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妾の十回目の転生人生録  作者: なか
4/10

妾は森の中変態に出会った

チートすき-(^w^)

しかし私の文才で生かしきれるかが問題です…


あと主役の口調が安定しない(笑

妾はなぜ転生しつづけるのかのう。

一回とかならともかく、十回はさすがに多いだろうて。

あるいみチートかもしれんが。


しかしの…生まれ変わっても生まれ変わっても、変態に捕まってしまうのは…

はあ…

そういうのを避けるチートの方が欲しかったわ。





耳元で声がする。父よりも若く、低めの声がなんとも心地よい。はあはあ息づかいが荒いのは気のせい。さっきの野犬の記憶が混ざっているに違いない。


「ジェーン、起きなさい。」

「ううん…まだ寝たい…」


男がため息をつくのを聞きながら、妾はまた深い眠りに落ちようとしていた。


「…起きないと、悪戯してしまいそう…」



妾は瞬時に布団から飛び出した。勇者だった頃の瞬発性は衰えていないらしい。

誰じゃこの男は…ってうん?



[サースト・ミンシク

年・25歳

職・神父

特性・LC]


男の頭の上に、文字が浮かんでみえた。これはなんであろうか。今までこのような現象はなかった故、妾はしばらく固まってしまった。


「あれ…ジェーン?どうしたんだい?そんな顔をされると、変な気になってしまうよ…」


頬を赤くしながら言いおった。いやだわ気持ち悪い。


妾は文字から目線を下ろし、神父らしき男を観察した。

黒い目は、ぱっちり二重で可愛いらしい。くせ毛の茶色の髪はふわふわしていて、昔飼っていた兎を思い出した。


確かに可愛い顔をしている。十代の頃は、美少年という言葉が似合っていたに違いない。


しかし今の発言から考えると、そんな可愛いものではないだろう。たぶん、変態。



やつの頭の上の文字、その中にある“特性”のLCというのには心当たりがある。うん、変態間違いなしじゃ。


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