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第72話 初の商談

 自分で決めたスケジュール通りに毎日が過ぎていくと妙に調子がよくて、どんどん新しいことが身についていった。


 実践訓練と、雑学教養は特に2人の教師が優秀なため、様々なことを覚えられる。例えば、イルマとの訓練では、実際に命を奪う練習をやらされた。


「……」


 かりた長剣を握りしめ、その剣先についた血を地面にポタポタと垂らす。

 別にイルマの血じゃないし、どこぞの見も知らぬ魔族の血じゃない。

 これは、たまたま出くわしたホーンラビットの血だ。


「どんな気分だ? 命を奪った感じは」


 覚悟をきめて、モンスター相手ならと剣をふるったんだけど、俺の手がプルプル震えてやがる。思った以上にくるもんだな……


「まあ、すぐ慣れる。だけど、モンスターと人は違うからな。そこらだけは、別の覚悟しとけや」


「……ああ」


 力なくうなずく声をきいて、イルマは大きくわざとらしいため息をつきやがった。


 この日から俺は、ナニカの命を一つうばう訓練を追加されることになった。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 雑学教養では、最初こそ2年A組の一族の話をされたが、そのあとは、魔族領土にある各種族の特徴や、人間領土にある魔族の街について教えてもらった。


 例えばここに来るまでに聞いた、ゼグルという街。

 農耕に適した土地だったらしく魔族がすみつき、大豆などを育て、味噌等の変わった特産品をつくっているとのこと。メグミの指導があったらしいから、他にもあるかもしれない。一度いってみたいものだ。


 問題はその他なんだよな。


 俺自身のレベルあげは停滞中。

 案の定というべきか、徐々に上がりにくくなっているようで、33から34になるまで4日ほどかかった。さらに34から35となると、1週間くらいかかり、これは本気で何か考えなければならないだろう。


 次にスキル。

 こっちは全く変化なし。

 鑑定には追加でスキルがあったのは分かったが、それ以上不明。もしかしたらオッサンを見つけた時にはすでにできていたことかもしれないな。そこら辺はあいまいなままだ。


 交渉術は試すのが怖いし、通話はいまのところ、普通に電話をつなぐことができるだけ。


 残りのやつは?

 通訳と解読だっけ?

 全く変化がないから、どうしたらいいのかわからない。

 でもって金策。思いついたことはあるんだけど、これは、ちょっとな……


「フェルマンさん、魔王様との謁見許可はまだですか?」


 そろそろ1ヶ月経っただろうと、フェルマンさんに尋ねてみた。


「でないな。イルマのことを伝えてあるから、そのせいかもしれない」


「マジか! 俺のこと伝えてくれてあったんだな!」


「喜ぶところなのか?」


 といった具合である。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そんな調子で過ごしていたあたりだった。

 魔王との謁見許可が下りたとの報告がきたけど、順番待ち状態がつづいているらしい。


「順番まちってどのくらいです?」


「1ヶ月ほどらしいな。この街で待機していてくれとの話だ」


「ハァ!? あと1ヶ月も待たされんのかよ!」


 呆れた声をだしたのはイルマ。俺も、びっくりしたけど声には出せなかった。


「うーん。それじゃ、俺一度アグロもどっていいか? 仲間のことが気になるんだが」


「駄目だ。そもそもお前はヒサオの護衛だろ? 戻ってどうする」


「それならヒサオも戻ればいいじゃねぇか」


「いや駄目だろ? ここで待っててくれっていう命令なんだし。もしかしたら早く終わる可能性だってあるんだろ?」


 2人の視線が俺に突き刺さるが、変なことをしたくない俺は、あっさりと断った。


「そうだな」


「まじかよ~ 俺、暇なんだが」


「暇っていっても、午前だけじゃないか。朝と午後は俺につきあっているんだし」


「午前いっぱい暇なんだっつうの。ここにお前らこもって勉強していやがるから、どこにもでかけれねぇしよ。もっと街の中を見ておきたいぜ」


 前にいってたやつか。それはわかるが実行されると困るな。

 イルマをなんとか説き伏せようとしていると、部屋の扉がコンコンと叩かれた。


「はい?」


『お客人すいません。モーリスです。よろしいですか?』


「あ、はい。今あけますね」


 珍しく、宿の店主がきたようだ。どうしたんだろ?


「おまたせ――?」


 俺が扉をあけると、モーリスさんのデカい体に隠れるように、2人のゴブリンがでてきた。アグニスさんとユリナさんだ。


「どうしました?」


「実はお話しがありまして。できれば下のほうに来てもらえないですか?」


「……」


 3人ともが、なにか思いつめたような顔をしている。


「ここでは?」


 俺が扉前からどいて中を見せるように言うと、首を横に振られた。あまり聞かれたくないのだろうか?


