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闇の噂
俺はしがない珈琲屋の店長、遠藤安信。とりあえず松岡君が話題を振ってきた。
「なんか店長……最近謎の行方不明事件が多発していますよね……」
「うむ……それについてアテがあるからちょっと電話してみる」
ピッ
プルルルル
ガチャ
「ねーねー最近行方不明事件が多発してるってよ。ちょっと珈琲屋に来な」
『オレがワるいとイいタイのか!!おレは殺しナンてしテねえ!!信じてクレよ!!』「君の大好物は?」
『にンげん』
「君は信用できない。」
『だカラおレはやっt』
ピッ
「どうやらあの例の巨大人喰い蝉は関係ないみたいだね」
「あのー数えてみたら突っ込みどころが7ヵ所あるんですが店長」
「許容範囲許容範囲。しかしいったいだれがやったのだろうか……」
その時、珈琲屋のドアが開いた。
不思議な雰囲気が辺りを包む。
異様な殺気が、ドアの辺りにいる二人の少女のうちの一人の双桙から射し込む。
俺の命はもうすぐ終わりを迎えるようだ。
俺はとっさに、後ろの紐を引いた。
松岡「ねーえー例の防衛システムって人に使って大丈夫なやつだったの?」
遠藤「あ、今回は地下にあるトロッコに安全に着地させた後どこかの裏路地に到着するシステムだから大丈夫」




