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ハッカ飴
ね、眠い…。
お昼の後の5限目が1番きつい。
しかも大っ嫌いな数学。
やばい。まじで落ちる…
自分だはどうしようもできないくらい頭が揺れた
"コツっ"
後ろから私の肩上を通って机に紙切れが降ってきた。
"しっぽが揺れて気が散る"
紙切れにはそう書いてあった。
ふと後ろを見ると安藤くんと目が合った。
"しっぽとは?"
ノートの端をちぎって彼の机に置いた。
"お前の髪。お前、ねむいだろ?"
くぅ…まあすっごく頭揺れてたもんな私.
"眠いよ。眠すぎる"
"お前の髪、馬のしっぽみたいだよな"
"は?失礼な!毎日ケアしてるんだから!"
ガサゴソ。ガサゴソ。
安藤くんは何かを紙に絡んでまた投げ込んできた。
「飴玉…?」
先生にバレないように口に入れた。
「うっ。からい……」
声を出さないようにケラケラ笑う安藤くん。
くそぉ〜〜。
ハッカ飴の辛さが消えることには授業は終わっていた。




