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名無しの書~悪魔フレェストさんは語りたい~

作者:師失人 
序章

 幸か不幸かこの書物を手に取った紳士織女の貴方。
 私めのような者が記した書物をお読みになり誠恐悦至極でございます。
 申し遅れました。
 私めはフレェスト、悪魔と呼ばれる存在でございます。
 私の仕事は古典的ながら人間の皆様の願いを叶えその魂を頂く事。
 私めも例にもれず数多の人間の魂を奪いこの腹に収めてきました。
 願いと一言でいましても人それぞれ様々な願いある物です。
 ただの欲望から熱き気持ちの籠った願い。
 情事のもつれ色恋沙汰に呪いの願い。
 全ては同じ欲であるはずですが一つ一つの願いがご主人様という個を映し出す。
 いやはや人間とはいくら時間がたとうと興味深いものでございます。
 それを叶え続けた身として感じる物がございまして、それはご主人様たちとの不可思議な縁。
 その中でも印象深いものが何点がございます。
 この書物に記す人々は私めのご主人様の中で選りすぐって印象深いご主人様方。 
 この書物は私めの腹に収めたご主人様の記録でございます。
 書きものというのは人間の領分であり、悪魔である私めが不得意とするものであります。
 しかしながら私はこう思えるのです、この印象深きご主人様たちを忘れていけないと。
 人間でいう所の感傷に近い気持ちなのかもそれません。
 当然、悪魔である私めには理解できない感情でございますが。
 さて、前置きはこれぐらいにしてこの書物の少し変わった形式を知っていただきましょう。
 この書物は神視点、俗にいう三人称で記されているわけではございません。
 私めの語りのみでお届けしますが、三人称の要素を含みます。
 たかが悪魔が神の真似事など恐れ多いと考える方がいらっしゃるかもしれませんが。
 これには理由があるのでございます。
 私め悪魔というモノは人間の魂を喰らい己の糧とします。
 我ら悪魔は腹に入れた魂を糧とする際、魂の全てを知ることできるのです。
 そのため全てを把握している故三人称と一人称が混ざる結果となってしまいました。
 これをご覧になっている紳士織女の方々には大変ご迷惑をおかけします。
 私とご主人さまとの不可思議な縁。
 それを楽しんでもらえれば幸いでございます。

真の作者より。
1日おきに投稿です。
これも相変わらずの鈍足です。
変わった語り口で書きたくなったのやで
 ちなみにフレェストは女性です
第一の章『僕と悪魔と永遠の夏休み』
始めに
2017/11/20 12:19
始まりの終業式
2017/11/22 07:53
メグの家
2017/11/26 08:44
クッキー
2017/11/28 07:19
糞ゲー
2017/11/30 07:29
唐突
2017/12/04 07:06
最終日一回目
2017/12/06 07:50
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