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希望の果てに

 我々の星が滅亡の危機を迎えた時、我々には2つの選択肢があった。

 愛する母星とともに滅び行く道を選ぶか、それとも新天地を求めて広大な宇宙へと旅立つか。

 もちろん我々が後者を選んだことは言うまでもない。

 天変地異などにより、すでに約9割ほどの仲間が死んでしまっていたが、残った我々は肩を寄せ合うようにして宇宙船に乗り込んだ。


さらば我が母星よ。

いざいかん!新世界へ!


 我々が目指したのは銀河系の中のひとつの恒星である。いや、正確にはその恒星の周りにあるいくつかの惑星なのだが。 その中のいくつかに我々が適応出来る可能性があった。一番可能性が高いのが第三惑星である。事前探査機からの送信データでは、気温、湿度、大気、どれをとっても我々が生存するのに最適な状態であることが読み取れた。


 我々が母星を後にしてからまもなく二年が経とうとしている。計算では後少しで目指す惑星に到達する予定である。

 幸いにも、この長旅で誰一人欠けることなくここまでやってこれた。後少し、後少しで希望の扉が開く。



 「前方に青い星が見えました!」


操縦士の一人が言った。

 その言葉に皆、歓喜の表情を浮かべ手に手を取り合って喜んでいる。


やっと…やっとこれで長かった旅も終わるのだ。


 やがて前方に豆粒ほどにしか見えていなかった青い星が、近づくにつれていかに巨大であるかがわかってきた。確かにデータでは、かなりの大きさであることは推測出来たが、これほどまでに巨大だったとは…。


 我々は、その大きさに圧倒されて皆、言葉を失った。


 「まもなく大気圏に突入します。」



突然、宇宙船の揺れが激しくなった。皆、立っていることさえも出来ないぐらいの激しい揺れだった。

 どのくらい揺れが続いただろうか。

 やがて静寂が訪れると、窓の外には広大な緑が広がっていた。


 やった!ついに…ついにたどり着いたのだ。



パクッ!!



 「コラッ!また変な物食べて!駄目でしょ!」 カラスのお母さんがやっと巣立ちをしたばかりの子ガラスに言った。


 「はーい。ごめんなさーい」



 こうして、我々の長い長い旅は終わった…




乱文乱調失礼致します。

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