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エッセイ

人里におりてくるクマ

作者: 太陽

 秋も深まる中紅葉も色づにを増し景色をみるのが私の楽しみだ

じきに雪が降るから山登りへ行こうかと思っていたが、今年はそうもいかない


地域では学校の近くなどあちこちでクマが出た。全国で人身被害が多発している。クマが家の草やぶに身を潜ませかねない

頼りの熊鈴も今となってはなんの役にも立たない 逆に熊をおびき寄せる道具に変わってしまったたと近所の人はいう


近所の庭には大きな柿の木がある 私は早く収穫してくれと思いながらも言えずにいたが熊が出るので私にも危険が及ぶため迷惑行為承知で伝えることにした

近所の人は高齢で足が悪く柿の木の柿を収穫できないのだと私に教えてくれたのだ


私は柿の木の収穫を手伝うことを隣人に伝えると 高齢なばあちゃんは優しく微笑んでくれた


枝を落とし、ひたすら実をもぎ続ける。100個前後入る穴を九ついっぱいにしたところで、この日は力尽きた。柿の木には、まだ恨めしいほど実がなっている。残りは次の週末か。気が重くなる


山の実は凶作だが庭の柿は豊作だ。クマは、餌を求めて人里をさまよう。山に食べ物がないからクマも命懸けなのだと思う


地域ではこうして持ち主が高齢になって収穫ができない柿の木がたくさんある

人口が減り、若者が去り、過疎が進む。そんな地域はどんどん多くなって行くだろう


柿の木を捕食し街の美味しさ知ったクマはどんどんと人里におりてくる クマは冬眠前で蓄えないと死んでしまうので生きるためにやっているのだ

昔はクマと人間は別々に共存していた 

柿の木を収穫できなくなった我々の責任でもあるのだろうか


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