「では、下にいきますが、イルマのほうは護衛なのでついてきますよ?」


「……客人一人ではだめでしょうか?」


「えーとですね」


「モーリスの旦那。俺達ならここでもいいでスぜ。気にしてもらってスいませんが」


 俺よりさきに、アグニスさんが答えた。一体なんなんだ?


「いいのか? ……わかった。ではお客人、中でお話しします」


 モーリスさんがペコリと頭をさげると、先にゴブリンの2人が中にはいってくる。なにがどうしたんだろう? という顔で、フェルマンさんとイルマが見ているが、そうした姿勢に対してもペコリと一礼。あとからはいったモーリスさんも2人に頭をさげた。


 部屋にある食事用テーブル席に4人が腰かける。

 そもそも、このテーブルは4人用なのでちょうどよかった。


「それで話ってなんですか?」


 妙に口を重そうにしているから、俺のほうから声をかけてみた。


「アグニス」


「アッシッスか!?」


「お前の事だろう。しっかりしろ」


「へ、へい」


 モーリスさんがアグニスさんを睨み付けた。なんだろ?


「実は兄貴を見込んで頼みがありまして……」


「俺?」


 まさか、米のことか? 正直あれ以上うまくはできるような知識はないぞ。

 黒米と思っていた米は、実は『黒曜米』というやつで、この世界独特のものだった。

 これは鑑定を使うことで知ったもので、黒米に似た別種のものだったらしい。

 俺の知識や経験で、そうそう美味く炊けるわけもなく、わずかにパサパサ感が薄くなったあたりで止まってしまった。もちろん調理につかった黒曜米は俺達の胃袋に入れました。


「お、俺。自分の店をもちたいんスよ!」


「うん? いい夢だと思います」


「でも、アッシには料理の知識もないし、ユリナも本の解読がなかなか進まずで自信がないって言うしで、ず――とふんぎりつかなくて、モーリスの旦那に世話になってたんス」


「……」


 これは、すごくテンプレな流れになる気がするんだが? というか、俺が考えていた金策手段につながる気がしてならない。


「でも、兄貴に教えてもらったッス! ユリナも本の解読が全てじゃないって学んだッス! 基本はあくまで基本。それを守りつつ、より上を目指すべきだと!」


「お、おぅ?」


 内心でビビリがはいった俺に、追撃でもするかのようにユリナさんが、


「ヒサオ様のおかげで目が覚めました。読めないからといって諦めては駄目なんです。何度も試行錯誤すれば味の再現はできるということを! それをヒサオ様はおしえたかったんですね!」


「そ、そうなの?」


 そうだったのか。知らなかった。


「はい! 黒曜米もお客様にだせるようになったし、他の料理もいくつか再現しつつあります。お客様の評判も上がってきました」

 

 目を輝かせ充実した目をみせるゴブリン女。彼女らにも生活はあったんだね~ と知らされる。


「このとおり、ユリナも自信がついたようなんで、2人で店をやろうと思うんスけど、そ、そこでですね……」


 うってかわって、こっちは、目に邪なものが浮かんでいる。人に頼る気満々な目で見ないでほしい。


「兄貴に料理アドバイザーとして店を手伝ってほしいんスよ!」


「お願いします!」


 アグニスさんが言った後、ユリナさんが頭をさげてきた。それをみてアグニスさんもサっと頭を下げる。


「モーリスさん、これは?」


 この場にいるということは、許可を出しているんだろうけど、聞いておかねばと声をかけてみる。腕組をしながら黙って聞いていた彼の2本の牙が動いた。喋りだしただけどね。


「客人にこういうことを頼みこむのは、気が引けるのだが……」


「いいですよ。やりましょうか」


「俺のほうからも、この――え?」


「ええ、ですからやりますよ。アドバイザーっていうことは、助言すればいいんですよね? 調理そのものはできませんが、助言や味見ながらできると思います。ただし、お金はいただきますよ?」


「マジッスか!? いえ、お金は当然っすけど、こんなあっさりと……」


「あ、いっておきますけど、その場限りの報酬じゃないですよ。俺の助言によって完成した料理がヒットしたら、その分だけの報酬をいただきます。具体的にいえば、こんな感じで……羽ペンは不慣れで汚いですが……まあ、数字だし読めますよね?」


