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夏生詩集2

天使の降臨

作者: 夏生

大きな雲の隙間から

ささやかな日の光降って

誰かが天使の降臨と

名付けたことを思い出した



何しに降りてきたのだろう

天に召される人を迎えにきたのか

誰かを救いにきたのか


ちょっと遊びに来ただけか

天使は白い衣一枚か

裸ん坊らしいから

さぞ、寒くてビックリして

いるだろう


それとも


寒さに震える人に

金色の毛布をかけて

あげるだろうか


今朝のニュースで知った

幼い女の子が全裸で

ベランダに放置されたと


どんなにか寒かったろう

身も心も震えて凍えて

天使の金色の毛布でも

ぬくもりを得るのは

難しいだろう


気まぐれのぬくもりではなく

いつまでも暖かく絶え間なく

明るく灯らなければ


天は何を見ているのだろう





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