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ここは何処?!
「え…???」
な、何、ここ!
絶対に、自分の部屋ではない…。
「あら、起きた?」
「貴方は……?」
「私は、アリシア・シャーロ よ。貴方は?」
私は、自分の名前を答えようとして、とめた。
まって、まって、今、アリシアっていった?!もしかして、ここ、日本じゃない?!
「ま…、じゃなくてっ…。えと、す、スズ・マドモアゼルですっ!」
「スズさんね。よろしくね。貴方、道に倒れていて…。大丈夫?」
「は、はい。大丈夫です。」
「よかったわ。ゆっくりしてて。」
「あ、はい。ありがとうございます。」
アリシアさんが、この部屋から去って行き、私は、窓から、外を見回した。
な、なに、此処。