの子は、いい夜のオカズになる気がするなぁ…。





ジェーンは、かれこれ5時間寝ている。どこか頭をぶつけたのか、と心配になり起こすことにした。


ああ、やっぱり可愛い…。

「ジェーン、ジェーン?」


耳元で優しく声をかけた。ついでに、ふうっと息をかけてみた。少し顔がゆがむ。そろそろ起きそうだ。


「ジェーン、起きなさい。」

「ううん…まだ寝たい…」


予想外に甘えた声で、驚いた。無意識のうちにゴクリ、と唾を飲んでしまう。今日から毎日、彼女の親が帰ってくるまでこのセリフを聞けると思うと、自然に息が荒くなった。


身動きしたせいで、胸元が開いた(開けた)ワンピースから白磁のような肌と、ゆっくりと上下する胸元がちらちらと見えて眩しい。こういう、幼女なのに艶めかしい雰囲気が堪らない。背徳感が興奮に繋がり、ムラムラとしてくる。


「起きないと、悪戯しそうだ。」


つい出来心で言ってしまった。するとジェーンは、さっきまで寝ていたとは思えない速さで退いた。


意味がわかったのか?そんなまさか。7歳の幼女が解るわけがない。きっと、脇や足の裏をくすぐられると思ったんだな。

可愛いなあ。悪戯の意味を教えてあげたくなる。


当のジェーンは、ぼんやりと僕の頭上をみている。どうしたんだろう?僕、頭は禿げたりしてないけどなあ。

うるうるした目で見られて、顔が興奮で紅く染まるのを感じた。


「ジェーン?どうしたのかい?そんな目で見られると、変な気持ちになるよ…」

思わず言ってしまう。まあ幼女相手なら大丈夫だろうが。

一瞬、顔をしかめたのは気のせいだね。


ジェーンは、可愛らしい瞳で僕を観察している。君の好みに合ってるといいんだけど。


ふと彼女の目の色が気になった。熱を計るフリをしながら額と額をくっつけて、顔を覗き込む。手に当たる頬の柔らかさが癖になりそうだ。


僕が触れると彼女は体を強ばらせたのがわかった。これは、僕のことを一応異性として意識してるのかな?初々しくて、思わず笑ってしまう。

すると、どうしたことか、彼女は綺麗な藍の潤んだ大きな瞳で、上目遣いをして見上げてきたのだ!!

さすがの僕も、これは破壊力が強すぎて、驚いて離れてしまった。


その後は軽く会話をしながら、夕食の準備に誘った。手を差し出したのだが、彼女は繋いでくれなかった。あれ、おかしいな、このくらいの年の幼女なら繋いでくれると思ったのに。


僕はただ、君のその柔らかくて小さい手を、手の中で蹂躙したいだけなんだよ…。

もしかしたら警戒してるのかな?

子兎みたいな君が怯えても、オオカミは興奮するだけだと思ったが、教えてあげない。

わざわざ教えてあげることじゃないし


…それに僕だって、オオカミの一人だからね。




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