 一気に自分が考えていた事に、この人達を巻きこもうと決めた。


 実はこれ、俺が考えていた金策手段の一つが、そのまま実現したようなものだ。

 俺が異世界の料理技術を教えて、それでできた料理にたいして、いくらかの報酬を取るという手段。

 教えた技術が多ければ多いほど。またその料理の評判があがれば、より売れて、俺の懐が膨らむという計画。

 さらにいえば、この話はコタも了承済みだ。あいつがネット検索してくれる事になっている。なので、後は、この人たちが受けてくれれば問題なかった。


「という感じでどうでしょうか? もちろん俺の助言に関係なく、ユリナさんの考えのみの料理に関しては報酬は無しです」


「すいません兄貴。何書いているかさっぱりなんスけど……」


「え?」


「俺もだ客人。なんだこれは? 数字といっていたが、こんな数字はみたことない」


「えぇ?」


「ごめんなさんヒサオ様。私もです」


「えぇ――!」


 マジカ。

 ここ異世界だから、言葉だけでなく文字も伝わらないってこと?

 あれ? いやでも、前にみせてもらったメグミの料理本は普通に日本語だったぞ。どういうことだ?

 試しに、聞き耳をたてている同室の2人に数字を見せたが同様の反応をされた。


「すいません、どうやら、俺の国の文字は分からないようなので、口頭で説明しますね」


「よろしくお願いしやス!」

 アグニスさんにいわれ、説明を始める。

 早い話が、特許使用料みたいな感じなのだが、この世界にそういった概念はない。なので俺なりに勝手にアレンジしてみた。


「……これは、兄貴、斬新っスね。こういう考えはなかったッス。どうだユリナ?」


「私はいいと思うわ。助言をもらった料理によって得られた利益のわずかばかりをヒサオさんに渡すっていうことでしょ? 普通にお給料払うのとあまり変わらないんじゃないかしら?」


 おっと? 奥さんちょっと勘違いしているな。言っておいたほうがよさそうだ。


「違うぞ、ユリナ」


 俺が言う前に、モーリスさんが口をだしてきた。気付いてくれたかな?


「もし、お前の店が1店だけで終わるならユリナの言う通りになるだろうが、もし、評判があがり支店ができたらどうなる?」


「え?」


 気付いたか。さすがに経営者は違う。


「モーリスさんの言う通りです。俺が提示したこれは、もし支店ができ、そこでも俺が助言した料理がだされれば、その料理で得られた利益でも報酬が発生するということです」


「「……」」


 2人のゴブリンさんたちが、茫然とした顔で俺をみている。これは不味ったかな?


