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妾の十回目の転生人生録  作者: なか
6/10

妾は変態と食事をした

主人公の外見が出てないことに気付いたよ!!(゜□゜))アタフタ


次回、出します!!



夕食は質素なものであった。というのも、神父は料理が恐ろしく下手な男で、食材を次々と駄目にしていったからである。


それを見かねて、途中から妾が一人で作ってやった。

7歳児に刃物を持たせるのは危ないと変態のくせして、生意気に五月蝿く反対していたが、妾の見事な包丁さばきを見て大人しくなった。最初から黙っておけばいいのじゃ。この変態野郎が。



家では子供らしくするように心がけているので、料理をするのは前世ぶりであった。久しぶりの料理はとても楽しかった。変態も食べるのかと思うと、楽しさは半減したがの。


「ジェーンは料理がうまいんだね。今日は助かったよ。ありがとう。」

「そうですか。よかったです。」

しーん、と食卓は静まり返る。必要以上に話す必要はない。



この手の変態は幼女自体が好きというのもあるが、自分より弱い相手を支配したい、という欲望があるものじゃ。


見た目がもろ幼女なのはしょうがないので、中身は大人なことをアピールしまくることにした。そして、性対象から外させるのが目標じゃ。

幸いにも、奴は家事ができないようだの。なので、妾は家事を全部することにした。これで妾より優位な立場にはたてんじゃろうて。思わず奴を見ながら、にんまりしてしまう。


「ジェーン…?」

ほくそ笑んだ妾を見て、不信に思ったらしい。


「なんでしょう神父さま」

「いや、何でもない…」


神父は妾から目線を外し、食事を再開した。まったく、言いたいことがあるなら言えばよいのに。情けない男じゃのう。


しかし、よい感じに優位な立場に立っている気がする。やはり経験は大事じゃの。

過去の人生が無駄にならないと思うと、嬉しくなる。



食事を終えると奴は何故かふらふらしながら、神にお祈りをしてくると言って教会に行った。

妾は一人、離れに残された。


どうしようかのう。

することもないし、敵の観察でもするかの。


妾は神父の後をこっそり追いかけ、教会に行くことにした。





教会の扉は重くて開くと音がなるので、裏口から入って観察することにした。

聖堂にある、十字架の像の前で奴は膝を折って祈っていた。


黒く膝下まである神服に身を包まれ、目を閉じて神に祈っている姿はとても神父らしい。


中身はただの性犯罪者予備軍であるが。




何を祈っているかは分からぬが、一心不乱に祈っておるように見える。


“幼女とお風呂に入れますように幼女と一緒に寝れますように幼女と〇〇〇〇〇できますように………”という声が聞こえてきた気がした。気のせいであってほしい。


は、早く風呂に入って寝ようかの!!!!(`・ω・;))

よい子は寝るじかんじゃ!!

次回は変態サイドです。

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