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名無しの書~悪魔フレェストさんは語りたい~  作者: 師失人 
第一の章『僕と悪魔と永遠の夏休み』
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始めに

これはフィクションです。

事実と書いているのは演出です。

読書感想文それを聞いて皆さんは何をお考えになるでしょうか?

 学業に励む人間であれば誰しもが一度は書き記したとご記憶されているかと思われますが。

 苦い記憶をお持ちも少なからうおる事でしょう。

ああ、夏休み何と甘美な響き。

 休日が長くもなれば誰しもはしゃいでしてしまうのは仕方ない事でしょう。

 しかし、出された課題は終わらせるのが世の務め。

 それが、学業に準ずる身ともなればそれ避ける道はございません。

 その代表たる存在が読書感想なのです。

 しかも、意地が悪い事に課題とあるのはお堅い書物ばかり、学業にいそしむ若人たちにはちと荷が重いのでございます。

 そして今回の主人公たけし少年も読書感想文に苦しめられた一人。

 お堅い課題の書物を眠気眼をこすり読み切り書き上げた次の瞬間に、気づいてしまった下巻の存在。

 たけし少年は絶望に包まれます。

 もう朝であり学校へ登校しなければ行けない。

 時間はもうないのです。

 そこで私めがたけし少年に契約をもうし入れたのでございます。

 当然のことながら私共悪魔という存在が無償で人間の為に働くことはありえません。  対価となるのは古典的ながら人間の魂でございます。

 しかし、今回のご主人様は大変困った方で魂を頂くまで随分と骨を折りました。

 しかしならが私めその始まりと顛末を一冊の書物に書きしるそうと思います。

 それだけ私にとって印象深い出来事だったのです。

 では題名をつけるとしましょう。


『僕と悪魔と永遠の夏休み』


 とでもつけておきましょうか。

 幸運か不幸かこれを手に取った見知らぬ貴方。

 これからか記す事柄は紛れもない事実であり、たけし少年の魂は今は私めの腹の中、そのたけし少年と私の奇妙な縁が見知らぬ貴方の心の琴線に触れる事を祈って、語り始めるとしましょう。

最初は完全ノープランでしたが続きが浮んできたので連載。

気が乗ればアイデア自体は潤沢やで。

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