「「すげえぇ―――!?」」


「ぶぇ!?」


 とびかかってくるような勢いで驚かれた。

 ビックリしすぎて変な声出しちゃったよ。


「兄貴すごいッス! マジで尊敬ッス! 兄貴ってば、経営もできるんじゃないっすか?」


「ほんとそうよ! これは、アグニスに経営まかせるより、お願いしたほうがいいんじゃないかしら?」


「お、おい。俺の店にするんだぞ!」


「なら、2人で共同経営したらいいんじゃない?」


「そ、それなら」


 話しがトントンと進むが、俺はこれに待ったをかけた。


「すいません。おれにはやることがあるんで、そこまで参加できないんです。なので、こちらの都合で店に出向き、その時にできた料理のみを対象にしたい」


 共同経営となるとマズイ。

 金策手段としてならアリだが、俺はそれにだけ関わっていられるわけではない。

 あくまで金策は、先を考えてあったほうがいいという程度。

 まずは自分を鍛え、そして魔王に会いメグミの手記をもらう。できれば2年A組という一族にも会って話をしたい。金策は優先順位が低いのだ。


 そんな状況なのに、あらたな店の経営までやるとか無理すぎる。


「おまえ達。客人にどこまで背負ってもらうつもりだ? お前たちの『夢』なのだろ?」


 いいぞモーリスさん。俺はそこまで思わなかったけど。


「それもそうッスね……いや、あまりに凄い発想だったもんで、つい」


「私も、すみませんでした。ヒサオ様がいてくださるなら心づよいと、つい」


 2人とも「つい」で済まそうとしているな。

 まあ、それはいいけど、とりあえずは、


「それで俺が提示した条件ですがどうでしょうか? 報酬の利率はもちろん変更可能ですよ。ただ、こういう形でなら、俺も参加しやすいという話ですから」


 俺がニッコリと笑みをみせながら、アグニスさんへ尋ねると、彼はユリナさんをチラっとみた。


「お、おい」


「なによ」


「俺はこれ良いと思うんだが、どうだ?」


「私は助かるけど、あんたはどう思うのよ? これ経営の部分でしょ?」


「そうなんだが、聞いたこともねぇ話だしよ。旦那はどうおもいやスか?」


 今度はモーリスさんにか。

 これはちょっと困ったな。こうまで人頼みだと先々が不安だ。


「俺も知らん。だが、魅力は感じる。あとはお前次第だ」


「そ、そんな~」


「決められないなら、やめてしまえ。お前の店だ」


「うっ――そ、それはそうなんスけど」


 迷っているな。なら、


「あの~ちょっといいですか?」


「は、はい?」


「あ、いやアグニスさんではなくて、モーリスさんなんですが、ユリナさんってこの店のメインコックなんですよね? その人が抜けて大丈夫なんですか?」


「ん? なんだこちらの心配か? それなら大丈夫だろ。ユリナがちゃんと後輩を育ててくれている。そちらにははまだ話をしていないが、俺は大丈夫だと確信している」


「そうですか。それだけの腕があるなら、こちらで、俺の助言を買うというのはいかがでしょうか? 宿の料理が評判になれば、きっと泊まり込みの客もふえますよ」


 これはちょっとした賭けなんだが……


「今度は俺か……むー」


「あ、兄貴! それって俺たちじゃなくて、モーリスの旦那に手をかすってことッスか! そりゃないッスよ!」


「あんた、違うでしょ。きっと両方よ」


「そ、そうか。なるほど」


「違いますよ」


「「え?」」


 意外そうな顔をされても困る。モーリスさんはわかっていたらしく、まだ迷った様子を見せている。


「俺はわりと忙しいので両方に協力することはできません。どちらか片方のみとなります」


「ちょちょ、兄貴!」


「酷いですヒサオ様!」


「いや、そう言われても、俺としては、経営者が他者に判断を任せるような態度を見せられると不安でなりませんからね」


「それにしたって……」


 アグニスさんが、まだ不満そうでいるな。だけどここは、


「俺が提示するのはあくまで料理に関する助言であって、それを生かせるのは料理人と経営者なんです。もし経営失敗で破たんしてしまった場合、どうなりますか?」


「「……」」


 2人が黙ってしまった。これもわからないのか?

 どうしたらいいんだろう? と悩んでいるとモーリスさんが口を開いた。


「味だけが広まり、真似するものがでる。そうなったら、客人のもっている知識に対する価値がへる」


 迷ってる感じだったのに、しっかりこっちの話はきいていたか。オーガという見た目なのに、頭がとことん回るな。託宣に頼ったこの世界の人間なんかより、よっぽど先が見えている。


「そう言うことです。おれとしては、情報という商品を売る相手は、できるだけ選びたいんです」


「アッシじゃ、不服だと?」


「”今の”アグニスさんでは不安ですね」


「……」


「あ、あんた」


 アグニスさんが、俺を睨み付けてくる。兄貴兄貴といっていたが、それじゃダメなんだよ。もっと上にいってくれ。


「……1日、考える時間をください。いえ、2日……」


「いいですよ。こちらも一ヶ月ほど時間がありますので」


 よし。この場で返事をされたらまた不安を覚えてしまっていたな。成り行きで決めるようなものだし。もっと落ちついて考えてくれるなら、ありがたい。


「一ヶ月? 客人は、それででていくのか?」


 モーリスさんが気にかけ聞いてくる。宿の主人としてみれば、長期滞在している俺達は助かっているんだろう。


「どうなるかはわかりません。魔王様との謁見がそのあたりになるという話ですから」


「そうか……分かった。邪魔をしてすまなかった。アグニス。話はすんだな。仕事にもどるぞ」


「へ、へい」


「では、ヒサオ様、話をきいていただきありがとうございました」


 ユリナさんが最後にペコリと頭をさげ、3人が部屋をでていく。あれでよかったんだろうか? もう少し、甘い条件でもよかった気がするが……


「おい、黙って聞いていたが、なかなかやるじゃねぇか。今のはいい感じだったぜ」


「そうか? そう言ってもらえると嬉しいけど、もう少しやりようがあった気がしてさ……」


「そりゃあ、あるだろけど、上をいってたらキリねぇだろ」


「そうだな。俺もイルマと同じ意見だ。交渉術を使わなかったあたりも、良かったと思う」


「……あ」


「「忘れていたな」」


 2人に悟られ、顔を背けた俺がその場にいた。

 忘れていてよかったんじゃないかな? 結果的にはさ。


 イイワケデスゴメンナサイ

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