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名無しの書~悪魔フレェストさんは語りたい~  作者: 師失人 
第一の章『僕と悪魔と永遠の夏休み』
7/9

唐突

もう少し触れたいところですが、ネット小説ではうけないため、

端折ります。


「お祭り、別にいいけど」


 「よかった一緒に今年も屋台回ろうね!」


 「僕も行っていい?」


 と拓人少年。


 「別にいいけど」


 「えー今年こそはたけちゃんと二人きりがよかったのに!」



 ぷくーと魔界針フグラのように頬を膨らませるメグ。

 メスの頬を膨らませる動作とは年を経れば経るほど見苦しくなるものであり、若さゆえ可愛らしく見える物です。

 私の友人に同じ癖を持つ齢二千を超えるサキュバス種の友人が一人おりますが、見かけは若々しいので通用するのでしょう。

 私めは恥ずかしくできませんがね。

 

 「じゃあ来年こそ二人きりでいこうね!」


 メグはそう笑顔いいますが、メグにとって、見ればこれはたけし少年と過ごすラストサマーこの夏が終われば、たけし少年の魂は私の腹の中でございます。


 「普通に大人数の方が楽しいのに」


 「たけ君女心が分かってない!」


 まさにそのとうり男女で夏祭見物はデートの定番、それを簡単断るとはたけし少年の朴念仁ぶりは対したもの、メグを想う拓人少年、たけし少年を想うメグ、両者の想いに気付くそぶりさえないたけし少年。中々面白い構図となってきましたね。


 さて私がこのままお三方の夏休みを語る事は可能ですが、それでは芸も面白みない。

 時間を一気に進めましょう。

 夏祭りの場面を想像するいらしゃるでしが一回目の夏祭にはとくに事件は起こりませんので、ここは無難に夏休み最終日に飛びましょう。

 これが永遠の夏休みの始まりの日でございます。

 

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