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復讐(笑)

俺はしがない珈琲屋の店長、遠藤安信。まあ、今日は巷で話題の従兄妹とその他少数が来店している訳だが……


ガチャ


『けケケ、まえとツイさっキのカリを、かエしてヤる』

「ゆうにいゆうにい!蝉みたいなのが巨大化してなんか怖いこと言ってるよ!?」

「ん?」


はあ…またですか……とりあえずそこの紐引いて叩き落としておくか。


ガチャドーンガチャ


「なんかまた物音がしたのは聞こえたがそんなのは見えなかったぞ?」

「いやいやいやいやさっきの物音なんだけどね、床がばっと開いて天井がドーンとなってたんだよ!?それが終わったら変なのがいなくなってたんだよ!?」

「はあ……現実でそんなんありえるわけないだろ……ほら、バナナケーキたべな」

「確かにいたと思うんだけど……」


とりあえず珈琲屋の平和は保たれた。うん。

と、思ったら……


『にドモつキオトすとかモーゆるサネエ!!ミナまとメてくっテやる!!』

「だからまた来たよセミさん!?喰ってやるとか怖いこと言ってるよゆうにい!?」

「ん!?」


しつこいなあ……あ、今日湊ちゃんも来てたからもうあれやってもらおう。

目でサインを送ったら彼女はそこにあった木槌とボーリングの玉をもって、玉を放り投げ木槌で思いっきり弾き飛ばしました。


「『ナパーム』、これで決めます!」

『うげ!?』


蝉は無限遠方へ吹き飛んだ。

今日も珈琲屋は平和である。







「ゆうにい……開いた口が塞がらないよ…」

「なんだ?俺が振り向いた時にはただの玄関しか見えなかったぞ?」

「あの私と同じか下の女の子が木槌をぶん回してありえない速度でボーリングの玉を飛ばしてたのにさらにその玉でさっきのセミさんを吹き飛ばしてたんだけど……」

「彩音……きっと新しい環境で疲れていたんだな……よしよし」

「ゆうにいに撫でられてすごく嬉しいんだけど私幻覚なんて見ないからね!?」

受け。

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