覇壊獣 大山崩
飛び続けて3時間...
かがや「あれ?神社のある山が崩れてる...」
虹龍「ん?」
大山崩「どぅぅぅおぉぉぉん」
虹龍「あれは...叶護の封獣...覇壊獣 大山崩だな」
かがや「叶護って?」
虹龍「山にあった神社の名前だ」
かがや「あれ?あそこって霧山神社じゃないの?」
虹龍「霧山?」
かがや「うん」
虹龍「そうか...時を経て名が変わったか」
かがや「名前って変わるの?」
虹龍「普通は変わらないが...何かあったのだろうか...」
かがや「覇壊獣って言うくらいだから強いの?」
虹龍「我に勝ち目はない...」
かがや「え?」
虹龍「彼奴は術者弐百八十六人でやっと封印した物...」
かがや「そんなに!?」
虹龍「封印の方法は命を神に捧げ自分に神を降ろす方法だった」
かがや「っていうことは...」
虹龍「封印後、術者は全員死んだ」
かがや「...」
虹龍「だから勝ち目はない」
かがや「じゃあどうするのさ」
虹龍「ここは撤退するぞ」
かがや「後ろに!」
かがや達の後ろには
黒い大尖爪を持つ
巨大な黒い鷲がいた...
虹龍「こんな時に!ええい!邪魔だ!!!!!」
虹龍は長い尾を使い
鷲を叩き落とす
黒鷲「ギュオワァン!!!」
黒鷲は落ちていった...
大山崩「どぅおぉうぉうん?」
虹龍「まずい...暴露るか...」
つづく...