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【空軍戦争小説】ランウェイ  作者: プーギー
2nd period〜配備〜
14/55

13th flightー降臨する大臣

「それじゃあ、明日の大臣の飛行の随伴機要員を発表する!」


朝のブリーフィング、隊長が随伴のパイロットについて話していた。


「随伴は………メイ!」


「はっっっい!」


驚きのあまり「は」と「い」の間に変なタメができてしまった。


「な、なぜ自分なんでしょうか…?」


「ん?あー、大臣がな、できれば生きのいい若い奴にしてくれよって、昨日電話きてな。」


「しかし、自分には荷が重すぎるのでは…?」


「けぇぇぇ!つべこべ言わずに受けとけや!お前はなんでそうもいつもいつも謙虚すぎるんだぁ?」


ガルが口を挟んできた。


「わかりました、引き受けます」


「おう、頼むぞい」


一応随伴はF−15に乗るのだが、問題は機体ではない。


「まぁ、いい機会だしやっとくか」


独りごちながら解散となり皆退室したブリーフィングルームに1人残っていると、急に目の前が真っ暗になった。


「だぁぁぁれだ」


ぼそりと腹に響く重い声で耳元で囁かれ、咄嗟に手を払い振り向くとそこには…


「だ、大臣!?」


「おうっ!君が随伴だとさっきジンから聞いたよ、よろしく頼むぜ!メイ!」


「は、はい!」


としか言いようがないのだが、それよりも何故大臣がここにいるのかさっぱりわからなかった。


「なんでお前がここにいるって顔してんなぁ」


「あ、いえ、そんな…」


「昨日からこっそり来ててね。いやぁF−40に乗れるなんて楽しみすぎて、寝れなかったよ」


「そうですか、明日はよろしくお願いします。」


「なぁに、気軽に行こうぜナル!俺のタックはビーストだ。よろしくな!」


なるほどビーストとは上手いこと言ったもので、確かに体格もいいし腕毛も濃い。多分身長は190、200はあるだろう。


そういえばアインか誰かが、大臣室にはなぜかベンチプレスマシンと30キロのダンベルが常備されているらしい、と言っていた気がする。その時はさすがに嘘だろ、と思っていたけど、多分本当の話だろう。


「メイよ、景気付けにジムでも行こうや!」


「え、ジムですか!?」


「おう、調整の為さ、暇だろ?」


「今日はフライトは午後からなので大丈夫ですけど…」


「なんだ、大臣の頼みを聞けねぇってか?」


「いえ!喜んで!」


こうして俺は、ジムに行くことになってしまった。

今回から、人物紹介を入れていきます。


ナル・バース


タックネーム:メイ

年齢:31歳

階級:大尉

役割:第一分隊長

軍歴:13年

誕生日:5月11日

178センチ76キロ

体脂肪率7.5%


一応この話の主人公

彼女いない歴2年

ちなみに告白されたことは3回くらいしかない。

時々短気だが誠実、真面目でノリはいい。

酒はほどほどにいける。

両親健在、妹が1人いる。

実家は建設会社。


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